|
髪 長 O L 由 香 さ ん 第18話「由香さん、髪を横分けにする 第2部(完結篇)」−13 |
|
@
次に前野課長は由香さんの斜め右前に回り、由香さんの残った 右側の前髪にまで櫛を入れ始めました。前野課長の欲望の込め られた櫛が何度何度も上から下に振り下ろされる度に、由香さんの 色白の綺麗な顔は見る見る漆黒に色塗られて隠されていくのです。 そして前野課長は遂に由香さんをのっぺらぼうにして しまいました!(左端の絵) おおーーっ、この上もなく豊富な漆黒のつやつやの前髪によって 由香さんのお顔はまったく隙間無く覆い尽くされたではありませんか ....これぞ完璧なのっぺらぼう( The Perfect Nopperabow ) A その由香さんののっぺらぼうと約40cmの距離で真正面から向かい 合った前野課長はそのあまりの美しさにしばし茫然としました。 そして彼の脳裏にある遠い日の官能の記憶が蘇ってきました、 それは....今から20数年前の1980年11月23日午後1時半頃、 「第13回 髪長美女大会」の2番目に出てきた少女がのっぺらぼうに されたシーンだったのです。当時未だ20代の独身貴族だった彼は 交際中だった現奥方よりもこの「髪長美女大会」ののっぺらぼう シーンの方が官能するという困った青年だったのですが、あの頃 の興奮と感動がまさに今、前野課長の目の前に蘇ってきたのです。 前野『ああ〜〜あれや、まさにあのシーンや! 肉眼で見たら こんな官能的なのか!....水島君ありがとう』 |
B
ですが由香さんをこんな完璧なのっぺらぼうにしても前野課長は まだ飽き足らないのか、何度も何度もこののっぺらぼうの前髪を 櫛で梳かしています....右側、中央、左側と梳かす箇所を めまぐるしく変えながら。でもどの箇所から梳かしても由香さんの このつやつやの前髪はまったく櫛に引っかからないのです。 されど量が超豊富なので櫛を上から下に振り下ろす時に微妙な 抵抗力がかかるのですが、この抵抗力がまたタマラナイものなの です。櫛を持っている右手から五臓六腑にまでゾクゾク感が 伝わってくるのです。 そして梳かされる度に由香さんの前髪は最上級のキューティクル がキラキラと煌きシャンプーの香りがふわぁーーっと漂ってくる ので、もう前野課長はまるで中毒にかかったように一心不乱に、 由香さんの前髪を梳かす右手を止められなくなっているのです。 C 前野『すばらしい....本当に素晴らしい!.... なんて素晴らしいのっぺらぼうなんだ! それに 実際に梳かすと、こんな気持ち良いものだったのか!』 もうこれは薬中毒のレベルにまでトリップしております。 それにしてもまあ、勤務時間中だというのに、一体全体何をして るんでしょうかねぇ?この2人は。もしもこんな現場を社長に 見られでもしたら....「ワシにも、やらせてくれ」と割り込んで くることでしょう(アホ会社か、ここは ^_^ )。 |
↓ Dへ |
|
D
由香さんののっぺらぼうに櫛を入れた時の手触り・香り・光沢に ひとわたりの満足を得られた前野課長は、少し後ろに下がって 由香さんと1mほどの距離を置き、まるで美術館で名画を見るかの ように、のっぺらぼうとなった由香さんを頭のてっ辺から爪先まで まじまじと眺めました。 前野『おおーーっなんという美しい眺め.... これがこの世のものだろうか!?』 それにしても通常の女性美と考えられている顔・オッパイ・足等が 全部隠されているのに、これを『究極の美』だと思うのですから、 考えようによっては不思議な美的感覚と言えるし、好みと言うのは 本当に面白いですよね。 その時前野課長はある事に気付きました。 前野『アレッ、前か後ろか分かれへんがな....』 確かに、頭頂に白い分け目がわずかに見えているのと、靴の爪先 が少し見えている上下のわずかの端部を除けば今の由香さんは 前と後ろがほとんど同じ姿なのです(左端の絵参照)。 (それはいかに由香さんの髪が豊富で、完璧なのっぺらぼうと なりえているかの証明なのですが) そしてまた1つ、前野課長の脳裏にあるアホらしいアイディアが 閃いたのでした。 E 前野「水島君、ちょっとお願いがあるんやけどな....」 由香「はい」 顔を完全に覆い隠した漆黒の前髪の中から返事が聞こえました。 その声は通常よりもややこもって聞こえるようです。 前野「ちょっとクルクルって回ってくれへんかなぁ?」 由香「はい分かりました....あの....何回くらい回れば よろしいでしょうか?」 前野「そやなぁ、とりあえず3回」 由香「はい」 と言って由香さんはその場で時計方向に回り始めました。そして 由香さんが回り始めるやいなや、またもや信じられない程の美しい 光景が前野課長の眼前で繰り広げられたのです。由香さんの回転 速度は1/3(回転/秒)ほどでしょうか。その大して速くない回転 ながらも、あまりにも長〜〜〜い由香さんのしなやかな黒髪は 空気の浮力に乗っかって、由香さんの体の回転よりも遅れて、 まるで天女の羽衣か鳳凰の尾の様にふわぁ〜〜〜とまるで夢でも 見ているかのようにゆっくりと美しく幻想的にたなびき始めたのです (左から2番目の絵)。 したがって、“回っている” と言うより “舞っている” と言った方が 相応しいと言えましょう。その由香さんの長〜〜〜い髪の舞い姿の なんという美しさか!....「この世のものとは思えぬ」という 使い古された表現がこれほど当てはまる光景は他に無いでしょう。 F 回転を始めた時はまだ狭かった髪の幅も、回転を重ねるにつれて 見る見る広がっていき、そして整然としていた髪も徐々に乱れ始め ました。そして爪先さえ見なければ、いったい前なのか後ろなのか 見分けがつかない姿になっています(右から2番目の絵)。 既に由香さんは3回転したのですが、前野課長がなかなかSTOPを かけないので、4回、5回と回り続けています。その由香さんの 回転数が増すにつれ、空気の浮力に乗ってたなびく髪は益々乱れ 幅は益々広がり、まるでから傘のような姿となりました。つまり “のっぺらぼう” が “から傘小僧” に変身した訳なのです。 その上、この美しい豊富な長〜〜〜い髪を昨夜洗ったシャンプー の香りがあたりに立ちこめ始めています。 もう前野課長は尋常の精神状態ではなくなっています。その時... 由香「あの〜〜〜もうよろしいでしょうか....?」 その世にも美しい漆黒のから傘小僧から声が聞こえました。 前野「あっスマン、スマン....つい見惚れとって、 忘れとった....もうエエで」 由香「はい」 由香さんはなんと12回転もしてしまいました。そして美しい長〜〜 〜〜〜い黒髪を丁度前野課長の正面に見えるようにピタッと止まり ました。その髪はもう先程回転していた時の乱れなど無かったか のように美しくすーーーっと床の近くまで流れ落ちています。
|
G
ですが前野課長の正面に立ったのは、一体全体、前なのでしょうか? それとも後ろなのでしょうか?....The Perfect Greatest Nopperabow なので、どちらなのかさっぱり分かりません。 前野「アレッ、こっちが後ろだよな....」 と言って前野課長は右手の人差指で、由香さんの肩甲骨と思われる 箇所をチョンと突付きました。その時でした.... 由香「きゃっ!」 由香さんはビックリしてちょっとした悲鳴を上げ、前野課長が突付いた 箇所を両手でふさぎました(右端の絵)。 そうなのです、前野課長はてっきり「後ろだ」と思い込み肩甲骨と思って 突付いたのでしたが、実は由香さんのオッパイを突付いた のでした。もうなんてことを仕出かしてしまうんだ、このセクハラオヤジ!!! まあ一応、前野課長を弁護してあげるならば、あまりにも見事で完璧な のっぺらぼうなので、前と後ろを見間違えたという訳です。 (でもねぇ、爪先を見れば一応分かるはずだから、なんとなく ....確信犯のような気がするんだけどなぁ ^_^ ) いや〜〜しかしトンデモナイことを仕出かしたもんですネ〜〜前野課長は。 こりゃあもう間違いなく、「訴えてやるーーー!!」って事になりそうですね。 H 前野「あっゴメンゴメン....悪かったね、水島君」 由香「ああ〜〜イエイエ、別に」 ありゃま、由香さんは別に気にしていないようですね。さっきは反射的に ついオッパイを手で押さえてしまいましたが。まあね、オッパイを突付か れたからって別に妊娠する訳でもありませんし、気の持ちようでどうって ことないですよね、この程度の事は。 前野「いや〜〜前か後ろか全然分かれへんかったもんやから ....ホンマ、ゴメンね」 由香「いえ、別に気にしておりませんので」 少し補足しますと先程由香さんは、声の聞こえる方向に回転を止めた訳で ちゃんと前野課長の方向に向かって止まった訳だったのです。 前野「でも水島君ってホントおおらかで良いよね」 由香(テレながら)「ええ...おおらかと申しますか.... 何も考えていないだけですか....ねぇ」 前野「いやいやそんな事ないよ。いつも思うんだけど、水島君って すごく人の立場に立って、人の気持ちを考えて接してるなって 感じるもの」 由香「いえ....そんな....」 前野「ううんっ、今の時代って、いい年したオッサンやオバサンでも 自分の事しか考えていない人ばっかりだもん。例えば電車の中でも 少し詰めるともう1人座れるのに、それをせずに悠然と広々と座ってる 人ばっかりでしょ....オッサンやオバサンでも」 由香「ああ〜〜....確かにそうですねぇ....」 前野「それと僕、インターネットでHP作ってていつも思うもの.... 他人を労う事を知らない人や、お返しをするという概念を 持っていない人ばっかりでね.... 真に大人と呼べる大人なんて殆ど居ない国だよ、今の日本って。 “少子化対策” なんて聞いてあきれるよ。真の大人が殆ど居ない国 なのに、これ以上子供を増やしてどうするのさ?ってね。それより “真の大人を増やす政策” を先に取れっていつも怒ってるんだよ、僕。 ま、ちょっと脱線したけど、水島君ってまだ若いのに他人への気配りや 思いやりをちゃんと持ってるから、僕、いつも感心してるんだよ」 由香(テレながら)「ああ....どうもありがとうございます」 なんか、散々セクハラしながら、随分勝手な事ばっかり言ってますね、このオッサンは。 I すっかり満足した(と言っても、これを永遠に続けたかった事は言うまでも ありませんが)前野課長は先程の櫛で、由香さんをのっぺらぼうから元の 横分けに戻してあげました。 前野「ところで水島君、これからどうする予定なの?」 由香「はいっ?...『どうするの?』と仰いますと....?」 前野「その横分けは....今日だけ?」 由香「ああ、はい....やっぱり片目が隠れた受付ってちょっと具合が 悪いかと思いますので....明日からはセンター分けに戻そう かと思ってるんですけど....」 前野「うう〜〜んっでも、その前髪で片目を隠した水島君って、ゾクゾク っと来るお客も多いと思うんだよねぇ....だから、1日おきに センター分けと横分け、交互にしたらどうかと思うんだけどねぇ」 由香「ああ....ええ....」 由香さんはちょっと返答に困ってますね。前野課長は直属の上司では ありませんのでねぇ。 前野「そうや、今日の内に “水島君の横分け” に関する稟議(りんぎ)書 作って、社長決済まで取っておくワ、僕が。そしたら問題ないやろ」 由香「あっはい....あの、もう1度確認させて頂きたいんですけど この髪、本当に切らなくてもいいんです....ね?」 前野「勿論!....そうや、そしたらついでに水島君の髪に保険掛けとこか ....10億円くらいの保険掛けてもエエなぁ....これも今日中に 稟議回しとくワ」 由香「あっ....はい....」 |
|
J
こうして由香さんの命よりも大切な宝とも言える美しい長〜〜〜い黒髪は 中泉次長・前野課長2人の初老・中年の紳士によって守られたのです。 勿論、大坪寧々の先程の脅迫(註:10ページ目)はまったく無効になった事は 言うまでもありますまい。 そして前野課長が半ば強引に決めてしまった感もありますが、この日から 由香さんは週に2日は前髪横分の受付嬢となったのです。つまり.... 月・水・金曜日はセンター分けの受付嬢 火曜日は右から横分けにして、左目を隠した受付嬢 木曜日は左から横分けにして、右目を隠した受付嬢 ....となったのです。(下の絵参照)
K ということで、とにかく波乱万丈、ヒヤヒヤし通しの今日の由香さん でしたが、なんとか持ち前の悪運の強さで乗り切った....どころか、 災い転じて福にしてしまうご都合主義の作者により(^_^)幸運をも 呼び込んでしまいまして、かくして3年半にも渡ってお届けしてきた 「由香さん、髪を横分けにする」も目出度く “大団円” ....って、おいおいSNAKE、オメエたしか「今回は9ページ」って 言ってたよな? ハイ、そうでしたそうでした、あと3ページ有りますので もうしばらくお付き合いのほどを.... |
| 大 画 像 | 100ppiへ(238KB) | 66ppi(113KB)....上図 |
| 大 画 像 | 100ppiへ(133KB) | 66ppi( 67KB)...右図 |
| 漫画・イラストコーナーへ | 前へ | 次へ |