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                           情報5 〔簿記教科書改訂の経緯〕

 共著書『簿記の基礎と応用』改訂の経緯

 昭和63年に小西教授から、簿記教科書出版の打診があった。当時、小西先生も四年制大学への移行の段取りで文部省とのやり取りで多忙であったし、僕は個人的なことてあるが長女が3歳になり立てで二女の出産予定の年ということで何かと混乱の時機であった。本業が比較的暇な夏期に、そしてじゃれてくる長女から距離を置くために地元図書館の自習室で原稿執筆に勤しんだことも、今では懐かしい思い出になっている。
 なお、大学ではこの教材を使って講義をしているが、以前、大学で簿記を学習することの意義を学生さんにアンケート尋ねたことがある。

  
 
 
初版第1刷は、平成元年4月25日の発行であった。

当時の執筆者は
小西一正 奈良県立短期大学教授、
明神信夫 関西大学助教授 
そして私の3人だった。

全国書店に並んだ時は感激した記憶がある。なお、
初版は第2版に改訂されるまで第12刷を数えた。
  

第2版は平成10年5月15日に発行された。

この時に、
藤森茂 奈良県立商科大学助教授、
加藤達彦 明治大学教授、
大倉雄次郎 大分大学教授ら
の先生方が新たに執筆に加わった。

第2版は第6刷を数えたと記憶している。 

第3版は平成14年4月25日に発行された。

執筆陣に異動はなかった。

第3版の執筆者及び分担
 
 
 
 

    

      『第3版』への序

会計ビッグバンと呼ばれる会計制度改革
に伴う内容が新たに盛り込まれた。