ミコノスタウン

 

12時過ぎの船でデロス島を発ち、ミコノスタウンに戻ってきました。昼食にピタを食べ腹ごしらえすると、ミコノスタウンの中をぶらぶらすることにしました。道は迷路状なので地図はあてにせず、ただ迷子になったように歩き回ることにしました。ミコノス島の建物は規則でもあるのか、建物は皆真っ白に塗られ、窓枠やドアは青色に塗られています。青といっても紫がかった色から濃い青、水色まで様々ですが・・・。

道路は黒っぽい石畳で目地を白で塗っています。おかしいのは、石畳でない道路も模様を描いて目地を白く塗って石畳っぽく見せているのですが、手を抜いている所では、石畳には全然見えない模様なのに白く縁取りしてあったりします。

カトミリの風車は今は使ってないようですが、その近くは風がとても強く、このくらい風が強ければ風車も良く回るだろうと納得いくものでした。

 

カトミリの風車

 

アノミリの風車へも行ってみました。これは丘の上にあるので坂道を登り、階段を登り、私にはかなりきつかったのですが、こちらには係りの人が居て、風車が回っていました。私は風車を始めて見たのですが、ここの風車の羽根の部分は、数本の丸太を組んで軸を作りそれに布を張ってあり、思っていたのと全然違ったので驚きでした。

アノミリの風車の辺りは高台なのでミコノスタウン全体が見渡せます。ちょっと腰を降ろして、風に吹かれながら見る、白い建物、港も青い海もとても綺麗でした。

 

 

 

 

 

ミコノスタウンの中をぐるぐる歩きまわり、お土産も買い、ミコノスタウンの観光は満足したので、明日はアテネに帰ることにして、旅行会社でアテネのピレウス港行きのチケットを買いました。

 

ミコノスタウンで人気者?のペリカンのペドロ

暑かったのでちょっと木陰で一休み中

思ったよりでかいので驚き

 

夕食は昨日と違うレストランへ行こうと言って、ぶらぶら探して入りました。通されたのはまたしても一番外側です。注文をして待っているとき、1組の日本人の家族連れが入ってきました。この家族、ベビーカーを押していて1〜2歳ぐらいの子連れなのですが、昨日私達が夕食を食べたレストランにも居たんです。まったくの偶然なので、声を掛けようかと思ったくらいです。日本人好みのレストランというのは何か共通点があるのかもしれません。

この後、雑貨屋で洗濯ロープを買いました。今回私達は洗濯物を干すようにハンガーと洗濯挟みを各々が持ってきていましたが、アパートのバルコニーにロープを張れば厚手のものも一晩で乾くだろうと思ったからです。この日は、ポロシャツやズボンも洗って干しました。

 

 

 

 

 

アギオス・ヤニス・ビーチのアパートの夜

 

昨日の夜、私が最後にシャワーをしたのですが、途中でお湯が出なくなりました。海外旅行でホテルのシャワーのお湯が出なくなる話や、島では水が出なくなるということも聞いてはいたけれど、お湯が出なくなったのは、今回が始めてでした。幸い水は出たので、泡だらけのまま途方に暮れると言うことにならずに済みました。

それで今日は子ども達にも「お湯は大事に使わなくてはいけない。」と言い聞かせたので、私もお湯でシャワーが出来ました。

クーラーも扇風機もないので心配したけれど、窓を開けていると涼しい風が入ります。蚊も飛んでくるので、また持ってきた蚊取り線香が役に立ちました。夜になると冷えてきて窓を閉めて寝ても涼しいくらいです。掛ける用は薄いシーツ状のものしかないので、私には寒すぎて、そこら辺にあるものを掛けて寝ました。

 

 

つづき


ギリシア旅日記