例2の答え

いくつ思いつかれましたか?
時間制限がありますので、ちょっときつかったかもしれませんね。

こんな場合、答えの内容よりも説明項目の数がいくつ思いつけるかが勝負なのです。

几帳面に、構えますと、すぐに壁にぶち当たって、数が稼げないおそれがあります。

では、とりあえず、解答してみます。

  1.これは煙草という名称である。 2.名前は「マイルドセブン」という
  3.20本入りである。        4.白地にブルーの縦線が左側に入っている。
  5.そのブルーに白抜きでMILD SEVENと書かれている。
  6.直方体である。          7.大きさは約8.5cm×5.5cm×2.0cmである
  8.外から見ると、白、紺、ブルー、シルバー、黒の4色使いである。
  9.製造者として、JT日本たばこ産業株式会社と表示している。
  10.煙草は、アルミ紙、その上にマイルドセブン表示の包装紙さらに透明のフィルムで覆われている。
  11.バーコード、さらに問合せ先まで印刷されてある。
  12.すいすぎに注意メッセージが印刷されている。
  13.賞味期限表示がある。    14.タールとニコチンの量の表示もある。
  15.重さは○○グラムである。    16.フィルムで包まれているので臭いは無臭
  17.上部から5mmのところに、封をやぶるための銀色のラインがある。

そろそろネタが切れてきましたね、さあて、どうするか、20項目にあと3項目足りません。大至急頭を回転させねば、、、、、。

  18.煙草は20歳になってからというメッセージ表示はない。

苦しい、あと2項目!  ええい!袋を全部開こう!

  19.中の銀紙は15.5cm×11.6cm、これで20本を包んでいる。

お!煙草がが出てきた、これもネタになるぞ。

  20.煙草の長さ8.5cm


やった、20項目完成!というふうな感じです。あと、煙草のフィルター説明や、煙草そのものに火をつけるなどなど、まだまだいくつもあるかも知れませんね。

日頃煙草を吸われない方には、ちょっと過酷な例であったかもしれませんが、この例題は一つのことに対しどれだけ多くの見方が出来るのかを試してみる例題でした。

いろいろな角度から物事を見られるということは、自分の楽しみもいろいろな角度から検討できるということになります。

ああ、つまらない、それがどうしたと言わないで下さいね。

生活を愉快に演出すると言うことは、創意工夫が必要で、何から何までお膳立てされたことにしか興味がないと、お感じの方も確かにいらっしゃるかもしれませんが、そういったお膳立てしてくれる人がめっきり少なくなっていくということも高齢者になったという証しでもあると思うのです。

せめて、できるところから自分で楽しく持っていかないと毎日がつまらないですね。

20項目も考える根気がないと気を落とされた方のためにもう1問例題を出します。

 

例3

春の日差しに誘われて、散歩に出かけました。
大川端の土手部分にベンチがあり、そこに腰をおろしていると、頬をやわらかく包んでくれる風の感触はとてもたまらなく懐かしい穏やかさを思い出させてくれます。
太陽の恵みと言いうのでしょうか、暖かい日差しは大変心地よく、ついうとうと眠気がこみあげてくるようです。

さて、問題です。
この心地よさを判断しているのは体全体ですが、その判断をつかさどっているのは右脳でしょうか、左脳でしょうか?

もう、簡単ですね。

 

 

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