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チップ
日本ではチップの習慣がないので、外国に行くとチップに悩まされます。とは言っても、アメリカで暮らしていても日常生活では、あまりチップを払うことはありません。普段は外食しても、ファーストフード店ではいらないので、チップを払う事になるのは、ちょっとしたレストランで食事をする時や、アメリカ国内を旅行をしたときぐらいです。
それでも、1年間もアメリカに滞在していると チップを払う機会にも恵まれ、段々チップを渡す事に慣れてきます。慣れてくると、大体の相場というものが分かってきます。そして、金額の事を悩まなくなると、チップを渡すというのは結構いい気分です。ほんとに感謝している気持ちを表わしたい時、ありがとうの言葉と一緒にコインを渡すと、それがわずかな金額にもかかわらず、とっても喜んでくれるのです。
チップに関するエピソードをいくつか紹介します。先ずは初めのころの失敗談から、
初めてアメリカへ行った時、夫の仕事の関係でヒルトンホテルを3泊予約してあったのですが、オーバーブッキングで初日は別のホテルにまわされました。それで翌日、夫は朝から仕事なので、朝食後すぐにみんなでヒルトンホテルへ行きました。でも、すぐにはチェックイン出来ません。家族4人分のスーツケースなどの大きな荷物5個をチェックインの時間までの間、預かってもらうことになりました。私は取りあえずポーターにチップを2ドル渡そうとしたら、「荷物一個に付き1ドルです。」と言われました。あわてて5ドルを出しましたが、とっても恥ずかしい思いをしました。
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