パンドロス通り&エオル通り

 

パンドロス通りで、ミコノス島で買いたくて買えなかったものを二つ見つけました。一つ目はミコノス島のとあるお家の軒先で風に吹かれて羽ばたいているように見えた、カモメやペリカンです。ミコノス島は風がとっても強かったので、初めてそれを見た時は本物かと思うくらいよく羽ばたいていました。それが欲しくて、ミコノスタウンの中を見て回ったのですが、見つからなかったのに、こんな所で売っているなんて・・・。

2つめは、私用の手編みのカーディガンです。ミコノス島でおばさんが手編みしているのを見て、あちこちのお店で売っているのを見て、欲しかったのですが、少し値段が・・・とためらってやめたのです。ここで、また見つけたので、つい手にとって見ていると、お店の人が声を掛けてきて、「まけとくから・・・。」と言われ・・・、買うことにしました。付いていた値札の値段は、ミコノスのお店より高かったのですが、私の方から値切ったわけではないのに、はるかに安くしてくれました。

エオル通りに戻ると、店先でベルトを売っていました。ギリシアのお土産のお勧めに革製品が有ったので、ちょっと手に取ってみました。パルテノン神殿や衛兵の絵が浮き彫りになった皮のベルトが700ドラクマスです。サイズもちょうど良いので買うことにしました。ここのお店でも、安くしてくれるかもしれないと思い、聞いてみると、「パンドロス通りの店は2〜3倍の値段の値札を付けておいて、そこから、ディスカウントしてるように見せて売ったいるけど、ここは最初から安い値段を付けて売ってるからこれ以上安くならない。」と言われました。納得!

ということは、パンドロス通りで買い物をする時は、駄目もとで値切ってみることです。

この後、エオル通りをオモニアまで歩きました。ここも、15日・16日に何度も歩いたのです。その時は店は全部閉まっていて、人通りも無く、裏通りなので少し恐い感じでした。でも今日はお店は開いているし、たくさんの人が歩いていたり、木陰で休んでいたりして、旅行者よりも地元の人がたくさんいて、とってもいい感じです。

雑貨屋、八百屋、肉屋、洋服屋・・・普段の生活に必要なものは何でも手に入ります。バスのチケットも道端で広げて売っています。

日本では平日よりも日曜祝日の方が商店街などは賑やかですが、ここは反対です。平日に歩いてみないと街の様子は分からないものだと思いました。

 

 

つづき


ギリシア旅日記