出発前に

 

旅行保険

1年間の滞米予定でした。旅行保険で一年間カバーできるし、駐在員保険というのでも掛ける事が出来ました。夫は、仕事の都合で、滞米中、イスラエルとイギリスにも、行く事が決まっていたので、それもカバーできるというので、一年間の旅行保険を家族で掛けました。でも、夏頃、私の母の具合が悪くなり、私は急遽一時帰国する事になりました。突然の事だったので、航空券などの費用も結構かかりました。こういう時、駐在員保険にしておけば、旅費が出たのではないか…と、後で思いました。夫の両親も70代になるので、次回、外国に住む事になれば、絶対、駐在員保険の方を選ぼうね、と言っています。

 

 

 

パスポート

娘達はまだ6才と8才でした。小さい子どもは、親のパスポートの中に一所に入る事が出来ました。でも、それぞれ、別々のパスポートを作りました。アメリカの小学校に通わせるつもりでしたから…。アメリカの小学校に通う手続きをするには、ソーシャルセキュリテイカードが要ります。これは、アメリカに行ってから作るのですが、パスポートを別々に作っていたので、良かったです。

夫の両親がアメリカに遊びに来た時、パスポートのサインが漢字だったので、トラベラーズチェックを使う時、一苦労でした。

 

 

 

自動車の運転免許

アメリカの田舎は、車無しでは生活できないと言われます。でも、タラハッシーは、フロリダ州の州都なので、バスの便が良かったです。しばらくは、車無しでもやって行けます。免許はアメリカでとる方が簡単で安上がりなので、お勧めです。

 

 


持って行くもの(食関係)

 

台所用品

アメリカに行ったら、アメリカ人と同じような生活をして、食べるものも日本食にこだわらない…と、行く前、夫は言っていました。でも、時にはご飯も食べたくなるだろうし…と思い、わたしは、しっかり日本食用の用意をしました。

ご飯茶碗、汁椀、お箸、湯飲み、しゃもじ、お米用のカップ、菜箸、玉杓子、割り箸一袋…を蓋つきの水切り籠に詰めてしっかり荷物のなかに入れました。

しゃもじ、お米用のカップ、玉杓子は、持って行って大正解でした。アメリカのカップは大きくて250ccだし、玉杓子はちょっと形が違うので使い勝手が違うし…。御飯茶碗は、しばらく住んでいるうちに、売っているのを見つけましたが…。

お米は、初めはスーパーで売っている細長いのをお鍋で炊いていました。炊き立てはそれなりに美味しく食べられるのですが、冷めるとぱさぱさです。でも、そのうち、ジャポニカ米を売っているお店を見つけました。美味しいお米がとても安く買えます。そうすると、炊飯器が欲しくなります。アメリカで見つけた炊飯器は、とてもシンプルなもので、保温も出来ないし、タイマーもありません。値段はそれなりに手ごろなので、お鍋で炊くよりはマシかなと思い買いました。でも、炊飯器を荷物に入れようかどうしようか迷ってやめた事が悔やまれました。アメリカは電圧が違うので、デンカンクンと言う変圧器までっ用意しといたのに…。

余談ですが、蓋つきの水切り籠は、クッションになって中の食器が割れ難くてとても良いです。荷物には保険を掛けるので、割れた場合は補償されますが、現地調達できないだろうと思うものを送るのだから、お金で補償されてもしょうがないですからね。偶々だったのかもしれませんが、アパートのキッチンの調理台は水に弱かったです。濡れたものを置くと染みが出来あわててしまいました。そんなわけで、本来の水切りとしてもとても役に立ちました。

浄水器を持って行き、しばらく使っていましたが、タラハッシーもモービルも水は美味しく、浄水器は必要無かったです。

 

 

 

調味料、食品

味噌、かつお節、ワカメ、海苔、干し椎茸、だし昆布…取りあえず、すぐお味噌汁が作れるようにと思い持って行きました。

でも、しばらく住んでいると、だんだん日本食品を売っているお店がわかってきて、たいていのものは、お金さえ出せば手に入る事がわかってきます。

お醤油はアメリカにも工場があるので、何処でも安く手に入ります。ワカメのように軽いものは日本の値段とあまり変わりません。海苔は、日本のように上等のものはありませんでしたが…なんとか海苔といえるものもあります。味噌も種類は選べませんが売っています、但し、重いせいかこれは他のものに比べると割高です。

 


持って行くもの (その他 )

 

スリッパ

海外旅行をするとき、飛行機の中でスリッパに履き替えると、楽です…と言うのは良く聞きますが、たいていは、携帯に便利なものを持って行かれるようです。でも、しっかりしたスリッパを持って行かれる事をお勧めします。

アメリカは、室内でも靴を履いたまま過ごす人が多いので、部屋の作りもそうなっていますが、私達は、部屋の中では靴を脱いで、裸足またはスリッパに履き替えて過ごしました。アメリカでもベッドルームではスリッパに履き替える人もいるのか、ベッドルーム用のスリッパは売っていますが、日本の洋間で履くようなしっかりしたものは、無いようでした。

私は、台所用の底が厚いスリッパも持っていたのですが、大変重宝しました。友達の所は、キッチンもトイレやバスタブの周りも全て、ふかふかの絨毯で覆われていましたが、私のアパートは、キッチンの床がリノリウムでしたから…。

 

 

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アメリカで暮らして