生駒市石造遺物調査報告書

 生駒を歩き回る時、強い味方になってくれるのが「生駒市石造遺物調査報告書」です。しかしこの報告書はなかなか手に入れにくい。絶版となっており、古書サイトでも出物がないようです。私は自分が調べるため遺物所在地と資料名称を入力したExcelファイルを作っています。少しずつ作ったので、何のことはなかったのですが、できあがってみると結構大変な資料です。私だけのデータとするのは少しもったいないという気がしてきました。そこで、このExcelファイルを公開しようと思います。Excelファイルのままだと、マクロを仕込まれているかもしれないので気持ち悪いという方のために、csvファイルにしてありますのでご安心ください。下のリンク上で右クリックし、「対象をファイルに保存」すれば入手できます。

生駒市石造遺物調査報告書資料名ファイル

更新情報

 しかし、実はこれではあまり役に立たないんですね。役に立つのは資料の備考とか写真でして、そこまでは私の力が及びません。調査報告書は生駒市の文化的財産だと思うのですが、手に入らないのは困ったものです。私はこの書籍と、その前身に当たる「生駒谷」のPDFファイルを作成しています。それぞれが、大きすぎてWEBサイト上にはおけません。調査報告書を入手して、歩き回りたいという方は以下のアドレスにメールをいただければ、入手のお役に立てると思います。迷惑メール対策のため、絵にしております。
追記:資料室にpdfを置きました。

 fmikami@kcn.ne.jp

石造遺物マップ

 最初は我が家の近所で私の知っている所をご案内しようと思って始めたサイトで、小明俵口以南で終わりにするつもりでしたが結局高山まで網羅してしまいました。地図だけですと、目標マークが重なったりして見にくいので、マップ作成に使用したkmkファイルを添付してあります。このファイルは今昔マップが使用している目印ファイルで、読み込むと、自分の今昔マップ上に目印が現れます。拡大縮小自由になります。今昔マップサイトは古道のページトップで紹介しています。地図は書き換えが面倒なので、最初にアップしたままのことが多いですが、kmkファイルは入れ替えが簡単なので、追加情報があったりします。
 地図またはkmkファイルで資料番号が書いてあっても遺物があるというわけではありません。残欠のたぐいはほとんど発見できませんでした。特にきちんと整備されている寺院ほどそうです。残欠でなくても塔がかなり見つかりませんでした。もしかすると地震で倒れて残欠と同じ扱いになったのかもしれません。遺物が一つも発見できなかった場所は地図の下にコメントを記しておきました。他のものはいくつかの遺物は確実にあります。私の目が節穴で、あるのに見つけられなかっただけという可能性もあります。
 このサイトは歩く人のための情報提供サイトです。見て楽しんでいただくことは考えておりません。従って遺物写真は一切無し(実は面倒なので)、写真があっても道に迷わないためのヒント写真です。

生駒市全域のkmkファイルを統合しました。 統合目印ファイル  (右クリックして対象をファイル保存)

なお、各地域で別々に作っていた地域別目印ファイルは廃止しました。それぞれのページに目印ファイルのリンクは残してありますが、すべて、統合目印ファイルに一括しました。(2018/11/23)

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