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旧因幡街道古町の町並みは、白く清潔で端正な佇まいであった。
大原本陣前 |
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大原本陣 |
主に江戸時代の鳥取藩32万石・池田候の宿場として利用され、数寄屋造りの御殿と御成門が、今もなおその姿を留めている。 |
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脇本陣 |
脇本陣は、古町では唯一の長屋門を有し、今も刀掛けなどが残っている。美しい庭園があり、水琴窟もある。
本陣と対照的な建築が興味をそそる。 |
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平尾家
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武蔵の姉おぎんの嫁ぎ先。町内で最も大きい茅葺きの屋根。
屋敷の入口に、樹齢数百年の栗の巨木があり、数年前に家の方から栗の実を頂いたが発芽しなかった。
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讃甘神社
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この神社の神主が叩く太鼓とバチにヒントを得て、武蔵は二天一流を創始したと伝えられる。 |
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武蔵神社 |
昭和46年4月剣聖宮本武蔵を祀る神社として奉賛会を中心に建立された。
奥の神社は、質素な建物である。 |
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武蔵の墓 |
武蔵の死後9年目に、武蔵の養子・伊織の手によって熊本・弓削の里から分骨され、両親の平田無二斉夫婦の墓と並んで上段に祀られている。 |
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武蔵生誕地記念碑 |
明治44年、熊本の武蔵顕彰会が、この地を武蔵生誕の地と確認、町内有志により建立された。
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ちょっと お耳を!
生誕地の近くに一軒の茶房がある。
『茶房 もり』という。
遅い昼食を摂ろうと店に入った。テーブルや椅子、調度品のセンスに心が和らぐ。
運ばれてきたカレーうどん、これが実に旨い。大袈裟だが、こんな旨い味は初めてである。
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【 付 録 】 武蔵と 「大聖寺」 |
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恵龍山 大聖寺 |
吉川英治の小説「宮元武蔵」に登場する武蔵とお通、二人の淡い恋物語を偲ぶに足る史的背景と創作エピソード、真言宗の古刹は伝えている。 |
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大聖寺境内の 『武蔵とお通』 像 |
昭和61年、NHK大型時代劇『宮本武蔵』の放送を記念して、武蔵は役所広司、お通は古手川裕子がモデル。 |
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