ヤブミョウガ
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ツユクサ科

環境: 中部以西、山地、陰地、林、薮、多年草、ミョウガに似る。

根・茎: 根茎白色横にはう、節からひげ根、茎直立柔らかい。

葉: 互生、葉6−7枚茎上部に輪状に平開互生、葉面紫暗色ざらつく、葉裏淡色、葉基部鞘で茎を抱く、葉卵長形先尖る、葉平行脈、全縁。

花: 夏、8−9月、花白、茎先から細い花柄を直立し、先に5−6段に小花を円盤状につける、花序全体円錐状、各層に包葉5−6枚、分枝平開、その上に小花を並べる、外花被片3円形肥厚、内花被片3卵倒形薄く大きい(花片3に見える)、おしべ6、花糸長い、花糸毛紫色あり、1株に雄花、両性花つく、両性花おしべ短く花柱長い、雄花花柱短い。

果: 果球形藍色、熟しても裂開しない。

参考: 薮茗荷、ミョウガに似るが、葉平開、葉色暗い、香気なしで区別、ショウガ科のハナミョウガを指すこともある。


全長: 50- 70 cm
葉長: 20- 30 cm
花径: .7- 1 cm



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