COMMENTS FROM THOSE INVOLVED　　　　　出典記載のあるところ以外はクラブ提供の情報を引用

＊2020年9月6日のデビュー戦について 武豊騎手で出走・デビューして勝ち馬からコンマ６秒差の５着、馬体重は500kgでした。中団より少しうしろの位置から直線では伸びてきましたが、勢いが出てきたところでゴールを迎えました。武豊騎手は「怖がりなところがあり、ゲートが開いて戸惑ったり、芝の色の変わり目に驚いていました」、池江調教師は「トレセンを出るときは494kgだったのですが、そのあと調教しなかったぶん、少し増えていました。終いは伸びているので、これから走ってくると思います。状態に問題なければ、このあとの中京開催に続戦するつもりです」と話しています。

＊2020年11月15日の初勝利について 11月15日(日)東京４Ｒ・芝1800ｍ戦に55kg荻野極騎手で出走して初優勝、勝ち時計は１分47秒４で、２着馬と3/4馬身差、馬体重は前走からプラス６kgの494kgでした。スタートは後手を踏みましたが、行き脚がついて中団で流れに乗りました。最後の直線半ばで先頭に立つと、勢いそのままに押し切って人気に応えています。出遅れたロスを感じさせない余裕の勝ちっぷりから、ポテンシャルの高さが垣間見れました。これからの活躍が楽しみです。

＊2021年3月24日、引退決定 先日行ったエコー検査により、患部の悪化が確認されました。これは屈腱炎の症状が進行したのではなく、時間の経過によって、元々負っていたダメージが明瞭になったことを示しています。発見当初よりも状態がよくないため、今後の方針を再度協議した結果、本馬をこのまま引退させることにしました。復帰まで１年超の時間を要する見込みであるだけでなく、その過程及び復帰後の再発リスクを考慮すると、ここで進退を決断すべきであると考えました。