2001年9月7日午後6時50分頃、電話がかかる

全労済:「全労済大阪サービスセンター対物課、課長の村山です。昨日送っていただいたFAXを拝見しました。北里の案件ですが、所長は所用で出られませんので私がご連絡いたしました。ご迷惑をおかけしております。突然お電話してすみません。いまお時間はありますか。」
伊藤:「あまり時間がありません」
全労済:「では手短かに申します。この件については月曜日にこちらからFAXを送らせていただき、その後伊藤さんのお気持ちもあるでしょうからFAXだけのやり取りではなく、うかがいたいと考えております。」
伊藤:「そうですか。月曜日のいつでしょうか。」
全労済:「私自身、日曜日にこれまでの経過をゆっくり読ませていただき、出来れば日曜日じゅう、遅くとも月曜日の朝一番にFAXを入れさせていただきます。」
伊藤:「わかりました。ではその後のことはFAXを見て、話し合いたいと思います。」
全労済:「よろしくお願いいたします。」
伊藤:「ではFAX、お待ちしております。」

「気持ちを考えて会って話したい」というところに誠実そうな印象を受けた。このような感想は北里さんら他の人には持ったことがないものだった。