1999年晩秋 ハンガリー・ウィーン紀行

その8『ブダペストで、びばのん♪』
 

無事ブダペストのゲラートホテルに帰ってきたワタクシ。たった一日の留守でしたが『ああ、やっと帰ってきたあ、ただいま〜』という感じでした!バタバタと出て行ったのですが、部屋はきちんと片付けられていて、出る時頼んでおいたバスローブもちゃんと置いてありました♪さあ!風呂に入るぞ〜〜〜!!!

ゲラートホテル温泉の入り方作法‥‥

(ババンババンバンバン♪ ←ここからしばらくは、このBGMでお願いします^-^)

1‥‥‥部屋でバスローブに着替えて、バスタオルを持って出発!(中は素っ裸でも構いませんが、すっ転んだらタイヘンですのでパンツは履いておきましょう)

2‥‥‥各階廊下奥には、宿泊客専用温泉行きのエレベーターがあるのでそこのボタンを押す。

3‥‥‥「ミ〜♪」って音がした後にエレベータが上がって来ます。エレベーターは2重構造になっていて、外枠はアールヌーヴォー調の鉄柵。中は木造でエレガ(但しおばちゃん^^;)が、にこやかに迎えてくれます。(古いのでガコーンと揺れます‥‥)

4‥‥‥エレベーターを降りると、そこが温泉のロビー。ホテルのロビーとは別です。宿泊客以外のお客さんは外からこの温泉ロビーに入ります。料金は約600円ですが、宿泊客はもちろんタダ!私はホテルのバスローブを着ているので、ノーチェック♪♪

5‥‥‥女湯の入り口を開けると、いきなり銭湯の脱衣場の世界!係りのおばちゃんが前を隠す用の薄〜いエプロンと石鹸をくれ、個室のロッカールームへ案内してくれます。中でバスローブを脱ぎ、裸エプロン(叉は金太郎さらしT_T)状態になり、出て行きます。

6‥‥‥おばちゃんがロッカールームに鍵をかけて、その鍵を貰います。この時自分のロッカールームの番号を憶えておかないと、帰れなくなります‥‥。

7‥‥‥その後シャワールームでかかり湯をして、大浴場へレッツらGO!!←古っ。

はああああ・・・気持ちいい〜!うい〜。あ、内部の説明をしないとダメですか(^^;)。直径15メートル程の丸いお風呂が二つ。一つは38℃、もう一つは30℃に設定されています。内装は全てトルコ調の幾何学模様を描いた色タイルで構成されています。天井は高く、黄色い色ガラスからわずかに外光が降り注いできますが、全体的にやや暗め。それがまた幻想的でもあります。もちろんライオンのお口からお湯がジョジョジョジョ噴き出していて(笑)そこで打たせ湯も出来ます。二つのお風呂の間には飲料用の温泉場もあります。(ペットボトルを持ってきてるオバチャンもいた^^;)

みなさん泳いでいたので、私も遠慮なく平泳ぎをば!裸で泳ぐと、何か下半身がす〜す〜して、気持ちいいですねえ(爆)。熱い方のお風呂に入り、のぼせそうになったらぬるい方へ‥‥というのを繰り返し、結局1時間位浸かっていました^o^

ゲラートホテルにはもう二つ温泉があります。まずは屋内プール。白い大理石の円柱が並び(しかもその円柱にはアール・ヌーヴォー調の彫刻が!)四方をテラスに囲まれたこの瀟洒な屋内プールはゲラートホテルのシンボルです。水温が低く設定されているので今回は入りませんでしたが、一昨年入った時、奥に行く程深くなっていたので溺れそうになりました。要注意ですわ。

もう一つは夏限定の屋外プール!なんとここは人工波の出るプールだそうで、その波の強さはハンパではなく、油断するとすっ転び、傷だらけになるそうです(^o^)。夏には来たことないので、ここは未経験。いつか入ってみたいです♪♪

長風呂につかるとお腹がすきました。でも風呂上がりで外に出る気力もなかったので、ラフな格好に着替え(髪の毛も濡れたままでしたが)ホテルのレストランに行きました。

前菜はさくらんぼのスープ♪文字どおりさくらんぼがたっぷり入った甘いスープなのですが、ハンガリーではメインの前に冷たい果物のスープを食べるのです♪♪メインは『パプリカーシュ・チルケ(パプリカ・チキン)』!骨付きの鶏肉をパプリカのソースで煮込み、サワークリームをかけたこれもハンガリーの名物料理です。ただでさえ量が多いのに、さらに「これでもかっ!」という位ニョッキのようなものが添えてあり、これを一人で全部を食べるのはキケンです(涙)。食後にエスプレッソ(泡立てたホットミルクも添えられていた。面白い!)を飲んで締めて¥850程!!ああ、いい国だ‥‥。

温泉にも入り、お腹も一杯になると急激に眠くなりましたが、気力で友人達・恩師にハガキを書き、ベッドに入りました。明日は念願のゲデレー城に行きます!!そう、シシィこと皇妃エリザベートとルディことルドルフ皇太子様に逢いに‥‥。

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