20011120

全労済再共済連大阪サービスセンター 村山樹一郎様

 

FAX受け取りました。安田火災、【相手車運転手名】さんともにリサーチの結果を受け入れるということですね。【相手車運転手名】さんの「早く解決したいので」というのは建前であって、本音では少なくともその割合で自分の過失を認識してきているということなのだろうと推察します。結構なことです。安田火災の「5:95以上は無理」というのはとくに根拠が示されていませんが、おそらくこれは交渉者の意地のようなものではないですか。とくにこれまで両者痛み分けというか、過失相殺を基本の考えとしてやってきた保険屋の考え方として0:100は受け入れがたいと感じているのだろうと思います。

 

村山さんも5:95が限界点であると感じているとのこと。私の考えとしては、前回のFAXで申し上げたとおり、村山さんの判断でそれ以上交渉しても埒があかないと感じたならばその割合で決着をはかっていただいて結構です。ただしその差は5%であっても5:95と0:100では全く意味が違います。いったい私の5%の過失とは何なのかをもう一度、安田火災に尋ねてください。答は北里さんがおっしゃっていたのと同じ、「これまでの判例です」とぐらいしか返しようがないと思いますが。本来は0:120ぐらいになってもおかしくないところを5:95という数字しか出せないのは保険業界(だけではないとは思いますが)の悪しき習慣だと思います。村山さんはそこのところをある程度ご理解くださっていると信じていますが、全労済の他の方々にも、また安田火災の担当者の方にも私がずっと訴え続けている、現状のあり方のおかしさを少しでもお伝えしていただければ幸いです。

 

レンタカー代26250円の認定を求めてくださるのはありがたいです。よろしくお願いします。相手の全面的な過失により生じた代車費用ですから私は当然費用負担は加害者側がなすべきだと思いますが、より重要なのは上に書いたことを安田がどれだけ理解するかだと思っていますので、もしも安田側が承知しないようであればそれにこだわって頂かなくても構いません。ただし、なぜ代車費用の負担を承知しないのかの理由はお確かめください。そのときも「これまでにも認めなかったから」といった「前例だ」というだけではない、それ以上の答が欲しいと思います。

 

解決に向かって交渉はかなり煮詰まってきたと思いますので、あと少し、よりよい解決に向けて村山さんのご努力をよろしくお願いいたします。

 

【住所】 伊藤