その新オーナーは、この物件は売り急いでいるな、と判断しました。 立地もいいのに1/3以下の価格で売り出されているからです。 そして、自分のところにその話が回ってきたということは、すでに多くの人が断ったに違いないとも判断しました。 ということは、まだ、この物件は値切ることが出来るという読みをしました。 次に、例の怖いお兄さんをどうするかです。 だいたいの筋書きを考え、その新オーナーは、7500万円なら買うと値切り交渉し、その線で契約はまとまりました。 次にその新オーナーは、値切った500万円にあと500万円を足して1000万にして、その怖いお兄さんに引越し代500万円、引っ越し祝い金500万円として持っていきました。 1000万円は魅力です。・・・・怖いお兄さんにとっても めでたく気持ちよくそのお兄さんはそのマンションを出て行ってくれました。 というストーリーです。 先の5棟のオーナーが、自分には商売感覚がないからと感じた理由は、こういう方法をとる発想すら浮かばなかったということで、これ以上商売がらみのことは、終了しようと決められたのです。 いかがでしたか? あなたの商売感覚は、、、。
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さて、例3に進みましょう。 人にモノを頼むと、それが借りとなり、それが苦痛だという人、多いですね。 利害関係のない場合は、頼みやすいのですが、そこに利害がからむとややこしくなりますね。 D君は、ある広告代理店に営業として勤務していました。 営業ですから当然売上を要求されます。 だんだん自分の立場が危うくなってきているのを実感してきました。 実は、D君の義理の兄さんが某県でアイスクリーム会社に最近、社長として本社から派遣されたのです。 その半分でも扱いを獲得できれば、D君にとってとりあえず社内的には息を吹き返すことが出来ます。 ここでD君は迷いました。 一方的にこちらの都合だということも気になる。 今、D君は大いに迷っています。 例2がヒントです。 すぐにアドバイスできる人はあまり迷わずに人生を送ってこられているはずです。 例によってこの問題には解答ページを用意しておりません。 どうしても解答を知りたい方はあなたなりのご意見を記してメールください。 |
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