つちんど墓地阿弥陀石仏
・ 宇陀市室生区小原
・永仁6年(1298)鎌倉後期 ・花崗岩
・近鉄「室生口大野」駅より笠間・毛
原行きバス「小原西口」下車
・ 中尊は高さ約1.8mの細長い板状
石の表面に、二重光背形の彫りくぼ
みをつくり、像高1.3mの来迎印相
の阿弥陀如来を半肉彫りする。
顔は優しく温厚な表情で印象的であ
る。一方、衣紋や全体の彫りは、硬
く抑揚に欠ける表現である。しかし、
その硬さが、石の美しさを引き出し
ていて、 木彫の仏像にはない魅力
を作り出している。