8月18日

 

本日の行程

・ ピレウス港からフェリーでミコノス島へ

・ ミコノス島泊

 

 

 

 

 

エーゲ海クルーズ

 

8時15分出港予定のフェリーのチケットを昨日買っておいたので、7時前にホテルをチェックアウトして港へ行きました。昨日の旅行代理店のすぐ前の埠頭から、そのフェリーは出港すると聞いたので、行ってみました。

大きな船が、自動車が乗り込めるように大きな口をあけて停泊しています。私達の乗るフェリーの名前はEX.AFRODITIとチケットに書かれていますが、その埠頭に停泊している船にはと書いてあります。それで、もしかしたら、と思い調べてみると、EX.AFRODITIのギリシア語表示がでした。

乗る前に、食べ物を調達することにしました。昨日の夕食を食べたレストランでサンドイッチ(ホットドックみたいな感じのパンの中に好みのものを挟んでもらうとオーブンで温めてくれる)を作ってもらい、近くのキオスクで水や缶入りの飲み物も買いました。

車が乗り込む場所から、歩いて乗り込みます。乗ってすぐの右手に、係の人がいたのでチケットを見せると、手で端の方を破って切れ目を入れて返してくれ、階段を登るようにと指差してくれました。

この船はとても大きくて、建物で言うと4、5階建てみたいな感じです。私達が買ったチケットは一番安い席の分だったはずなので、何処に坐ったら良いのか、係の人らしき人を見ては聞くのですが、自由席なので何処に坐っても良いという感じでした。それでラウンジという感じの部屋で4〜5人掛け用のソファーが並んでいる所に坐りました。

初めは空席も多かったのですが、だんだん乗船客が乗り込んできて、ソファーはほとんど埋まってしまいました。

さあ、ミコノス島へ向けて出港、6時間ほどのエーゲ海クルーズの始まりです。映画タイタニックの出港のような華やかさはありませんでしたが・・・。

ピレウス港に別れを告げると、先ずは花より団子、サンドイッチを少し食べ腹ごしらえです。娘と私は良い止めの薬を飲んだので、お腹が膨れると、薬と昨日までの疲れと適度な揺れとで、うとうとと眠ってしまいました。

 

 

 

 

 

その後、一番上の甲板に出てみました。360度の水平線が見えるのは爽快でした。海の色は深い青色で空も良く晴れた綺麗な青色でした。風が強く吹き飛ばされそうでしたが、風で雲も全部吹き飛ばされたのか、雲ひとつない青空が広がっています。でも、不思議なことに潮の香りはしません。

途中、シロス島とテイノス島に寄港しました。家並みや島の表情は島ごとに全く違った感じです。

子ども達は、エーゲ海といっても特に興味を示さず、船の中の探検の方がおもしろいようでした。色々な店があり、洋服を売っていたり、CDを売っていたり・・・あちこち覗いていました。

カフェがあって、カウンターで食べ物や飲み物を買って、そばに丸いテーブルと椅子があるので、そこで食べられるようになっています。でも、乗船客が多くなるにつれ、そこを自分の席として確保している人でいっぱいになりました。

甲板の方も、海を見たり日にあたったりするために来ている人ばかりでなく、硬いベンチを自分の席として横たわっていたり坐っていたりしてる人もいました。

大きな船だったので、あまり揺れることもなく快適な船旅は、6時間があまり長くは感じられませんでした。予定より少し遅れたけれども、無事ミコノス島に着きました。

 

 

つづき

 


ギリシア旅日記