ESLクラス

 

パインビュー小学校には、ESL(英語を母国語としない子のためのクラス)があって、ESLの先生はふたりいました。

初めてこの小学校に行った時、えりはるなが面接を受けた後、ESLの低学年の教室に校長先生に連れられて行きました。

教室は、新築工事中とかで、プレハブの校舎です。中に入ると、子ども達は、丸いテーブルに数人ずつで囲んで何か作業をしています。なんとなく幼稚園のような雰囲気で楽しそうです。校長先生が "Good morning."というと "Good morning." , "How are you?"と聞くと "I'm fine thank you."と声を揃えて答えるので、中学生の頃の英語の授業の初めを思い出して、「アメリカでもこんな風にするんだぁ。」と、ちょっと不思議な気分でした。

今は日本人の児童はひとりもいません。日本語が全く分からない先生に、英語が全く分からない瑛梨と遥菜が付いて行けるか少し不安でしたが、ESLの先生は、以前、日本人の子を教えた事があるそうで、「大丈夫です。」と、自信たっぷりに答えてくれました。

 

 

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アメリカで暮らして