ギリシア旅日記

 

1998年 夏、家族でギリシアに行ってきました。夏のギリシアは観光シーズン真っ盛り、両手を広げて歓迎してくれたようで、最高でした。

夏のギリシアといえば、エーゲ海を見ながらのんびり過ごすというのが、リッチな過ごし方かもしれませんが、私の目的は世界遺産の遺跡巡り。家族4人バックパック背負って、歩き回って、安宿に泊まる倹約旅行のお話しです。

 

 

 

 

8月13日(木) 出国

 

・ シンガポール航空 SQ 985便にて、シンガポールのチャンギ空港へ

・ チャンギ空港で待ち時間 5時間30分

・ SQ 348便にて、シンガポールから、ギリシアのエリニコン国際空港へ

 

 

 

 

 

この日に出発することになった理由は、格安航空券の値段が8月13日からは 8月12日までより、ぐっと安くなるから。もちろん、夏休み中でも もう少し遅い方がもっと安くなるけど、8月26日には、どうしても出勤しなくてはならないという夫の都合もあって、13日出発ということになったんです。

でも後で気がついたら、これが結構ややこしい日でした。というのは、13日に出発すると、アテネに着くのが14日、金曜日。翌15日は聖母被昇天祭という祝日、その次の日は日曜日。日本だったら問題ないのですが、ギリシアは、祝日も日曜日も人々は安息日、銀行はもちろんデパートもレストランも閉まってしまうらしい。

とは言っても、アテネのレストランは幾つかはあいているらしいが・・・地方の方へ行くと、食べるのに困るかも・・・。短い旅行期間に行きたい所がたくさんあるので、アテネにはそんなに長く居たくはないし・・・。

アテネには早朝着くので、宿の予約もしないまま、日程もはっきり決まらないままの出発となりました。

 

 

 

 

 

今回初めてシンガポール航空を利用しましたが、ここが人気がある理由がよく分かりました。

フライト時間がシンガポールまで6時間半。そこで乗り換え、そこからアテネまでのフライト時間が11時間45分と、とっても長い。おまけに、シンガポールでの待ち時間が5時間半もあるなんて、とても時間を持て余して退屈するだろうなあと思っていました。

ところが、退屈なんて全然しなかったのです。と言うのは、エコノミークラスにも各座席の前に液晶テレビがあって、ビデオ映画を見たり、TVゲームをしたり出来たからです。長編映画だけでも10種類以上、他に短編のアニメなどもあり、TVゲームはおなじみのスーパーマリオはじめカービーからカーレース、サッカー、テニス、ゴルフとこれも10種類ほどあって、子どもも大人も楽しめました。

私は、往復のフライトの間に、映画を全部で4本ほど見ました。日本ではまだ上映が始まってなかった、「デイープ・インパクト」と 「シテイー・オブ・エンジェル」も、その時見ました。

また、シンガポールでは待ち時間が4時間以上ある人達のために、無料バスによる市内観光も用意されていました。

私達は、着いたのが夕方だったのと小雨模様だったので、市内観光には行かず、チャンギ空港の中で過ごしました。色々なお店がたくさんあるので見て回った後は、キッズTVの前でずっとテレビを見て過ごしました。その傍にはパソコンを無料でインターネットに繋げる端子などのあるテーブルもありました。

 

 

つづき

 


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