良いこと探しが完全に身に着くテクニック

心地よさを感じさせてくださる方って周りを見渡せば、必ずいらっしゃいますね。

一体、その方の何が心地いいのでしょうか?
その方はどうして、そのようなテクニックを身に着けられたのでしょうか?

なにか特別の修行的なものが必要なのでしょうか?
それとも天性の素質なのでしょうか?

この点については、非常に興味のわくところです。

おかつ婆ちゃんに、ちょっと調べてきていただきました。
今年73歳になられるご婦人がその対象者です。

いつもニコニコとしておられ、怒ったり、悲しんだり、というような表情を見たことがありません。

人間ですので、当然喜怒哀楽の感情があると思うのですが、この方に限っては嬉々楽々で暮らしておられます。

ご主人や息子さん、そして息子さんのお嫁さん、お孫さんからも慕われて、本当にすごいなあと尊敬してしまうのです。

嬉々楽々で暮らせる秘訣をおかつ婆ちゃんは探ってくれましたので、それを報告します。

秘訣は減点法でなく加点法でした。

少しでもその域に達するために、そのご婦人のとられるいろいろな例をご紹介します。

 

 

 

例1

まだ、息子さんが高校生であった昔のことですが、そのご婦人とお友達が家で楽しく談笑していました。

お菓子や飲み物、果物など用意していたのですが、話が弾み、みんな、おなかもいっぱいになって、テーブルの上には、お饅頭が1個残っているだけという状況でした。

そんな時、息子さんが急に戻ってこられました。

予定では、もっと遅い帰宅のはずだったのですが、どういうわけか、早く帰ってこられたのです。

もちろん、息子さんのお菓子類は準備などしていませんから、なにもありません。

こんなとき、食べ盛りのその息子さんにどういう言葉掛けをすればいいでしょうか?

せめて、テーブルも片付けた状態でなにもないか、それともお菓子類がもっとあればよかったのですが、お饅頭1個では、「自分のいない間においしいものを食べている」って息子さんはひがみっぽく感じてしまいますよね。

そのまま普通に云えば「お饅頭1個しか残ってないけど、食べる?」でしょうね。

でも、このご婦人は、息子さんに上とは違う云い方をしました。

そんなに難しくないと思いますが、あなたなら、どういう云い方を息子さんにしますか?

すぐに解答に進まないで、ちょっとお考え下さい。

 

 

 

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