例1の解答

夢は右脳で見ていることの証明。

例えば富士山の夢を見たとしますね。
この場合もし、夢を左脳で見ていれば、「富士山」という活字が夢の中に出てきます。

右脳で見ているからこそあの雄大な富士山の画像が夢の中に現われるのです。

 

簡単でしたか?

実は、このことは結構重要なんです。

物事を考える場合、活字的な思考方法で考えると、随分時間がかかってしまうという弊害と、平面的な内容しか思いつかないという限界があるのです。

楽しさを自分の中に演出しようとする場合、楽しさの具体的イメージ(映像)から入っていくと、次々にイメージが拡がっていくという利点があるのです。

右脳を活用してイメージを膨らませていき、そして、その後左脳でその膨らんだイメージを言語に置き換える作業をするというわけです。

この作業はいちいち意識して行っているわけでないのですが、まず最初に右脳を使用してその後、左脳を活用すると言う手順を無意識に行っているらしいのです。

あの人と話をしていて面白い、などと感じることありますね。

こういった場合、その方は必ず、右脳活用→左脳使用という手順を踏んでおられます。
だから、こちらもわかりやすいし、理解しやすいということらしいです。
小説の名作、音楽なども、受け手の右脳にどんどん発信してきますので、感動を実感できるというわけです。

生活デザイン能力を開発するには、こういった右脳活用がどうしても必要になります。

さて、なんだか右脳活用と言うことが大事らしいということはわかってきましたね。

では、一体あなたは右脳をどの程度活用されておられるのかここで試してみましょう。
成績が悪くてもちっとも気にすることはありません。
とにかく、今からですから、スタート地点でのあなたの現状を把握しておき、そこから1歩1歩進めばいいだけのことですから。

 

 

例2

ここに煙草の「マイルドセブン」があるとします。
この「マイルドセブン」について、20項目の角度から説明してみてください。
但し、2分以内で。(注意::時間制限がありますよ!

設問の意味がお分かりでしょうか?

こういった設問の場合、どのように解釈すれば良いかといいますと、ついたての向うにいる方に、どのような説明をすれば、ほぼ完全に相手に理解してもらえるかというふうに置き換えられればいいと思います。

20項目以上説明できた方は、とてもとても優秀です。
柔軟な思考プログラムをお持ちです。

15項目以上思いつかれた方、かなりのものです。

10項目以上思いつかれた方、だいたい平均点ですが、もう少し発想の多角化に努められる必要があるかもしれません。

10項目以下の方、きっと面食らわれたのかもしれませんね。
あなたは、おそらく左脳中心の発想法をとられておられると思います。
右脳活用というプログラムをあなたの中に組み込まれれば、もっと面白いことが多くなると考えられます。

すぐに次に進まないで、必ずあなたなりに挑戦してみてくださいね。

 

 

 

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