レンタルならこの二つ。
マカロニは少ないのが残念ですが、西部劇は結構あるようです。どちらかというとマカロニはDISCASが多め。マカロニコンバットもあるようです。
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怒りの荒野
舞台上、真中右のガンマン。帽子は画用紙で作った。
個人的にはマカロニウエスタンの影響もかなり強い。中学2年の終わりに映画館で「夕陽のガンマン」を見て、こんなかっこいいジャンルがあったのかと強い衝撃を受けた。中学3年の修学旅行で、クラスで演劇の出し物があったとき、マカロニガンマンを登場させて、自分にやらせてくれと頼んだぐらいだった。(写真)
もちろんマカロニを見まくった。高校3年の夏には、テレビ映画あわせて100本くらいのマカロニを見ていたと記憶している。家は大阪市だったが、映画があるとわかれば、守口や神戸まで見に行った。
イタリアでマカロニに出たいという思いで、高校2年のときには、俳優学校のオーディションを受けたり、大学に入ってからは、日本人は武道ができなければ、イタリアで使ってもらえないと思って、少林寺拳法を始めたりした(一応三段)。
最近は日本でマカロニDVDが発売されるたびに買ってしまうので、かなりの数が揃っている。(同じ映画の再発はレンタルの場合もあるが)
*上記の順は思いつくままであって、一番上がベストというわけではない。また昔見た印象で書いているので、今見れば印象が変わるかもしれない。たとえば、「帰って来たガンマン」は昔はまったく面白くないと思ったが、最近見ると結構面白かった。無理やり10本に絞ってあるので、有名な作品も何本か入っていない。
続・夕陽のガンマン
ミスターノーボディ
上は 無宿のプロガンマン
下は左から、さすらいの一匹狼、帰ってきたガンマン
続・さすらいの一匹狼
真昼の用心棒
マカロニウエスタンとはイタリアで製作された西部劇のこと。1964年くらいから何百本も作られた。アメリカ製との違いは、アクション中心、面白ければ良いという考えの娯楽活劇。フロンティアスピリットという精神はなく、ただ銃を撃ちまくってもおかしくない舞台として、アメリカ西部が選ばれたのかもしれない。かっこいいガンプレイが随所に登場し、観客を感心させるアイディアがたくさんあった。(そうでない作品も多々あったが)そして、それらを盛り上げる音楽が良かった。これほど音楽が映画の主要素となったジャンルは現在まであっただろうか(ミュージカルは除く)。音楽とかっこよさ、そしてアイディアの3拍子が見事にそろったものが真のマカロニだと思う(ストーリーも良かったら言うことなし!)。
*欧米ではSPAGHETTI WESTERNと呼ばれる。日本ではマカロニと映画評論家諸氏がつけたようだ。
マカロニウエスタン