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元興寺町にあるこの町家は、かつては薬種業や荒物商を営み、蝋燭など商っていたと伝えられています。建築年代は明らかではないですが、構造・手法・材の経年変化により18世紀後半の建物と推定されています。 間口が6間半の大型の町家(商家)で揚げ見世・蔀戸・跳ね上げ大戸・奈良格子・前塀とファサードにも変化があり多様な工夫が施されています。建築年代が古く、表構えは商家としての細部がよく残り、座敷廻りの意匠も洗練されていて大きな町家を代表する遺構のため昭和43年に重要文化財の指定を受けました。 積極的に利用するため電気設備、給排水設備を要望し、また指定外となっている中庭や塀等、外構部分についても整備を行いました。 |
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