9月だ!新学期、小学校に入学の手続きを

 

9月2日朝、目覚し時計の音に、起こされました。いつもは、目覚まし時計がなる前に、目を覚ますのに、やはり昨日のドライブで、かなり精神的に疲れていたようです。

慌てておき出して、子ども達を急かしながら、用意をします。

今日は、アパート、子ども達が通う小学校、銀行などに、行く予定です。友人のリチャード氏が、大きな車で来てくれました。これに私達全員乗せて、連れて行ってくれると言うのです。

アパートに挨拶にいきました。手付金は、前もって払っておいたのですが、正式な書類にサインをして、契約成立です。私達が、入居することになっている所は、前に住んでいたひとは、もう、引っ越して出て行ったけれど、いろいろチェックをして、必要ならば、掃除をしたり、ペンキを塗ったりしてから、入れるようにするそうで、11日に鍵を渡してくれることになりました。

それから、アパートの近くの小学校、エリザベス・フォン・デ・エレメンタリースクールに、入学の手続きに行きました。

「アメリカの小学校には、校区などないので、好きな小学校に通える。」と、日本で買ったガイドブックには書いてありました。それで、タラハッシーにいる時、ESLのクラスがある小学校ということで、かなり遠くの小学校に通っていました。教育委員会の人の、面接試験も受けて、正式に入学を許可されて、通っていたのにもかかわらず、7月末に、手紙がとどきました。それには、「今通っている学校は、校区外になるので、9月の新学期からは近くの校区の小学校に通うように…云々。」と、書いてありました。夫が、知人に尋ねると、タラハッシーも、モービルも、小学校には、それぞれ校区が決まっているということです。それで、家を買ったりするときも、子どもがいれば、学校のことも考えて、場所を選ぶんだそうです。校区がないというのは、私立の学校のことかもしれません。

そういう訳で、今回、モービルに引っ越すにあたって、ESLクラスのある小学校の校区にあるアパートを、探してもらったのです。

小学校に着くと、先ず事務室に行きました。昨日から、新学年がスタートしたせいか、ごったがえしています。タラハッシーの、パインビュー・エレメンタリースクールから、持ってきた書類を渡します。それには、どんな教科書を使っていたかとか、成績などが、書かれていて、えりはるなは、「英語はまだ上手ではないが、成績は問題がないので、それぞれ、2年生と4年生に進級するのが望ましい。」とあります。でも、私は、ふたりは、アメリカだと早生まれになるのですが、日本だとまだ1年生と3年生に当たるし、英語もまだまだなので、1年生と3年生のクラスに入るほうが良いと、思っています。それで、そういう事を、夫から説明してもらうと、係りの人は、あっさり、「それでいいですよ。」と、言ってくれました。あとになって、分かったのですが、難民とか、外国から来て、英語がまだ上手でない子など、2歳ぐらい年上の子も同じ学年で勉強していたので、えりはるなが、特別と言う訳ではなかったのです。

手続きが終わると、「いつから、来ますか?」と、聞かれました。一瞬、「えっ、」と、言いそうになりました。「手続きをすると、翌日からすぐ、通い始めるものだ。」と、思い込んでいたからです。でも、そう言ってくれたことは、わたしたちにとって、大変都合が良いことです。11日まで、アパートに入居できないので、それまで、泊まることになった、オーク・ツリー・ロッジは、学校からとても遠いのです。夫と私は、迷わず、「アパートに引っ越してからにしよう。」といいました。11日は金曜日なので、週明けの14日(月曜日)から、通わせることにしました。

小学校をあとにして、次は健康診断と予防接種を受けるために、保健所に行きました。新学期ということで、市内各地から来るのかしら、子ども連れであふれています。まず、駐車場に車を停めるのに渋滞で、中に入ると、特設の場所でやっているらしく、矢印に沿ってドアを何度もくぐって、やっと、行き着きます。番号をもらい、待つこと待つこと、待つだけで、疲れてしまいます。

タラハッシーでも、健康診断と、予防接種を受けました。その時は、4月で、季節はずれのため、クリニックに予約をして行きました。日本とは、予防接種の法律が違うため、タラハッシーでは、えりはるなも、ポリオの生ワクチンを飲まされ、MMRの注射もされました。そして、予防接種手帳を、作ってくれました。それには、日本で接種した予防接種もいっしょに記録されています。今回、この予防接種手帳が役にたちました。フロリダ州と、アラバマ州でも、法律が違うのか、はるなだけは、また、注射をしてもらうことになりました。百日ぜき、ジフテリア、破傷風の3種混合の5回目です。

 

 

次のページへ


ディープサウス・オブ・USA