「ゆ(yu)」の万葉仮名

2016年4月17日更新   万葉散歩フォトギャラリー管理人 植芝 宏
 万葉仮名の抽出にあたっては岩波書店日本古典文学大系「万葉集一」・「万葉集二」・「万葉集三」・「万葉集四」・

「日本書紀上」・「日本書紀下」・「古事記祝詞」を底本としています。


■「ゆ(yu)」の発音に当てられている万葉仮名

 エクセルを使用して、万葉集に収録されている歌から発音「ゆ(yu)」を含む句を抽出。

抽出した「や(ya)」を含む句から、


由、従、所、湯、遊、弓、自、斎、忌、喩、油


を見つけて集計したところ、「ゆ(yu)」の発音に当てられている一字一音の万葉仮名は774字あった。


■「所」の集計について

 「所」という漢字は万葉集に459字、 日本書紀に699字、古事記に205字使われている.が、「所」を「〜ゆ(yu)」と発音するものは万葉集のみで、日本書紀と古事記にはない。

そのうえ万葉集のなかでも一字一音の句には全く使われておらず、一字一音以外の訓仮名を含む句で漢文のように「ひっくり返って読む、返り点を付けて発音する句に限られる。

その一例と割合は次の通りで、「ゆ(yu)」の万葉仮名の集計にあたっては「所」を「ゆ(yu)」と発音する句のみを選別して集計した。

一例
番号 抽出用原文 読み 訓読み 作者
8 1629 益而所思 ましておもほゆ 益して思ほゆ 大伴家持
11 2546 所思 おもほゆるかも 思ほゆるかも 作者未詳
7 1405 君之所思 きみがおもほye 君が思ほyeて 作者未詳

句の割合



 
発音 ye ゆる その他
句数 137 120 66 136
割合 30% 26% 14% 30%


下表は万葉集に使われている漢字を軸に日本書紀と古事記の訳文から該当部分を抽出してまとめた。
万葉集   日本書紀   古事記  
仮名 発音 例数 漢文 該当する訳文 例数 漢文 該当する訳文 例数
所見  みye 72 所見 みゆるところ 3      
みゆ 60 我所見国 わがみるくに 1      
勿所見 なみせそ 1 以所見 あるかたちをもて 1      
      在所見焉 ところどころにみゆ 1      
  133   6   0
所念 おもほゆ 75     0     0
おもほye 10            
おもほし 4            
おもほす 2            
おもほせ 1            
おもへ 1            
おもふ 1            
  94   0   0
所知 しらさ 5 所知 しれるところ 6 所知国 しらさむくに 1
しらし 12 しらむところ 1 所知 しらし 8
しらす 4 しらす 1 所知国 しらすくに 4
しらせ 2       所知 しらせ 3
しらye 8            
しらゆ 7            
所知哉 しるや 1            
  39   8   16
所聞 きこゆ 15            
きこye 6            
きこし 2            
きかし 2            
きこさ 1            
所聞多 かしま(カシマシに当てる) 1            
  27   0   0
所聆 きこゆ 1 所聆 ききしところ 1      
  1   1   0
所思 おもほゆ 6       所思 おもふところ 3
おもほゆる 4       おもほし 2
おもはye 2       如我所思 わがおもふがごとくなる 1
おもほye 1            
  13   0   6
所泣 なかゆ 7            
  7   0   0
所射 いゆ 3 所射 いられ 1      
  3   1   0
所忘 わすらye 13     0 所忘 わすれたまひし 1
  13   0   1
所宿 ねらye 4            
所宿有 やどれる 1            
  5   0   0
所縁 よさye 3            
よれる 1            
よりに 1            
  5   0   0
所云 いはば 2 所云 いふところ 1 所云 いへる 1
いはれし 1            
いはゆる 1            
いはyeし 1            
  5   1   1
所為 せられし 2 所為 するところ 2      
所為而 なして 1 なすところ 1      
所為 なして 1 せるところ 1      
      不知所為 せむすべしらず 5      
  4   9   0
所依 よせ 1            
よれる 1            
よさye 1            
よする 1            
  4   0   0
所来為 おこせし(遣為し) 2            
所来者 くれば 1            
  3   0   0
所取 とらye 2       所取佩 とりおばし 1
とらし 1            
  3   0   1
所偲 しのはye 1            
しのはし 1            
所偲由 しのはゆ 1            
  3   0   0
所言 いはれ 2 所言 いふところ 2 汝所言向之国 いましがことむけしくになり 1
いはye 1 聞汝所言 いましがまうすことをきく 1      
      随鰐所言 わにのまうしのまま 1      
      吾有所言 やつかれものまうさむ 1      
      告其所言 かのいひしところをつぐ 1      
  3   6   1
所遊 あそばし 2       所遊 あそべる 1
  2   0   1
所生而 うまれて 1 所生 うめる 7 所生 うめる 8
所生人 うまれむひと 1 うめらむところ 4 あれし 4
      うめらむ 2 なれる 3
      うまるる 2 あれまし 2
      うむところ 2 うめり 1
      なせる 2      
      なさむ 1      
      なしませるところ 1      
      なしたまはむ 1      
      なすところ 1      
      うましめたる 1      
      うませたまへる 1      
      うまれませる 1      
      あれます 1      
      あれませる 1      
      大兄命是昔天皇所生 おほyeのみことはこれさきのすめらみことのみこなり 1      
  2   29   18
所焼 やくる 1 所焼 やくところ 1 所焼著而 やきつかえて 1
所焼乍 もyeつつ 1 やけたる 1      
      やかるる 1      
  2   3   1
所経 ふる 1 所経 ふるところ 1      
所経迹 ふれど 1            
  2   1   0
所纒 まかれむ 1 所纒 まかせる 3      
  1   3   0
所落 ふらye 1       所落之地 おちしところ 1
  1   0   1
所痛 いたき 1 所痛惜 いたみをしまる 1      
  1   1   0
所折 をらye 1 所折之国 へつれるくに 1      
  1   1   0
不所寝 ねらyeず 1 所寝 ねませる 1      
  1   1   0
所作 つくれる 1 所作 するところ 3 所作 つくれる 1
      すれる 2 つくりし 1
      はける 1 つくりたまひし 1
            つくりましし 1
            所作仕奉 つくりつかえまつれる 1
  1   6   5
所詐 あざむかye 1 所詐 いつはれるところ 1      
  1   1   0
所顕 あらはれ 1 所顕 あらはしつる 1 所顕 あらはし 1
            あらはれたまひし 1
  1   1   2
所遣 つかはさる 1 所遣 つかはすところ 1 所遣 つかはさえし 4
      つかはせる 1 つかはせる 1
      つかはす 1      
  1   3   5
所懐 うだかye 1 所懐 おもふところ 2      
      はらめる 1      
  1   3   0
所沾 ぬれぬ 7            
ぬれにける 3            
所沾良之母 ぬれにけらしも 1            
所沾之袖 ぬれにしそで 1            
所沾而 ぬれて 8            
所沾乍 ぬれつつ 2            
所沾名 ぬれな 2            
所沾計武 ぬれけむ 1            
  25   0   0


■「忌」の集計について

 下表のとおり「忌」を「ゆ(yu)」と一字一音で発音できる句は巻3 475の句のみで、

「忌」一文字で「ゆゆ」と発音させたり、「忌忌」の二文字で「ゆゆ」・「ゆゆし」・「ゆゆしき」と発音させたりしている。

「ゆ(yu)」の万葉仮名の集計にあたっては、「忌」を「ゆ(yu)」と一字一音ではっきりと発音できる巻3 475の一例のみとした。

発音
    番号 抽出用原文 読み 訓読み 作者
  可物 3 475 斎忌志伎可物 ゆゆしきかも 斎忌しきかも 大伴家持
  2 199 忌之伎鴨 ゆゆしきかも 忌しきかも 柿本人麻呂
  忌忌 伎美尓 15 3603 忌忌伎美尓 ゆゆしききみに 忌忌しき君に 作者未詳
               
云者   10 2275 云者忌染 いはばゆゆしみ 云(言)はば忌しみ 作者未詳
  4 515 忌見跡 ゆゆしみと 忌しみと 中臣東人
忌忌   11 2432 云忌忌 いはばゆゆしみ 云(言)はば忌忌しみ 柿本人麻呂歌集
               
  忌忌 毛吾者 12 2893 忌忌久毛吾者 ゆゆしくもあは 忌忌しくも吾は 作者未詳


■「ゆ(yu)」の発音に当てられている万葉仮名




  その他
字数 463 118 115 34 17 13 10 1 1 1 1
割合 60% 15% 15% 10%

   遊 
句数 一字一音 399 86% 0 0% 0 0% 1 3% 13 76% 0 0% 0 0% 1 1 0 1
上記以外 64 14% 118 100% 115 100% 33 97% 4 24% 13 100% 10 100% 0 0 1 0
463   118   115   34   17   13   10   1 1 1 1



■巻別字数表
巻/仮名
1 1 3 2 1     1         8
2 4 5 3   4 2           18
3 1 17 19 3   1 2 1 1     45
4 4 7 3 2               16
5 44     1           1   46
6 2 7 8 6               23
7 7 16 21 4   4 1         53
8 7 6 6 2               21
9 2 10 6 2     1         21
10 2 15 21 1 1 1 2         43
11 5 11 9 4   3 2         34
12 1 5 4 3               13
13 2 10 5 2   1 1         21
14 69     1 3             73
15 82     1 1             84
16 1 2 5 1 1 1           11
17 75       7             82
18 45                   1 46
19 23 4 3                 30
20 86                     86
463 118 115 34 17 13 10 1 1 1 1 774



■相換表
番号 抽出用原文 読み 訓読み  
804 伊豆久 いづく いづくゆか 一字一音の句
3117 何処鹿 いづく 何処ゆか 一字一音以外の句
4360 宇倍之神代 うべしかむよ 諾し神代ゆ 一字一音以外の句
907 諾之神代 うべしかむよ 諾し神代ゆ 一字一音以外の句
2642 面影尓所見 おもかげにみゆ 面影に見ゆ 一字一音以外の句
754 面影二三湯 おもかげにみゆ 面影に見ゆ 一字一音以外の句
3368 伊豆流 いづる 出づる湯の 一字一音の句
1437 落許須莫 ちりこすな 落(散)りこすなむめ 一字一音以外の句
3702 知里許須奈 ちりこすな 散りこすなゆめ 一字一音の句
4003 伊尓之辺 いにしへ 古ゆ 一字一音の句
3973 伊尓之敝 いにしへ 古ゆ 一字一音の句
3819 白露於母保遊 しらつゆおもほゆ 白露思ほゆ 一字一音以外の句
2169 白露所念 しらつゆおもほゆ 白露念(思)ほゆ 一字一音以外の句
1816 弓月我高 ゆつきがたけ 弓月が嶽に 一字一音以外の句
1087 由槻我高 ゆつきがたけ 由槻が嶽に 一字一音以外の句
2019 いにしへ 古ゆ 一字一音以外の句
3255 いにしへ 古ゆ 一字一音以外の句
475 斎忌志伎可物 ゆゆしきかも 斎忌しきかも 一字一音の句
4245 由由志恐伎 ゆゆしかしこき ゆゆし畏き 一字一音以外の句
894 阿麻能見虚 あまのみそら 天の御空ゆ 一字一音以外の句
2001 蒼天 おほそら 蒼天(大空)ゆ 一字一音以外の句
3425 蘇良登伎奴与 そらときぬよ 空ゆと来ぬよ 一字一音の句
4122 許能見油流 このみゆる この見ゆる 一字一音の句
4123 許能美由流 このみゆる この見ゆる 一字一音の句
         
1338 従心 こころゆ 心ゆも 漢文語順
1354 心従 こころゆ 心ゆも 日本語語順
2835 自心 こころゆ 心ゆも 漢文語順
2016 心自 こふるこころゆ 恋ふる心ゆ 日本語語順



■日本書紀において、「ゆ(yu)」の発音に当てられている万葉仮名






■古事記において、「ゆ(yu)」の発音に当てられている万葉仮名





  その他
字数 日本書紀歌謡 24     14 4     1    
此をば〜と云ふ 1     2     2 1     1
上記以外 5 27 19 1 1 4 1     1  
30 27 19 17 5 4 3 1 1 1 1
割合   31% 23% 17% 15% 14%

  
字数 古事記歌謡 52    
〜は音を以ゐよ 6    
〜を訓みて〜と云ふ      
上記以外 10 8 3
68 8 3
割合   86% 10% 4%


■抽出した万葉仮名の使用例


 ○ 「喩」 「由」 「湯」 「臾」

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十 応神天皇六年春二月 日本書紀歌謡34
見出し 西暦 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十 応神天皇六年 春二月 乙未二七五年 区珥能朋母弥喩 くにのほもみゆ 国の秀も見ゆ

古事記歌謡・・・古事記中卷 応神天皇 矢河枝比売 古事記歌謡42
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
古事記中卷 応神天皇 矢河枝比売 久尓能富母美由 くにのほもみゆ 国の秀も見ゆ

此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第二十五 白雉五年二月
見出し 西暦 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十五 白雉五年 二月 六五四年 小乙下中臣間人連老 せうおつげなかとみのはしひとのむらじおゆ
日本書紀卷第二十五 白雉五年 二月 六五四年 おゆ
日本書紀卷第二十五 白雉五年 二月 六五四年 此云於喩 これをばおゆといふ

上記以外 ・ 此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第十四 雄略天皇三年夏四月
見出し 西暦 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 三年 三年
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 夏四月 なつうづきに
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 阿閉臣国見 あへのおみくにみ
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 更名磯特牛 またのなは、しことひ
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 譖栲幡皇女与湯人廬城部連武彦曰 たくはたのひめみことゆゑのいほきべのむらじたけひことをしこぢていはく
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 武彦汗皇女而使任身 「たけひこ、ひめみこをけがしまつりてはらましめたり」といふ
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 湯人 ゆゑ
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 此云臾衛 これをばゆゑといふ
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 武彦之父 たけひこのちちきこゆ
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 聞此流言 このつてごとをききて
日本書紀卷第十四 雄略天皇三年 夏四月 己亥四五九年 恐禍及身 わざはひのみにおよばむことをおそる

上記以外・・・古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 於是伊邪那岐命 ここにいざなきのみこと
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 抜所御佩之十拳剣 はかせるとつかのつるぎをぬきて
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 斬其子迦具士神之頚 そのこかぐつちのかみのくびをきりたまひき
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 尓著其御刀前之血 ここにそのみはかしのさきにつけるち
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 走就湯津石村 ゆついはむらにたばしりつきて
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 所成神名 なれるかみのなは
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 石拆神 いはさくのかみ
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 次根拆神 つぎにねさくのかみ
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 次石筒之男神 つぎにいはつつのをのかみ
古事記上卷 伊邪那岐命と伊邪那美命 火神被殺 三神 みはしらのかみ


 ○ 「由」 「踰」

古事記歌謡・・・古事記中卷 応神天皇 矢河枝比売 古事記歌謡42
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
古事記中卷 応神天皇 矢河枝比売 夜迩波母美由 やにはもみゆ 家庭も見ゆ

〜は音を以ゐよ・・・古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 尓各中置天安河而 ここにおのおのあめのやすのかはをなかにおきて
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 宇気布時 うけふときに
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 天照大御神 あまてらすおほみかみ
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 先乞度建速須佐之男命所佩十拳剣 まづたけはやすさのをのみことのはけるとつかつるぎをこひわたして
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 打折三段而 みきだにうちをりて
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 奴那登母母由良尓 ぬなとももゆらに
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 此八字以音 此の八字は音を以ゐよ
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 下效此 しもはこれにならへ

上記以外・・・古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 登由宇気神 つぎにとゆうけのかみ
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 此者坐外宮之度相神者也 こはとつみやのわたらひにますかみぞ

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十三 允恭天皇二十四年夏六月 日本書紀歌謡70
見出し 西暦 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十三 允恭天皇二十四年 夏六月 乙亥四三五年 和餓菟摩烏由梅 わがつまをゆめ 我が妻を斎め

此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年十一月
見出し 干支紀日 西暦 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月 己亥朔 六〇三年 時秦造河勝進曰 ときに、はだのみやつこかはかつすすみていはく
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月 己亥朔 六〇三年 臣拜之 「やつかれ、をがみまつらむ」といふ
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月 己亥朔 六〇三年 便受佛像 すでにほとけのみかたをうく
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月 己亥朔 六〇三年 因以造蜂岡寺 よりてはちのをかでらをつくる
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月   六〇三年 是月 このつきに
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月   六〇三年 皇太子請于天皇 ひつぎのみこ、すめらみことにまうしたまひて
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月   六〇三年 以作大楯及靭 おほたておよびゆきをつくり
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月   六〇三年 ゆき
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月   六〇三年 此云由岐 これをばゆきといふ
日本書紀卷第二十二 推古天皇十一年 十一月   六〇三年 又絵于旗幟 またはたにゑがく

上記以外・・・日本書紀卷第二十六 斉明天皇四年是歳
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十六 斉明天皇四年 六五八年 是歳 沙門智踰 ほふしちゆ
日本書紀卷第二十六 斉明天皇四年 六五八年 是歳 造指南車 しなんのくるまをつくる

上記以外・・・日本書紀卷第二十七 天智天皇五年是冬
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十七 天智天皇五年 六六六年 是冬 倭漢沙門知由 やまとのあやのほふしちゆ
日本書紀卷第二十七 天智天皇五年 六六六年 是冬 献指南車 しなんのくるまをたてまつる


 ○ 「弓」

上記以外・・・古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 是以各和平所遣之国政而覆奏 ここをもちておのおのつかはさえしくにのまつりごとをやはしてかへりごとまをしき
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 尓天下太平 ここにあめのしたいたくたひらぎ
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 人民富栄 たみとみさかえき
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 於是初令貢男弓端之調 ここにはじめてをとこのゆはずのみつき
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 女手末之調 をみなのたなすゑのみつきをたてまつらしめたまひき
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 かれ
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 称其御世 そのみよをたたへて
古事記中卷 崇神天皇 初国知らしし天皇 謂下所知初国之御真木天皇也 はつくにしらししみまきのすめらみことといふ

上記以外・・・日本書紀卷第二十 敏達天皇十四年三月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十 敏達天皇十四年 三月 (丁巳朔)丙戌 五八五年 三月三十日 物部弓削守屋大連 もののべのゆげのもりやのおほむらじ


 ○ 「」 「由」

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第二十六 斉明天皇四年冬十月 日本書紀歌謡119
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第二十六 斉明天皇四年 冬十月 庚戌朔甲子 六五八年 十月十五日 飫岐底舸舸武 おきてかゆかむ 置きてか行かむ

古事記歌謡・・・古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 古事記歌謡89
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 牟加閇袁由加牟 むかへをゆかむ 迎へを行かむ

上記以外・・・日本書紀卷第二十七 天智天皇七年秋九月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十七 天智天皇七年 秋九月 (壬午朔)丁未 六六八年 九月二十六日 丁未 ひのとのひつじのひに
日本書紀卷第二十七 天智天皇七年 秋九月 (壬午朔)丁未 六六八年 九月二十六日 中臣内臣 なかとみのうちつまへつきみ
日本書紀卷第二十七 天智天皇七年 秋九月 (壬午朔)丁未 六六八年 九月二十六日 使沙門法弁・秦筆 ほふしほふべん・しんひちをつかはして
日本書紀卷第二十七 天智天皇七年 秋九月 (壬午朔)丁未 六六八年 九月二十六日 賜新羅上臣大角干船一隻 しらきのまかりだろだいかくかんゆしんにふねひとつたまひて
日本書紀卷第二十七 天智天皇七年 秋九月 (壬午朔)丁未 六六八年 九月二十六日 付東厳等 とうごむらにさづく


 ○ 「斎」 「踰」

上記以外・此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二 斎庭 ゆには
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二 此云踰弐波 これをばゆにはといふ

上記以外・此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第二十九 天武天皇五年九月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十九 天武天皇五年 九月 (丙寅朔)丙戌 六七六年 九月二十一日 斎忌 ゆき
日本書紀卷第二十九 天武天皇五年 九月 (丙寅朔)丙戌 六七六年 九月二十一日 此云踰既 これをばゆきといふ


 ○ 「瑜」 「由」

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十六 武烈天皇即位前紀
見出し 西暦 月日 N 番号 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十六 武烈天皇即位前紀 仁賢天皇十一年八月 戊寅四九八年 八月 N 88 瑜屡世登耶瀰古 ゆるせとやみこ 許せとや御子

一字一音の句・・・万葉集 巻17 4011
番号 抽出用原文 読み 訓読み 作者 年代 西暦
17 4011 由流須許等奈久 ゆるすことなく 許すことなく 大伴家持 天平19年9月26日 747


 ○ 「油」

上記以外・・・日本書紀卷第二十九 天武天皇三年秋八月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十九 天武天皇三年 秋八月 戊寅朔庚辰 六七四年 八月三日 秋八月 あきはつきの
日本書紀卷第二十九 天武天皇三年 秋八月 戊寅朔庚辰 六七四年 八月三日 戊寅朔庚辰 つちのえとらのついたちかのえたつのひに
日本書紀卷第二十九 天武天皇三年 秋八月 戊寅朔庚辰 六七四年 八月三日 遣忍壁皇子於石上神宮 おさかべのみこをいそのかみのみやにまだして
日本書紀卷第二十九 天武天皇三年 秋八月 戊寅朔庚辰 六七四年 八月三日 膏油瑩神宝 かうゆをもてかむたからをみがかしむ


 ○ 「愈」

上記以外・・・日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六 伊弉諾尊 いざなきのみこと
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六 已到泉津平坂 すでによもつひらさかにいたります
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六 一云 あるにいはく
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六 伊弉諾尊 いざなきのみこと
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六 乃向大樹放■ すなはちおほきにむかひてゆまりまる
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第六 此即化成巨川 これすなはちおほかはとなる
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第七 ゆまり
日本書紀卷第一 神代上第五段一書第七 此云愈磨理 これをばゆまりといふ
■・・・尿の水の右横に毛



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