1 車の調子が悪くなったりしないように安全点検はしてますか?ガソリンスタンドでよく点検を勧められるのは点検をしていないおばちゃんやおじちゃんが多いからです。車好きの人だったら少しおかしいな〜って思ったらオイルを調べたりすると思います。でも、世の中車を足としか思ってない人は少なくありません。だからその人達に代わって点検をするんです。それで、悪い所や換えた方が良いところを誰でも見て分かる範囲で点検をしてます。ただ、単に売る為じゃないんですよ。嫌がる人も少なくはありません。暇な時に調べてみてはどうですか〜?ガソスタで調べる所は、エンジンオイル・クーラント(冷却水)・ブレーキオイル・パワステオイル・バッテリーです。時間があれば、ATF・エアーエレメントも黙示で調べます。
★エンジンオイル★
エンジンオイルを調べる場合、オイルのゲージを引き抜いて一回ウエスでぬぐいます。そして、もう一回ゲージを奥まで入れて引き抜いてオイルの量と汚れ具合を調べます。量はゲージのFのラインにあればOK!それより下だったら補充を勧めます。Lのラインよりも下の場合、早急に補充を勧めます。前にオイル交換した時期と距離を聞いてから補充か交換かどちらかを勧めます。FとLの間はおよそ1リットル。
軽四で2.5〜3リットル。普通車で3〜5リットルだから1リットル減ってたら全体の3分の一から5分の1ほど減っている事になります。危ないですねぇ。車が傷みますねぇ。気をつけてください。この前オイル交換したばかりなのにオイルが汚れてるって言われる場合があります。エンジン内部が汚れてたらオイル交換しても汚れてしまうから換えたばっかりでも汚くなってたりするんです。こういう場合はフラッシングをオススメします。どうでもいいっていう人にはあきらめます。後、交換してから半年以上経ってる場合も交換をオススメしています。たとえ乗っていなくてもオイルは確実に劣化しています。てんぷらを揚げるのと同じで熱くなった油と空気にさらした油は酸化してるということなんです。厳密に言うとまた違うようなんですが、イメージでいうとてんぷらで揚げた油と似ています。
たま〜に一万キロ以上オイル交換してない車を見かけますがあれはヤバイです。オイルがオイルじゃなくなってます。ヘドロ状のどろどろした物体がエンジン内部にこびりついてるんです。知り合いの話では、借り物の車がしういう状態でエンジンがガタガタと鳴っていたそうなんですが、高速で煙を上げて走行不能・・・・。運が悪ければ大事故につながっていたそうです。おそろしや・・・
★クーラント(冷却水)★
クーラントは冷却水の事です。クーラントはたいていボンネット内の右端か左端にあります。これは見えにくい位置にあったり見やすい位置にあったりと車によって置いてる位置が違います。見やすいところだとすぐ見える位置にクーラントのタンクがあります。たまに、下の方にあって見えにくい場合があります。覗き込まないと見えないので多少不便です。これがあるから夏にエンジンがオーバーヒートしないですんだり、冬に凍りついたりしないで済みます。量が減っていたり汚れが目立ってきたら早めの補充か交換をオススメしてます。やりかたは簡単なので家で出来ちゃいます。交換の際はエアがかまないように暖気しながらしてくださいね。せっかくの交換なのにエアがかんでたら意味がないです。
クーラントには緑色と赤色がありますが、意味はないです。色をつけて判別しやすいようにしてます。補充、交換の時は同じ色のクーラントを入れてください。違う色で壊れるという例はないようですが、あんぱいをとって同じ色にしてください。
★ブレーキオイル★
ブレーキオイルは国産の車ではちょうど運転席の前のタンクです。色は茶褐色でふたのところにブレーキオイルと書いてあるので分かりやすいと思います。ブレーキオイルが減っていたら応急処置としてオイルの補充はしてます。しかし、オイルが減っているということはパッドも減っている可能性が高いのでディーラーさんなどで交換をオススメします。ブレーキはとっさの時に運転手と乗っている人と飛び出してきた人犬猫を助けてくれるはずなのでブレーキのエアかみにも気をつけてください。普通に乗っていう分にはエアがかんでるとかはわからないかもしれませんね。
★バッテリー★
バッテリー上がりで数分〜数時間苦しんだ人は少なくないと思います。うっかり半ドアーとか、アクセサリーのままエアコンとカーステつけっぱなしで何時間・・・とかね。私もバッテリー上がりの経験はあります。もっぱら友達の車ででしたけど。バッテリー上がってしまったら他の車のバッテリーと自分の車をケーブルでつなげて電圧を上げます。エンジンがついたらこっちのものですね。走行中に勝手に充電してくれます。
このバッテリーが新しいものだったら問題はありません。もし、2年以上経ってるものだったら確実に弱ってしまいます。古いバッテリーだったら回復する力が弱いままになります。バッテリーの寿命は約2年。2年を過ぎれば調子がよくてもバッテリーが上がれば回復は弱くなってしまいます。テスターで調べたらすぐわかりますね。つなげ方はテスターの+をバッテリーの+につなげて、そのあと、テスターの−をバッテリーの−につなげてください。はずす時はその逆で−からはずしてください。−からつなげたり、+のところに−をつなげたらショートして危険です火花が飛び散ります!人間で当てはめれば30過ぎたら体力の回復が遅くなるっていうことと似てるかも!?(全国の30代以上の人、すいません)
バッテリー液が減っていたら補充も出来ます。水でいいって言う人もいるけど、水道水はよくないです。不純物がまざっているのでなるべくなら真水(蒸留水)を入れてください。バッテリー液を入れるとき、穴をのぞいて息を吸い込まないようにしてくださいね。運が悪ければ死ぬらしいです。私は少し気分が悪くなっただけで済みました。
BREAK TIME
洗車の車のバッテリーを調べていた時のことです。
お客さんが続けて2台も入ってきたのでそのままにして受注に行きました。
その日は結構忙しくて洗車が続いていたんです。オイルも綺麗だったからあとはバッテリーを調べて洗車機に放り込むだけだったんですが、あまりの忙しさにそのお車を忘れてました。
バイトの先輩のKさんがガンを上げて「もう終わり??」って聞かれたところで思い出しました。「点検まだでし・・・」といい終わらないうちに異変に気が付いたんです。なんとテスターから煙がモクモクとあがってるじゃぁありませんか。それと同時にいやぁな臭いが充満しています。機械類が燃える独特の鼻につく臭いが。あぁぁぁ・・・声にならない声で「すいませんでした〜」と叫んび、大慌てでテスターをはずしにかかりました。運良く、車に傷がつかないように挽いていたウエスのおかげでボディーに傷はありませんでした。慌てていたせいでなかなかテスターをはずす事ができません。熱くなったテスターを半ば無理やり車のボディーに当たらないように抱え込んではずしました。
「どうしよう・・・会社の備品、壊してしまった・・・」と悲しさと悔しさでいっぱい。まだまだ半人前だという事を思い知らされ、自分のせいでみんなに迷惑をかけたと思うと涙が出てきそうになりました。目の前には所長が一人。
「壊してしまってすいません。」と言ったけど、所長はニコニコ。「あせるなよ。忙しい時こそ落ち着け。テスターはもとから壊れてただけで、おまえのせいじゃないから。まぁとどめをさしたっていうだけだから。はははは」笑ってました。少し傷つきましたよ。その言葉。
そんなやり取りをして、車は大丈夫だってことを知り、気が落ち着いた所で私の異変に気がつきました。。。「手が痛い・・・・」右手の小指以外の指が水ぶくれ&テスターの型が着いてへこんでる状態。左手も中指と人差し指が水ぶくれになってます。痛すぎる・・・冷やしても痛みは取れなくて皮は突っ張って痛みが増して約2週間痛みと戦いました。
さいごにみんなから・・・・・「どんくさ〜」