ジュズスゲ
カヤツリグサ科
環境： 低山地、多年草、雌雄同株。
根・茎： 地下茎枝なし、茎直立、茎下部鞘状葉紫褐色あり、茎３稜あり。
葉： 根生葉束生５−７枚、根生葉下部のは紫色、茎葉少い、葉線形巾０．６−０．８ｃｍ、葉緑暗色柔らかい、葉平行脈。
花: 初夏、５−６月頃、花黄汚色（雄花）、花緑色のちに乾くと花暗色（雌花）、茎先に４−５個の小穂花序、茎頂には線形の雄花序、その下に１−４個の雌花序を側生、雌花序棒状円柱状長３−４ｃｍ、雌花序柄あり、雌花序包あり葉状長い、雌花鱗片卵形黄淡色。
果： 果胞卵皮針形長０．４ｃｍ位で鱗片より長い、果胞斜めにつく、果胞無毛縦脈目立ち先嘴状先２裂、その間から柱頭３。
参考： 数珠萱、果穂の形が数珠に似るのでこの名。（ヤワラスゲの方が数珠に近い）
全長： 40- 60 cm
葉長： 10- 40 cm
花径： .2- .5 cm
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