度量衡

 

日本ではメートル法ですが、アメリカではヤード・ポンド法が使われています。気温は華氏で、体重はポンド、身長はフィート・インチ…。

でも、メートル法に変えようとしているらしくて、小学校では、両方のことを習います。そういうわけで、メートル法とヤード・ポンド法の両方の目盛りが付いた物を色々売っているので、とても便利でした。早速、温度計とメジャー(巻尺)を買いました。華氏OO度といわれた時、いちいち計算しなくても摂氏何度かすぐ分かります。身長も、メジャーを見ればすぐ何フィート何インチかわかります。

突然ですが、アメリカの卵は1パック12個入りです。まだ、12進法が健在のせいか、小学校では掛け算が9の段で終わらず12の段まであり、娘は苦労しました。といっても、娘は日本で掛け算九九を習っていて九九を唱えるので、9の段までは、楽勝です。アメリカにはそういうのが無く、順番に足して行くのか…? 中国から来た子も九九を中国語で唱えていたそうです。

スーパーでお肉などを買う時、日本では、100グラムあたりの値段を書いてありますが、アメリカでは、1ポンド(だいたい450グラムぐらい)あたりの値段です。牛肉1ポンドの値段が日本での牛肉100グラムの値段と同じくらいでした。

スモークサーモンやエビは欲しい分量を言って、その場で計ってもらうのですが、初めて買おうとした時「ワン、ポンド。」と言っても、全然通じず困ってしまいました。ポンドではなくて、パウンドと言うと、やっと通じました。

良く行っていたスーパーには、体重計が置いてあったので、子ども達と行く度に量りました。キログラムではなくて、ポンドです。アメリカにいる間は、すっかりヤード・ポンド法に浸っていました。

 

 

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アメリカで暮らして