スコットを演じるジュリアーノ・ジェンマ
シングルレコード解説
マカロニベスト5を挙げてくれと言われれば、自分の中では間違いなく入る作品。
他の映画評を読んでも評価は高い。ジェンマの格好良さとクリーフの渋さが最高に出た作品だと思う。
ストーリー的には、スコットがタルビーに嫌気がさすまでが、少し短い気がするし、最後に形見の銃を近くの家に投げ込んでしまうのが、少し気に食わないが、その他には文句はない。音楽も2つの曲をいろいろアレンジしたものだが、場面に合っていて、緊張感が出ている。続荒野の用心棒のように最大のピンチをあっと驚く奇策で逆転というところはないが、ガンマン10か条を言いながらのガンプレイなど、見せ場は多い。
ハリウッドでリメイクという噂もあるが、新しい映画として面白いものができるのだろうとは思うが、この映画と比較はしたくない気持ちだ。期待はするが、別の映画として見てみたい。