クワガタ飼育日記
見事に蘇ったにわかクワガタブリーダーの日記のコーナー。素人なので完全に行き当たりばったり(;_;)
since 2000/09/17
2000/11/28(TUE)
菌糸カップに入れていた、おそらくオスであろう初令幼虫が全く食い入る様子を見せないので、発酵マットに切り替える。ついでに菌糸瓶の方を少し調べてみたところ、酔狂で1500瓶に入れたサキシマが、そう、つい最近入れ替えたサキシマが、上の方で空間を作って横になっているのに気がつく。まづい(;_;)。入れ替えたときに少し色がおかしい気はしていたんだが。まさか3ヶ月弱で蛹化してしまうとは。まず間違いなくメス(;_;)。どうすれバインダー状態(;_;)。来年オス購入>全部種付け>嫌ほど増やすのもアレだし。うーん、弱った。
2000/11/26(SUN)
今日は、前々から予定してほったらかしていた、先だってのツシマヒラタの割り出し作業をする事にした。とりあえず、プラケ内をどんどん薬匙で掘り出していたんだが、いきなり初令幼虫の首を飛ばしてしまい、急遽、新聞の上に中身をぶちまけ崩しつつ幼虫探しっていう風に切り替え(;_;)。予想では5頭くらいと踏んでいたのだが、産卵木からは4頭位しか出なかったのに、マット内から出るわ出るわ、総勢20頭余り。頭巾の大きい多分オスだろう幼虫だけ菌糸瓶2本に移し、発酵マットを入れたプリンカップに、適当にどんどん入れ、元のプラケは、6頭ほど戻して様子見。しかし、現時点での幼虫を一頭ずつ全部容器に入れ直すとすると、ちょっと洒落にならない容器数になってしまいそうなのだが。メスだろう幼虫だけ、ひとつにまとめてしまうか?それも可哀想だし。うーむ。
しかし、そろそろマジに置くところが無くなってきたぞ。どうしよう(;_;)。
2000/11/19(SUN)
気が向いた、というか、何か「こんなはずじゃあなかった」夏に怒りが急激に押し寄せて来たため、急遽滋賀遠征。「近場で採れないのなら遠征すれば採れるだろう」というだけで安易に18切符で出かけて大失敗した前回を踏まえ、今回は事前調査も万全?に、車でゴー。河川敷朽ち木採集なのだ。採れる場所自体は、当然誰が教えてくれるわけでもないので(ある程度は噂で判断したが)自分で現地調査する前提のもと、18日夜10時に出発。途中古本屋に寄りながら午前2時過ぎに三上山近くに到着。車内で朝まで仮眠を取ることにする。
翌日は朝8時起床。爽やかすぎる朝。車の頭を東に向けて寝ていた為、眩しすぎて起床。まあ結果オーライ。とりあえず、周囲を車でぐるりと回って採集場所を決める。河川敷採集は初めてなので、実は半信半疑だったのは内緒だ。余り採れるという意識もなかったので、キープ用の入れ物も、Gpotの空き容器一つだけ持参していた。
まずは、橋から川の方を見ようと手近な橋に行って様子見。だだっ広い河原に、木が何本も生えているのが見える。それが全部ヤナギだとは。ブッシュも多い。少々不安になるも、まだまだ希望で一杯だった愚かな私。でもここで探してみようかと一瞬思いつつ、車を止めにくそうだったので場所を変える。ここで中途半端に後ろ髪を引かれたのが、後々話をややこしくする元になるのだ。
場所を変えてもうすこし琵琶湖よりの所に移動。護岸工事で工事用車両があちこちに止まっているが、日曜日だから余り関係なく、かなり気合いを入れて4キロばかり歩く。河原やブッシュをかき分け、水辺に靴をつっこみながら川を渡り(靴の素材はゴアテックスに限る。マジ)で、正直くたくた。にもかかわらず成果はなし(号泣)。ヤナギはあっても朽ち木がないのだ。かなり途方に暮れる。この時点で昼前になろうとしていた。
戻りは車道を通ってハイキング気分で車まで。やはり早朝行かなかった、最初見たところに行くべきではないかと思い、そこに移動。自分の肩くらいある草むらの中を、足下を探りながら探索。中洲で、生い茂る草と泥に覆われて、どの程度足下に足場があるのかわからず非常に怖い。でも進む。気分はブッシュマン(笑)。結局ここで2時間あまりも時間を食う。ここでの発見は、橋桁の下に住んでる人たちの快適な暮らしぶりくらい(;_;)。屋根付きで煮炊きもできて、しかも人が来ない。虫さえ我慢すれば極楽だろう。結構きちんとしてらっしゃるご様子だし。残念ながら不在だったのでインタビューは出来ず。している場合でもないが(^^;)。
実は用事で夕方には帰阪している予定だったのだが、折角ここまで来て手ぶらで帰るのもしゃくだし、あきらめ悪く最初に探索したところを、逆方向に向かって探っていくことを思いつく。実は昼移動する前に思いついてはいたが、早朝の未練が邪魔して却下していた。んで3時半頃から最後の望みを託して探索開始。
結果。大勝利(;_;)。ニクウスバタケっぽいキノコの生えた、ほだ木位の太さのヤナギの朽ち木を引き抜いてズバッと叩き切ったら、いきなり食痕発見。幼虫ゲット。感無量。野外での幼虫ゲットって初めてだし(;_;)。しかしその感動も冷めやらぬまま、次々にごろごろごろごろごろごろごろごろ発見される幼虫たち(汗)。結局4時過ぎまでに12頭の割り出し成功。ちなみに2頭☆にしてしまった。とてもじゃないがこれ以上はいらないので採集終了。いるところにはいるものだと感心。しかも割り出したのは朽ち木2本の、それも根元の所だけ。
家に帰ってもこんなに沢山の幼虫の餌用意してないし、第一入れ物がないので急遽奈良オオクワセンターに行くことに。栗東から名神に乗って、吹田から近畿道、西名阪経由で奈良オオクワセンターへ向かう。めんどくさいので何も考えずに菌糸瓶10本購入。ほんとはあまり感心できたことではないんだけど、買ってすぐ幼虫投入。だって入れ物が無くて一つの入れ物に全部の幼虫を詰め込んでいたんだもん(;_;)。
2頭だけ初令幼虫を取っていたので、これは帰ってプリンカップに入れることにした。
結局、最初散々苦労した割には最後に大した苦労もなく幼虫ゲットという感じでややもの悲しくはあるもののとりあえず勝利。幼虫自体も、地上に出ていた白枯れ部分には全く食い入っておらず、絞れば水が滴り落ちるくらいぐしょぐしょで、かつ材自体は比較的しっかりしている所に集中して居たことからヒラタの幼虫だと完全に思いこんでいる現在。だが今まで大昔に小型のコクワの幼虫を見た以外は、大して幼虫を見てきたわけでもないのでもしかしたらノコかもしれないと少し疑いを持ってもいたり。まあコクワではないと思うんだけど。
まあ散々歩き回ったことも、三上山(通称:近江富士)を眺めながら半ばハイキング気分であったわけで、大して苦にはならなかった。かなり気分のいいぽかぽか陽気の日曜日だったし。大満足、かな。とりあえず、来週は家のツシマヒラタの割り出し予定。さて結果は如何に?
サキシマ♂が☆になりかけ。危篤状態。触覚と足が数本ぴくぴくしているだけなので、明日にでもって感じ。まだ一年しか生きてないらしいのに(;_;)。
2000/11/11(SAT)
11/9早朝に注文していたGポット、流石に隣接県ということもあってか11/10午前中に到着。今回は1500一つと850が2本。唯一交換していないサキシマの1本をとりあえず1500に交換。かなり劣化しているように見えた850瓶を掘り出してみたら、芯の部分はまだ綺麗なものだった。ま、これで手持ちの幼虫でさしあたり交換しなければならない幼虫はいなくなったんだけど。成虫ツシマヒラタ♂の胸部に30匹ほどダニがたかっているのを発見。劣化した菌糸瓶の中身をマット代わりに使ったのが悪かったのかも。栄養ありすぎてダニが繁殖した模様。中身を明日変えよう。
2000/11/04(SAT)
上手い具合にメス親がマットの上に出てきてたので、素早く別の容器に移し、ツシマヒラタ幼虫、一頭だけ掘り出して菌糸瓶(サキシマ使用後の中古利用分)に投入。サキシマの糞で菌糸がまわってないところもあるし、まあ巻かれることはないだろうということで。ちょっと小さすぎて割り出すには勇気が必要なことがわかったので、他の割り出しはもう少し待つことに(^^;)。先週掘り出したむし社菌糸瓶の中身をスーパーの袋に入れていたら、何かキノコが生えてきたので面白がって霧吹いて世話してる。何か段々大きいのが出てきてるし(笑)。食べられるらしいからもう少し頑張ってみようかな。
2000/10/31(TUE)
深夜に帰宅して、ツシマヒラタのプラケをのぞいてみたら、多分今日孵化したと思われる初令幼虫を5頭確認。マット内のコナラ材にもまず産卵されているはずなので、下手すれば10頭以上割り出せるかも。もっともそんなにいらないので、自然淘汰されるまでしばし待って割り出した方が賢いのかもしれないんだけど。まあそうも言ってられないので連休中に何とかしますか。
2000/10/29(SUN)
昨日買っていた奈良オオの菌太郎3本に、北研とむし社製菌糸瓶に入れていた幼虫を移動。北研の菌糸瓶はもう劣化がかなり進んでいて、もっと早く移動するべきだったと思いつつ。北研サキシマの2令幼虫が、変に大きな頭をしていてオスのような気が凄くする。むし社サキシマの方はかなり大きくなっていたけど頭が心持ち小さい気が。それはさておき、徹夜明けにこんな作業をしているのは少し空しい(笑)。
2000/10/23(MON)
ツシマヒラタの産卵を確認。結構寒くなってるので今年の産卵は実は期待してなかったのだが、ここに来ていきなりのハプニング。どうしよう(^^;)。現在飼育中の幼虫9頭。どう考えても15頭くらいにはなりそうだ。とりあえず、当分置いておいて、割り出し時に何頭いるかで考えよう(^^;)。まあ、楽しみは楽しみだし(笑)。
2000/10/22(SUN)
19日に来たトカラノコギリの幼虫5頭のセッティングにあたり、エサが全く用意できてなかったので午後3時から奈良オオクワセンターへ。そろそろいつもの道で行くのも飽きてたので、千早赤阪村経由の309号ルートで奈良突入。途中の峠でも良いクヌギは見つけられず。こういうのも何かコツがあるのだろうが、現状ではノウハウがないので正直よく分からない。まあいいけど。
奈良オオクワの方は、何だかアルキデスヒラタが大安売り。短歯型は正直欲しい気もしたんだけど、飼うスペースも余裕もないので今回はパス。買っても命の責任は持てないのに買ってる場合でもないし。とりあえず、ハチミツ瓶1000ミリリットルを4本、奈良オオクワ特製菌糸瓶、「菌太郎」を1000ミリリットル1ヶと、小麦粉発酵の発酵マット10リットル一袋。これだけ買って帰宅。帰ってから水分をかなり多めにセッティング。六割五分新マットで、残り一割五分をプリンカップの旧マットにして二割が空間。無事潜行を確認。大きくなってくれよって感じ。菌糸瓶も一頭分セット。トカラ独特の赤みがうまく出てくれれば良いんだが。
2000/10/18(WED)
秋も深まってきたからか、南方系のサキシマヒラタは随分動きが鈍重になってきた。「あー、どっこいしょ。とりあえずゼリーでも食べましょうかねぇんーーーーっしょっと・・・。」てな感じ。
それに比べてツシマヒラタは本土寄りだからか環境にも慣れたからか、1日1つゼリー食べてるし。テキパキ動きすぎ(笑)。しかし食い過ぎだろう、いくら何でも(;_;)。
明日は沖縄からトカラノコギリクワガタの幼虫5頭が送られてくる予定。普通のノコでも良かったんだけど、何となく欲しくなったので。だって成虫がオレンジ色なんだよ。綺麗なんだよ豪燃えなんだよでも高いんだよって感じなのだ。発酵マットなんて当然仕込んでないので週末は奈良オオクワ辺りに行ってマット購入予定。で、金振り込んだ後にディスカスイージースペースにトカラノコの幼虫入荷しているのを知る。送料不要な分安いじゃないか・・・(;_;)。ま、しょうがないか・・・。
ノコは下手すると3年計画になるのでちょっと恐れてはいるんだけど、来年秋口から再来年に成虫になるのを覚悟して、来年ノコの成虫を何らかの形でゲットする予定。
何だかんだ言って、クワガタでコストパフォーマンスの良いのは、やはりコクワとノコだと思う心なのだ。ゲットするのは当然だろう。私はどっちも大好きだからな。
日曜日、日高川側道で、カワラタケの生えた朽ち木を発見して少し削ってみたけど、コメツキムシしかいなくてがっくり。出来れば早いうちにヒラタを手にしたい物なんだが。まだ余りわかってないくさいから先は長いなぁ(;_;)。余談だけど、朽ち木はキノコのいい臭いがして、削りやすくて幼虫が好むのもわかるなぁって感じだった。まあ、次回に期待だ。
2000/10/01(SUN)
月が変わってるけどあまり進んでないし、とりあえずこのまま続けることにする。今日は午後2時頃から先の中ケースのマット交換。産卵木は、前日深夜に風呂はいりながら沈めていたので問題なし。1ミリちょっとくらいの、マットが劣化すると湧いてくる謎の小さい虫が大量に(;_;)。こいつらどこから入ってくるのだろう。まあ、しばらくは大丈夫だろうと思いつつマットを取り出していると、コロンと2令幼虫が。サキシマ取りこぼし幼虫(^^;)。あぶねー。危うくつぶすところだったよ。何とか保護して菌糸カップに保護。もしかしたら内臓つぶしてるかもしれないし、様子見て元気だったら菌糸瓶に移す予定。なんて事だ(;_;)。
2000/09/30(SAT)
19時頃家を出て奈良オオクワへ。西名阪道使わないと間に合わないほど大渋滞だったため利用。お陰で20時15分頃到着。ゆっくり店内散策(笑)。とはいえ、買う物は特になく、マット3袋と小ケースと仕切り板とコナラ産卵木1本購入して帰宅。
2000/09/28(THU)
オークションで対馬ヒラタ♂69ミリ♀35ミリくらいを1ペア購入していたのが到着。野外採集品と言うことだったのだけど、正直素人目で見ても全くわからず。価格的にはブリード物としてもまあ妥当な価格なので損はしていないのだけど。送料込みで4k弱。とりあえずサキシマ用に作っていた中ケース(現在空き家)に入れておくことにするも、マットが劣化している上、産卵木も無いことから、週末はまたも奈良オオクワセンターに行くことになりそう。しかし顎が長い。流石だ。
2000/09/23(SAT)
奈良オオクワセンターに行ったけど何にも買う物はないし、家に菌糸瓶が余っていることもあるしで、オオクワ幼虫一頭購入。1K也。
2000/09/17(SUN)
サキシマヒラタの割り出しを行う。産卵木の中に2令幼虫が2頭しかいない(;_;)。とにかく2頭とも菌糸瓶に投入。様子見。