シモーネ・マルティーニ Simone Martini(1284〜1344年)
シエナで生まれ、ドゥッチョの工房で修行する。1315年にはシエナ市庁舎に「荘厳の聖母」を制作。その後アッシジのサン・フランチェスコ聖堂下堂で「聖マルティヌス伝」を制作。1324年画家リッポ・メンミの姉ジョヴァンナと結婚。シエナで制作活動を続ける。1336年アヴィニョンに招聘されノートルダム・デ・ドム大聖堂の装飾壁画を描く。1344年アヴィニョンでその生涯を終わる。 シモーネの自画像と言われています。「聖マルティネスの物語」にあります。探してみて下さい
シエナ
アッシジ
アッシジのサン・フランチェスコ聖堂の下堂にあるサン・マルティーノ礼拝堂の壁面にはフレスコで左図の「礼拝堂の献堂」を始め「聖マルティヌスの物語」が描かれています。制作年代は1315〜7年頃と言われています。 およそ1000年前の聖マルティヌス(315年頃〜397年)の物語を服飾,建築ねど現代(14世紀)に置き換えて描いています。 |
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同礼拝堂には「聖マルティヌスの物語」の他に聖人聖女のほぼ等身大の像が描かれています。 左より聖アントニウス、聖フランチェスコ,マグダラのマリア、アレクサンドリアの聖女カタリナ,フランス王ルイ9世、トゥールーズの聖ルイ,聖女クララ,ハンガリーの聖女エリザベト |
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ナポリ、その他
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