野菜のこと

 

 

ブロッコリーと カリフラワー

スーパーで売られている野菜の中で、ブロッコリーとカリフラワーは、日本で食べているものと全く同じです。私は両方とも茹でて使います。

ところが、アメリカのレストランに行った時のことです。そこは、食べ放題の店で、サラダなどの野菜も取り放題だったのですが、そこにある、ブロッコリーとカリフラワーは生のままだったのです。習慣の違いですが、私は生では食べる気がしません。あの密集した所にごみや虫が潜んでいるような気がするからです。

でも、それ以後、家で料理する時、ブロッコリーとカリフラワーを茹でる時間はグーンと短くするようにしました。さっと、熱湯に通すぐらいの気持ちで、限りなく生に近くしています。その方が歯ざわりが良くおいしい気がします。

 

 

 

 

人参と ほうれん草

アメリカ人は、人参とほうれん草が特別に好きなのでしょうか、それとも嫌いなのでしょうか? 人参とほうれん草だけは、特別扱いされているようです。スーパーでは、たいていの野菜はワイルドです。大きな囲いの中にどっさりと入れられていて、自分で欲しいだけ袋に詰めてレジに持っていきます。野菜の種類と重さによって値段が決まります。

ところが、人参とほうれん草は、最初から袋詰めされています。この人参の袋詰めは、大人の手の親指ぐらいの小さな人参がぎっしり詰まっています。最近、うちの近くのスーパーでも見かけました。今では、日本中のあちこちのスーパーで売られ、見たことがあるかもしれませんが…。また、ほうれん草は、葉先の所だけを摘んで、袋詰めされています。これも、最近、近くのスーパーで、サラダ用として、売られているのを見ました。

他の野菜の売られかたを見ると、泥付きの葉付きの人参が売られていても良さそうなのですが…。そんなのにはお目にかかれませんでした。それに、ほうれん草の根っこ付きというのも、ありませんでした。

袋詰めの人参は、カレーやシチュウなどを作る時、そのまま鍋にほうり込めるので、とても便利です。でも、袋詰めのほうれん草は、便利なんだけど、根っこが無いので、すぐ傷んでしまいます。

 

 

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アメリカで暮らして