クワガタ飼育日記
見事に蘇ったにわかクワガタブリーダーの日記のコーナー。素人なので完全に行き当たりばったり(;_;)
since 2000/09/17
2001/08/05(SUN)
久しぶりに、全体のケースの抜本的見直しを計る。
ツシマヒラタ、トカラノコギリ、サキシマヒラタ共に、菌糸瓶でそのまま飼育している有様だったため、いい加減小ケース分け及び、ブリードに向けての準備を行う。トカラメスが活動開始しているのは確認済み。良かった。とりあえずはこれで産卵の準備は出来る。
このところの猛暑のお陰か、羽化直後はほんとにおとなしかったトカラノコギリオスは、3頭が3頭共すさまじい気の強さで、手をかざすと大顎をガチガチ言わせながら威嚇してくる有様。大型程気が荒いという原則を踏まえれば、中歯型のオスとペアリングするのが正しいのだろうか?2番目に大きいオスなんか、何を思ったのか顎の先を欠けさせるほどの元気良さだし。そういえば、トカラノコギリは色合い、大きさ共に、菌糸瓶・発酵マットの差はあまり無かった感じ。菌糸瓶がどちらかというと大きいかもしれないと言う程度。管理のしやすさなら菌糸瓶、単価の安さなら発酵マットって所かな。
とりあえず中型Q−BOXに産卵木とマットを入れてオスだけ入れる。落ち着いたらメスを入れる予定。用意していた後2つのケースも同様にセッティング。こちらはサキシマと琵琶湖ヒラタのペアを入れる予定。採卵自体は、とりあえずそれぞれ10も取れればいいかなという感じ。あまり途中で死ぬことはない感じなので、あまり数があっても後で困るしね。そういえば、飼育当初は普通の飼育ケースを使っていたのだけど、重ね置きすると横方向にずれやすく、上蓋が変形しやすいという欠点があり、最近はQ−BOXという衣装ケースの小型版みたいなケースに差し替えつつある。全体的に丈夫で、観察しづらそうなイメージがあったけど実際はそうでもないので最近は愛用している。重ね置き出来るのが強み。
そういえば、現在コクワオス2頭とメス一頭を混ぜて飼っていたんだけど、先頃オスが殺されてしまった。失敗。甘く見てた。オスは50o強のと45oのだったのだけど、死んだのは小さい方。コクワは群で飼えるクワガタという認識が強くあったのだけど、数が中途半端すぎたのとオスがでかすぎたのが原因だろう。今後は少し考える予定。殺された方は、体が傷だらけで、一カ所貫通した穴があった。これが致命傷のようだ。可哀想なことをしてしまった。
その後、個人的にはあまり興味はないのだが結果飼うことになってしまったオオクワガタの幼虫を確認するため、産卵木を取り出す。久しぶりに見たが、3分の1くらいがオオクワガタに噛み削られている。すげーパワー(;_;)。結局一頭初令幼虫確認。菌糸瓶にたたき込む。居なければいないで良いと思っていたけど、一頭しか居ないと悔しいもので、ちょっと頑張ってみようかと思ったり。
2001/07/15(SUN)
しばらく書かない間に、ツシマヒラタは両方羽化。どうも顎は親より短く、体長は親より長く、全体に幅が広いという、典型的菌糸瓶太り状態くさく。これはこれで格好いいといえばいいんだけど、ツシマらしさはない感じがするので、次回からは菌糸瓶は考えた方がいいかもしれない。で、トカラノコギリ、前蛹だった♂は、蛹化することなくご臨終だったらしく。幼虫の瓶交換を行っているときに、中がカビだらけなのに気が付いて確認。どうも前蛹中に瓶を動かしたのが原因みたいで。失敗した。こんな大きい幼虫を死なせたのは初めてなので、ちょっと凹む。
ところで、ノコギリって一年休眠するのではなかったか?
何だか、雄3頭ともばりばりエサ食ってるんですが?というか、2頭はエサ食ってたんだけど、残りの中歯型♂が、今日蛹室から出てきてしまってました。これでメスだけ休眠とか言うことになったらかなり洒落に済まない事態になってるんですが。さて。
ツシマ♂2頭、前蛹に向けて、瓶の中をうろうろ状態。早く決めてくれないと痩せるよなぁ、とか思いつつ。
群馬ヒラタは、2頭が結構大きくなってた。他はコクワ並。和歌山は一頭だけでかく。重さが量れないから大体しかわからないな。
今回、試験的に「月夜野きのこ園」から菌糸瓶を取り寄せてみる。ヒラタ系にはこっちの方が向いてる気もするのだが。さてどうなるか。そういや、菌糸瓶って、はじめた頃は結構メーカーに拘って、幼虫それぞれに同じの使っていたんだけど、最近はあんまりそういう意識もなく、その時その時で適当にチョイスしている状態。とりあえずはそれで特にどうと言うことはないみたいなので、そんなものなのかなぁ、と思う最近だったり。
そういや、オオクワオスを購入したことを書き忘れてる気が。ちなみにセットしてからもう3月くらいになるかと思うけど、オスの姿見たの一度しかありません。今度の連休で暴いてみるかなぁ。
7月7日に採集したノコギリ大歯型(でも小型)は相変わらずの怒り具合で、つついたらもう怒りまくり。やはりノコはこうでなくては!男ならノコ!これだな、うん。
2001/06/27(WED)
やっぱりツシマヒラタは全部オスな様だ。最悪な事態。オスばかり4匹も要らないのに(;_;)。トカラノコは3頭オス、1頭メス、1頭前蛹中、サキシマは1頭メス、2頭オスなのでいい感じなのだが。さてどうする?
2001/06/09(SAT)
夕方から和歌山経由で宇陀郡へ。去年カブトムシが沢山居た台場クヌギを見に行った訳なんだけど、まだ全然樹液が出ている気配はなく、わずかににじんだ樹液にどでかいスズメバチがかじりついているのを見るばかり。しかし、夜の8時過ぎにスズメバチが居るのは反則だと思う(;_;)。
ツシマヒラタが前蛹準備中くさい。どうも全部オスの様子で、少々不安な気がしないでもない。滋賀ヒラタは、明日辺り羽化予定だ。
2001/06/07(THU)
トカラノコの最大の奴が羽化。どうも午後10時頃から羽化を始めたような。夜明けに羽化する個体が多い中珍しいけど、顎の辺りがもしかすると羽化不全かもしれないのでちょっと不安。先に羽化した中型個体は順当に硬化完了中。サキシマオスも、無事。アルキデスヒラタがご臨終。やはり暑さには弱いのか?
2001/05/27(SUN)
土曜日起床後、トカラノコ♂の羽化を確認。良かった。
その後、夕方からならオオクワセンターへ。ハエ予防のシートと、菌糸瓶の購入が目的。菌糸瓶は、ツシマヒラタが2リットル食い尽くしたようなので急遽必要になったから。帰りに大して期待もせずに道沿いの樹液を見にまわってみたら、ようやく樹液が出始めていた。それで、先週見に行ったとき樹液が出ていなかった、小さな実績のある国道沿いの樹液ポイントへゴー。民家が近くにあるとはいえ、真っ暗な林の中をマグライト片手に一人で行くのはやっぱり嫌な物で、嫌な汗を背中にかきながらとりあえず到着。去年大きなコクワがいたウロの中をを覗いたら、何かの腹が見えて、速やかにうろの中に消えていく。まさかほんとにいるとは思わなくてピンセット車に置いて来て大失敗(;_;)。形から見て、恐らくミヤマの♂だと思うんだけど、とりあえず次回に期待を残して他も調べる。コクワのペア発見。オスは小さかったので、メスだけゲット。とりあえず、これで繁殖は何とかなった感じ。
2001/05/26(SAT)
木曜の夜に飲んでて金曜早朝に帰宅したところ、サキシマが羽化していた。二頭いる内の、でかい方がこれなので、早くサイズを測りたいところ。ちなみに小さい方は65ミリ程度。親が71ミリだったから、ちょっち失敗って感じか。
先だっての謎の琵琶湖コクワ、あまりにも気になるので、暴いてみた。蛹室の異常な大きさ、顎の形状の異様さが気になってのことだったんだけど、菌糸瓶底の蛹室の天井だけ穴開けて中を確認。
やっぱり、ヒラタ♂。やや小さめ。50ミリ位ではないだろうか。ということは、件のメスも間違いなくヒラタ♀だと言うことになるな。♀2頭ともそのようで。
ぃやったぁ!!
後はこいつが無事に羽化してくれれば、とりあえずは滋賀ヒラタ自力ゲット成功!と言うことになるのだが。
2週間は触らずに様子を見よう。
2001/05/23(TUE)
ツシマヒラタ♂、19日永眠。予想通り結構短命。最後はエサのゼリーに3日間顔を突っ込み続けてさようなら。臨終直前に、全然体が動いてないことに気が付いてケースを開けたら、もう触角と足がわずかに動くだけの状態。さらば。安らかに眠れ。
琵琶湖採集組の幼虫で残っていた2頭の内1頭が蛹になっているのを確認。コクワだと思っていたのだが、何だか違うかもしれないようなそうでもないような。羽化してから暴くまで正直何だかわからん状態。妙に蛹がでかい気がするんだけど。オスなのは確か。現在羽化しているメスが、何だかヒラタのメスのような気がするのでもしかしたら、と思ってはいるのだが。
サキシマの1頭目が1週間ほど前に羽化。暴いてみたが少し小さめ。もう一頭が、明日早朝か、明後日早朝に羽化する気配。
ツシマヒラタオスの幼虫が2Lの菌糸瓶を食い荒らしまくり。そろそろ蛹になる気配が。この夏中に成虫になる気だろうか?そうなると面白いけど。
幼虫体重計15000円也、が最近少し欲しくなってきてる気配濃厚。データ取りには必須なんだけど。どうしようかなぁ。
2001/05/15(TUE)
月曜に帰宅したら、ようやくトカラノコが蛹になっていた。オスの大歯型のようだ。弾みがついて、コクワの寸法を測る。まだ完全に固まってないけど、50ミリは確実にある雄一頭。別のの45ミリでも大概凄いのに、それ以上。
2001/05/11(FRI)
9日、10日で3頭のコクワ羽化確認。♀1頭♂2頭。あとまだ♂♀1頭ずつ蛹だ。しかし流石に体が小さいからか、蛹化期間が短い短い。
結局昨日和歌山ヒラタの♂を購入。61ミリ。
5/7に3本菌床を瓶詰めしたのだが、順調に菌糸も伸びてきていい感じに。よしよし。
2001/05/05(SAT)
そうこうしているうちに、琵琶湖採集組が、速やかに蛹になって羽化を待つ状態。どうも全部コクワらしい(笑)。でもオスが異常に大きいので期待大。
サキシマヒラタは、2匹目が3日に蛹化。2頭オスで今1頭メスがいるから、羽化不全さえなければまあ繁殖には問題ない状況。
トカラノコも前踊中。そんでもって、群馬ヒラタの幼虫通販で購入予定。とりあえず、地元のヒラタは自分で採集しようとしているのだが。ま、群馬だからな。
2001/03/21(WED)
何か久しぶりの更新。結構色々あったんだけどね。気が向いて購入していたオオクワガタメスが、何か、無事に羽化してしまったとか、サキシマオスが前踊中とか。
200円で買ってきたアルキデスは凄く元気。やっぱ湿度がありすぎるくらいのほうがいいのかなぁ。ツシマヒラタオスは結局冬眠せず。寿命短そう(;_;)。
2001/01/17(SUN)
年も変わったことで、心機一転というところ。先頃蛹になっていたサキシマメスが、めでたく羽化していた。とりあえず、春までそのままにしておくつもり。プリンカップに入れていたツシマヒラタは、大半が乾燥により☆になる。来年以降は気を付けないと。2頭のみ生き残ったので、一頭は菌糸瓶、一頭は1Lハチミツ瓶にマットを入れて入れ直し。