迷うときにはとりあえず実行する。 これが最も無難な方法だそうです。
私もこの話を聞いてから、少なくとも今まで迷っていたことが半分ぐらいに減った感じがしています。(特に人付き合いの場合) なぜなら、実行しなかった場合、後で、やっとけば良かったという後悔があるのですが、実行した結果、その後悔がなくなったからです。 こんなことなど常識だと感じられた方もいらっしゃると思いますが、案外多くの方はこのことで迷っておられるようです。
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では、次に進みます。
例2 Cさんは65歳。 今、賃貸ビル5棟を所有し悠悠の人生を送っておられます。 どうして、みんなが不動産だ、不動産だと踊っているときに、じっくりを決め込まれたのか、迷いがなかったのか、不思議なので、そのわけをおたずねしました。 「不動産の値上りを横目で見ながら、よく辛抱されましたね。なにか特別な理由があったのですか?」 「もちろん、お金儲けには興味があるし、あの値上り時に、銀行はどんどんお金を融資しますからといって、さまざまな物件を持ち込んできた。 「結局、買われたのですかそのマンション1棟を」 「いろいろ計算したけれど、問題はその怖いお兄さんに出て行って欲しいという交渉する勇気もないし、このままでは全くの赤字になる。 「そういうことで不動産には手を出されなかったのですか?」 「いや、それからすぐに、私が断った物件をある人が購入し、あの、怖いお兄さんも出て行って、今は満室盛況ということを聞いたからなんだ」 「その購入した方は、やはり怖いお兄さんの関連の方なんですか?」 「いや、全くの普通の人なんだ、そしてその鮮やかな方法を聞いて、私はいかに商売感覚がないか、思い知ったんだ。 この例2の場合は迷った末、とりあえず実行しませんでした。 人間関係に関しては、実行し、ビジネス関係では、様子をみるということのようです。 さて、テーマとはそれますが、さっきの話の中で、怖いお兄さんがどうして出て行ったのか、その新オーナーはどういう手を打ったか、興味ありませんか? あなたに、商売人感覚があるかどうか、一度考えてみてください。 もう一度詳しく整理しますと、評価額3億円の物件で、満室になれば月々約300万円の家賃収入が見込める物件がたった8000万円で売りに出されました。 あなたならどうする? |
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