第10回ウッズ下市ごきげんモトクロス レースレポート

2007.7.16

今大会は節目となる10回目ということで、事前の準備、トライアルSHOWの「ROOTSエンターテイメント」さんやエナジードリンク「Red Bull」さんとの打ち合わせも入念に行い、万全の体勢で当日を迎えるだけ!のハズが・・・何と台風4号マンニィ君が近畿直撃の絶妙なライン取り!!これまでも雨に見舞われたことは何度かあったけど、コレはヤバイッ!?   悩んだ末1日順延と決め、TEL、メールで急きょ連絡をさせてもらってみなさんにはご迷惑をかけましたが何とか翌日16日に「ごきモト10記念大会」が開催できました。
 コースは台風の影響が心配されましたが、早朝からの重機による整備でほぼベストコンディションと言える状態まで回復できました。

受付・車検の時間にエントラントの方から素晴しい「看板」のプレゼントを頂きました。 ↑の写真の左側がそれで、「日本一の草レース 祝第10回ごきモト」 スクーターチーム「SMART」さんが前夜2時までかかって書いてくれたそうで、何より嬉しいプレゼントでした。 Thanks!!
ではでは、気持ちよくレーススタートです! 

Kids50B Moto1
フレッシュなKidsライダーが一生懸命走るKids50B、1Lap目トップ#19岡本選手、2番手#15西林選手、3番手に#2松浦選手。しかし、トップ#19岡本はどこかで転んだか順位を落とす。代わってトップは#15西林選手、後の松浦選手と4秒差をつけてこのヒートトップ。2位に#2松浦選手、3位に7番手から着実に追い上げた#24林選手が入った。#19岡本選手は4Lap目に再びトップに立ったがまたしても大きなミスで6位でチェッカー。#15西林選手はAメインに昇格〜。

Kids50A moto1
小さいながらも手に汗にぎるレース展開のKids50A!1Lap目にのトップはデフェンディングチャンピオン#75久保選手。直後に#1大倉選手、#7藤井選手、#14浅井選手。レースが動いたのは3Lap目、トップの#75久保選手が30秒をロス、#1大倉選手が難なくトップに立つ。ただ一人、1;57秒台のタイムで後続を寄せつけずトップゴール。2位#14浅井選手、3位に6番手から着実に順位を上げた#8三輪選手が入った。#75久保選手は届かず4位。

ジュニアB Moto1
本格的なモトクロッサーを操るジュニアB、1Lap目スタートが決まった#23酒井選手がトップ。2番手#19田中選手、3番手#53前田選手。トップ#23酒井選手はペースが速い独走体制でトップゴール。2位#19田中選手、3位は6番手からじわじわ順位を上げてきた#18小林選手が#53前田選手をかわしてゴール。#23酒井選手はAメインへ昇格〜。

ジュニアA Moto1
大人顔負けのテクニックのジュニアA、#44手操選手が飛び出し後続との差を広げる展開。2番手#32福嶋選手、3番手#61大倉選手。大倉選手は4Lap目に2番手にあがるも自滅・・・。2位のチェッカーは#32福嶋選手。最終ラップに1台抜いた#629西田選手が3位でチェッカーを受けた。

オープンC Moto1
ごきモトらしさが一番ある? 今回も、スクーター、ミニモト、中モト、フルサイズモトクロッサーと、一見ハチャメチャなメンバー、どんなバイクでも楽しめるCメイン。まずトップは#03伊藤選手。#25吉川選手、#33小野選手、#724西林選手、#17花井選手のオーダー。順位の入替わり激しく、5Lap目に#33小野選手がトップに立つ。#03伊藤選手は3番手にダウン。#33小野選手は以降ペースアップして逃切り1位。2位に3秒差で#25吉川選手、3位#03伊藤選手が入った。#33小野選手と#25吉川選手はBメインに昇格〜。
オープンB Moto1
密度の高いバトルが楽しいBメイン。トップで帰ってきたのは#31山本選手。以下#88角田選手。#16原選手、#326植木選手、#44小野選手。抜きつ抜かれつの好バトル!#16原選手が2番手に、3番手オートランド生駒の看板を背負って走る#326植木選手。上位2台は最後もつれるようにゴール。#31山本選手が0.8秒差で1位。2位#16原選手、3位#88角田選手が意地で入賞〜。#31山本選手と#16原選手はAメイン昇格です。
オープンA Moto1
ごきモトで一番速いクラスですがフェアなバトルもまた見物!オープニングは#4手操選手、2番手#117寺岡選手、#51本田選手、#103前田選手、#2金谷選手と続く。4Lap目に#117寺岡選手がトップに立つと2秒差で逃げ切りトップチェッカー。2位#4手操選手、3位に#103前田選手が入った。予選トップタイムの#55今垣内選手は3周目に1分タイムロスし11位でレースを終えた。
ROOTSトライアルSHOW第1幕
今回の見どころであるROOTSエンターテイメントのトライアルSHOW。昼休み後,、まずは肩慣らしということでしたが、イキナリ1mはあるケーブルコアに飛び乗るわ、360°ターンを軽くきめるわ、エアターン、ジャックナイフ、ウィリーとやってくれました。みんなの拍手が鳴り止まない感じ!
右写真のMCのチャクラメンソールさんもキッチリ魅せてくれました。   ほんまスゴイわ〜第2幕が楽しみ〜♪

はじめてMX
毎回ドラマのような展開で会場を沸かすはじめてMX。今回はKidsのオヤジライダースも参戦でどうなることやら・・・。
さあスタート!1Lap目トップで帰ってきたのは#1坂本選手。以下、#3藤井選手、#2三木選手、#4高橋選手。#4高橋選手はコースのどこかで落ちた? 2Lap目のフィニッシュジャンプで#3藤井選手がジャンプ横から転落!! かなりびっくりしましたがケガもなくレースに復帰していきました。#1坂本選手はそんな混乱を尻目に独走で1位ゲット。2位はオヤジバトルを制した#4高橋選手。#2三木選手が3位。#3藤井選手が4位で全員完走できました。  

Kids50B Moto2
#19岡本選手がトップを快走!Moto1のミスを吹き飛ばす走りで気迫が違う。2番手には#24林選手。この二人は1Lap目からチェッカーまでず〜〜っとバトルしてました。良いレースしてたよ!3番手は#3坂本選手と#2松浦選手のバトル。3Lap目に#2松浦選手が競り勝つとそのまま3位チェッカー。みんなMoto1より上手に走れてたぞ!

Kids50A Moto2
再び#75久保選手がトップでレーススタート。ぴったりマークする#1大倉選手。以下、#8三輪選手、#43手操選手。4Lap 目#1大倉選手がスキを見逃さずスルッとトップに立つ。#75久保選手もあきらめずについていく。3番手争いは#8三輪選手がミスで脱落。#7藤井選手が3番手にポジションアップ。そしてタイムアップ!1位#1大倉選手、2位#75久保選手、3位#7藤井選手で終了〜。
ジュニアB Moto2
#19田中選手がトップに立つ。2番手#53前田選手。以下、#18小林選手、#888角田選手、それぞれ間隔が開いていたので順位の変動は少なかったが、Moto1 よりもずっと安定した走りを披露。#19田中選手が1位でチェッカー、2位#53前田選手、3位#18小林選手でした。

ジュニアA Moto2
Moto2も#44手操選手がトップ走行。以下、#61大倉選手、#32福嶋選手、#629西田選手。このヒート#61大倉選手は65ccのマシンでトップ#44手操選手の85ccに追いつこうとアグレッシブな走りを見せる。レースはスピードで上回る#44手操選手がトップ。2位#61大倉選手、3位#32福嶋選手でチェッカー。

今回のサイコロスタートは?
オープンC Moto2
さあ恒例のサイコロスタートは「ビリーズ・ブート・ルマン」巷で話題のスタート方式!みんな思い思いのエクササイズを披露。会場を笑い転げさせてレーススタート。

#03伊藤選手がトップ、#17花井選手が追う。3番手#34中和選手はトレールマシンTS125、4番手#56飯岡選手はモンキーZ50!!ビリースタートでもひときわ激しいエクササイズで最後まで目立ってたうえに4位はスゴイ!!スクーターなみなさんも大活躍してましたよ♪そしてなんとKids50とWエントリーの#75久保まな選手が5位と健闘しました!

オープンB Moto2
「レッドブル・マン」レッドブルのまねで10mのルマン式!今回はレッドブルガールが二人で審査してくれましたよ〜。#25吉川選手がレッドブルガールのハートを射止めてみごと「レッドブル賞」。レースの方は#88角田選手、#7武山選手、#5楮畑選手、#199前田選手、#64池田選手のオーダー。トップ#88角田選手と2番手#7武山選手は3〜4秒差で、その差詰まらず。3番手#5楮畑選手は順位を落とし、#50古畑選手がポジションアップしてその順位でチェッカー。

オープンA Moto2
「レッドブル タイフーン ル・マン」台風のようにくるくる回りながら10mルマンでスタート、チェッカー後はレッドブルをわしづかみにして計測ラインまで自分の足でダッシュ!!Aメイン用のスペシャルです♪
オープニングは#103前田選手、#4手操選手、#31山本選手、#55今垣内選手、#117寺岡選手のオーダー。トップ集団はかなり熱いバトル。勝った者が総合トップということで白熱!終盤#103前田選手に大接近してきた#55今垣内選手があと一秒まで迫ったが・・・残念届かず。 3位には#117寺岡選手が入りレース終了〜。最後のダッシュがしんどいらしいです^^レース終了と同時に雨が降ってきたよ〜〜。。
ROOTSトライアルSHOW
いよいよ本番を迎えるROOTSトライアルSHOW。しかしあんなに良かった天気が無情の雨・・・。あの高さ3m以上ある鉄製のセクションにこのコンディションで挑んでいけるのか?見守る全員がそう思っていたハズ。しかし、MCのチャクラメンソールがSHOWの開始を告げると、トライアルスーパー国際A級「田中太一」とバイクトライアルセニアクラスワールドチャンピオン「宮岡啓太」は、そんな悪条件などまったく感じさせないスーパーテクニックを披露!!『これが世界レベルの技だ!』と惜しげもなく魅せていただきました。写真では伝わらないかもしれませんが、彼らはまぎれもなく本物です。 ブラボー!!

ぜひこちらもご覧ください→「ごきモト10」動画集

表彰式
10回目にして初めてトロフィーを用意いたしました。
ゲットされた皆さんは大切に飾ってもらえるとうれしいです。
10回すべてに参加してくれている2名の方に「感謝状」記念プレートを贈りました。10回分ずっしりと重い記念プレートです。次回は20回記念プレートを目指しましょう。(笑)
〜レースを終えて〜
「なぜ台風・・・」と思いましたが、順延を決めた後、各掲示板や電話連絡網でまわしてくださったみなさん本当にありがとう。あれがなかったらこれだけスムーズに順延できなかったと思います。関係各社、スタッフの皆さんも各自スケジュールを曲げて参加してくださってありがとう。台風が来なかったら感じられなかったこといっぱい感じることができました。今回ほど記憶に残るレースはないと思います。今後も『ごきモト』をよろしくお願いいたします。
Special Thanks
ROOTSエンターテイメントのみなさんと高さ3m以上のトライアルセクションセット
ついにお披露目! RedBullゲート カッコイイ!! 現役高校生レースクイーンのミナちゃんお疲れ様!

そのほかスタッフのみなさん、救護ボランティア「JOMS」さん、MCの「MOTO HOT 209」さん、ごきげんクラブのみなさん。  10回記念にふさわしい、内容の濃いレース&イベントができました。 1回目の時から比べたらスゴイ進歩したなぁ〜と思います。 みんなのお陰です、本当にありがとうございます。 

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