パブリックス(スーパーマーケット)

 

私は、ほとんど毎日買い物に行きます。今日の晩ご飯は、何にしようかな・・・などと考えながら、スーパーの食品売り場をうろうろと歩き回ります。

アメリカに行く前、夫も私も車の免許を持っていませんでした。アメリカでは車がないととても不便だと言われましたが、アメリカに行くことが決まった時には、もう自動車学校に行く時間の余裕がなかったので、買い物に歩いて行けるアパートを探してもらいました。それで、タラハッシーで暮らすようになっても、日本にいる時と同じように毎日歩いてスーパーへ買い物に行きました。

アパートの隣・・・といっても距離的にはかなり離れていて、歩いて5分ぐらいはかかるところにあるスーパー、パブリックスへ、最初は家族みんなで買い物に行きました。入り口の所に大きなカートがたくさんあります。日本の普通のスーパーにあるカートより、一回りもふた回りも大きなカートです。これを押して店内を見て回り欲しいものをカートの中に入れ、レジの所へ持って行くのは日本と同じです。

レジの所に来たら、レジの台がベルトコンベアーのようになっているのでその上にカートの中のもの取り出してどんどんを置きます。レジの人は適当にベルトコンベアーを動かしたり止めたりしながら、バーコードを読み込ませて行きます。

私達の番がきた時、レジの人はハローと言った後「プラスチックorペイパー?」と聞きました。夫は一瞬きょとんとしたようですが、私にはすぐ分かりました。ポリ袋に入れるか紙の袋に入れるか聞いたのです。これが私が英会話学校で習ったことで唯一役に立ったことでした。「プラスチック プリーズ」というと、袋に詰める係りの人がポリ袋に詰めてくれます。

歩いて帰るのでポリ袋の方が持ちやすいのですが、日本のスーパーのポリ袋に比べると小さくて半透明で、見るからに頼りない袋です。それに引き換え、紙袋はとてもしっかりしています。車に積み込むには、紙の方がしっかり立つしたくさん入るので良いようです。

 

 

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アメリカで暮らして