1999年晩秋 ハンガリー・ウィーン紀行 |
その7『ブダペストへ、再び……後編』 |
そこから少し坂を下るとでっかい4本の尖塔が見えてきます。大聖堂です。こ、こんなでっかい建物どうして今まで気付かなかったんだろう、と思うくらい大きい聖堂です!圧巻!!中に入るとラッキーな事にパイプオルガンの試演中♪お祈りする 席に座って天井を見上げると、一面にあらゆる聖書の場面を描いた天井画が!!しばらくの間、パイプオルガンの音色と天井画を口をポカ〜んとしながら楽しみました。
大聖堂前の広場には『キリスト教初期の礼拝堂跡』という遺跡もあり、「初期っていつやねん!」と突っ込みながら(笑)、上から眺めました。
さらに坂を下るとまたもやモスクが!『ヤコヴァーリ・ハッサーン・モスク』です。小さなモスクなのですが、ここは貴重です。というのはモスクにミナレット(尖塔)が付いているからです。ハンガリーに残るイスラム建築は多いのですが、モスクとミナレットがセットになっているのは、もうここしかないそうなんです。トルコ支配時代はこのミナレットからコーランを詠む声が聞こえたのでしょうね‥‥。
その後町中に戻り、ジョルナイの本店も覗いてみたのですが、『えっ?』と思う位小さかったです。すごくステキなアフタヌーンティーセット用のお皿(ケーキやマフィンを載せる用の!)が5,000円位であったのですが、「くうう、でもどうやってブダまで持って帰るのよ〜〜!!」と自分に言い聞かせて、諦めました(涙)。
そうこうしているうちに、列車の出発時刻が迫って来ました。歩き回って暑くなったので(ここ数日、ハンガリーはウソみたいにポカポカ陽気でした)、『マクド』(笑)でストロベリーシェイクを買い(メニューが全てハンガリー語で、たいへんでしたわT_T)、ホテルに荷物を取りに行って、駅に向かうべく出発しました。パラティヌシュホテル、なかなかいいホテルでした♪何でも大きなサウナがあるらしいのです。見たかった!次回は是非!(もうすっかり再びペーチへ行く気になっている^^;)
駅までは「ちょっと贅沢かな〜?」と思いつつも、タクシーを利用しました。料金:約150円‥‥来る時も頑張らずに乗ればよかったよ‥‥(泣)!!!あ、ちなみに女性ドライバーさんでした。(欧州では初めてでした)
どぼじで、どぼじで!!帰りも列車の私の席は、後ろ向き〜〜〜!!!もお、いいです。帰るだけだから(開き直り)。行きは気が付かなかったのですが、どうもこの値段(約900円)の席は二等クラスだったようで、それでも座席の大きさは新幹線のグリーン車並みでした。でも他の乗客はやっぱり普通に生活しているハンガリーの人達で、サッカー部の少年達や、遠くへ住む身内を訪ねる風のおかあさん、出張の会社員風などなど‥‥何か、生活を垣間見れて良かったです。(行きの列車の老夫婦もね♪)
でも、でも‥‥携帯の着信音がうるさかったのです(苦!)。何なの〜!!去年までは携帯なんて一部の人しか持っていなかたのに〜〜〜!!ハンガリーではどうも恐ろしいスピードで携帯が普及しているようです‥‥。(まるで数年前の日本のようですね・・・T-T)
ペーチでの思い出を抱きつつ爆睡していたようで、帰りの列車は早く感じられました。(検札の車掌さんに起こされた^^;)着いたのは夕方4時過ぎ‥‥ここからブダペストを観光したかったのですが、さすがに疲れたようで、しかもちょっと寒い‥‥。
‥‥やっぱり今日は‥‥ホテルで温泉につかろう〜っと♪