例1の答え

 

迷うときにはとりあえず実行する。

これが最も無難な方法だそうです。

 

私もこの話を聞いてから、少なくとも今まで迷っていたことが半分ぐらいに減った感じがしています。(特に人付き合いの場合)

なぜなら、実行しなかった場合、後で、やっとけば良かったという後悔があるのですが、実行した結果、その後悔がなくなったからです。

こんなことなど常識だと感じられた方もいらっしゃると思いますが、案外多くの方はこのことで迷っておられるようです。

 

 

 

 

では、次に進みます。

 

例2

Cさんは65歳。

今、賃貸ビル5棟を所有し悠悠の人生を送っておられます。
(推定月収500万円)
この5棟はバブル以前に取得され、そして、バブル期には、全く不動産に手を出されませんでした。

どうして、みんなが不動産だ、不動産だと踊っているときに、じっくりを決め込まれたのか、迷いがなかったのか、不思議なので、そのわけをおたずねしました。

「不動産の値上りを横目で見ながら、よく辛抱されましたね。なにか特別な理由があったのですか?」

「もちろん、お金儲けには興味があるし、あの値上り時に、銀行はどんどんお金を融資しますからといって、さまざまな物件を持ち込んできた。
その中で、時価3億円はすると思われる物件を8000万円という破格な価格で紹介があった。
駅には近いし、そこそこの美観だし、思わず決めようと思ったんだが、どうして格安なのか聞いてみると、最初は満室だったけれど、今ではごくわずかな賃借人がいるだけという。
その理由は、怖い人の愛人が住んでおり、絶えずその怖い人が高級外車で乗りつけマンションの入り口に止めているらしい。
それで住民が怖がってみんな出て行ったらしい。
8000万円というのはそういういわく付だからだという」

「結局、買われたのですかそのマンション1棟を」

「いろいろ計算したけれど、問題はその怖いお兄さんに出て行って欲しいという交渉する勇気もないし、このままでは全くの赤字になる。
あのお兄さんさえ出て行ってくれれば大もうけなんだが、いろいろ迷ったがやはり断ったんだ」

「そういうことで不動産には手を出されなかったのですか?」

「いや、それからすぐに、私が断った物件をある人が購入し、あの、怖いお兄さんも出て行って、今は満室盛況ということを聞いたからなんだ」

「その購入した方は、やはり怖いお兄さんの関連の方なんですか?」

「いや、全くの普通の人なんだ、そしてその鮮やかな方法を聞いて、私はいかに商売感覚がないか、思い知ったんだ。
その後私は一切不動産に手を出さないと心に誓ったんだ。
世間ではその後、バブルがはじけ、私も大損しなくて済んだんだが、これは先を見越したからでなく、偶然不動産に手を出さなかったということだけなんだ」

この例2の場合は迷った末、とりあえず実行しませんでした。
例1と矛盾するようですが、実行しなかったからこそバブルで大損害することはありませんでした。

人間関係に関しては、実行し、ビジネス関係では、様子をみるということのようです。

さて、テーマとはそれますが、さっきの話の中で、怖いお兄さんがどうして出て行ったのか、その新オーナーはどういう手を打ったか、興味ありませんか?

あなたに、商売人感覚があるかどうか、一度考えてみてください。

もう一度詳しく整理しますと、評価額3億円の物件で、満室になれば月々約300万円の家賃収入が見込める物件がたった8000万円で売りに出されました。
単純計算すれば年45%の利回りです。
ところが、怖いお兄さんがいるため、空室ばかりが目立ち、このままでは、大赤字です。
お兄さんが出て行ってくれればいいのですが、なんやかやと嫌がらせされてもこちらが当惑してしまいますよね。

あなたならどうする?

 

 

 

 

 

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