リジャイナより

                                        英米学科 3回生      喜多 奈美

 

今年の夏も暑くなる6月末、涙、涙で日本を発って早や、半年が過ぎました。天理大学とUniversity of Regina の姉妹校提携の交換留学制度を通じまして、この夏よりカナダはリジャイナというちいさな町で語学研修をさせていただいています。この半年間を振り返ってみますと、辛かったことはもちろんのことですが、心の底から嬉しかったこと、寂しくて日本の事を思ってばかりいたこと、色んな事がありました。そういったなかで、巡り合えた人たちは私の一生の宝物ではないでしょうか。私たちが英語を学んでいるESL(English as a Second Language)には、世界各国より英語を学びたい人々が集まってきています。クラスの雰囲気はとても楽しくみんな国境を忘れ助け合いながら英語を学んでいます。ここに来てすぐの頃は、「海外の友達なんてできるのだろうか?」と心配していたのですが、ここに集まっている皆も、同じ不安を抱えてESLにきているのだと知ったとき、肩の力が抜け、これまでにたくさんの友達ができてきました。まだまだ英語に関しては自分の納得のできるところまではきていません。ましてや、1年では十分ではないと思います。しかしこうして、カナダの土地で、カナダの人々とくらし、世界中からきた仲間たちと英語を勉強できるチャンスを大切に思い、毎日毎日を一生懸命過ごしていこうと思っています。文頭でも言いましたように、海外の生活は、楽しいことばかりではありませんが、人の優しさに触れることができ、人との出会いに感謝する毎日です。本当にカナダに居ることができて嬉しく思います。最後になりましたが、この留学の機会を与えてくれた天理大学、教授、そして今まで私を支えてきてくれている友達、両親に心より感謝します。

「ありがとうございます!!!」

 
















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