音読み・訓読みを問はず、とにかく一字一音「(ye)」の漢字一覧
                             
2021年12月4日    万葉散歩管理人 植芝 宏

 岩波書店 日本古典文学大系『古事記祝詞』・『「日本書記上』・『「日本書記下』・『萬葉集一』・『萬葉集二』・『萬葉集三』・『萬葉集四』を底本としています。

 例文は一例のみを示していますが、「(ye)」の詳細データが欲しい方はメールをください。
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また、この万葉散歩は古いソフトを使って作っているため、表示できない漢字が多々有ります。
■1・■2・■3・・・などと、何とか表示できない漢字を表現してきましたがこれにも限界があります。
幸い詳細データのエクセルファイルでは表示できない漢字が随分と減ってきて、今では■1・■2・■3・・・などの漢字も表示できるようになりました。
古事記・日本書紀・萬葉集における”検索用原文”ではなく”底本の原文”を知りたい方、漢字の表記の有無や読みの種類・漢字の位置やその分布等々をお知りになりたい方、
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お手間をおかけして申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い申しあげます。
メール uehiro08@kcn.ne.jp


古事記

一字一音
使用字数 35 24 16 13 13 10 4

延 発音「(ye)」 35字
通し番号 見出し 見出し 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6 7 8
K9561 古事記下巻 顕宗天皇 置目老媼 K113 美延受加母阿良牟 みyeずかもあらむ 見yeずかもあらむ ye

江 発音「(ye)」 24字
通し番号
K927
見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記上巻 伊邪那岐命と伊邪那美命 禊祓と神々の化生 墨江之三前大神也 すみのyeのみまへのおほかみなり 墨江の三前の大神なり
1 2 3 4 5 6 7 8
すみの ye まへの おほ かみ なり

兄 発音「(ye)」 16字
通し番号 見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文 5 1 2 3 4
K3845 古事記中巻 神武天皇 東征 召兄宇迦斯 yeうかしをよびて 兄宇迦斯を召びて よびて ye しを

枝 発音「(ye)」 13字
通し番号 見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文 3 1 2
K1302 古事記上巻 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 於上枝 ほつyeに 上つ枝に ほつ ye

所 発音「(ye)」 13字
通し番号
K1401
見出し 見出し 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記上巻 天照大神と須佐之男命 五穀の起源 所殺神於身生物者 ころさyeしかみのみになれるものは 殺さyeし神の身に生れる物は
2 1 3 5 4 6 7 8
yeし ころさ かみの なれる もの

見 発音「(ye)」 10字
検索用原文 ひらがな文 訓読文 2 1 3
見欺而 あざむかyeて 欺かyeて ye あざむか

被 発音「(ye)」 4字
通し番号
K5429
見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記中巻 垂仁天皇 円野比売 以姿醜被還之事 すがたみにくきをもちてかへさyeしこと 姿醜きを以ちて還さyeし事
3 1 2 5 4 6 7
もちて 姿 すがた みにくきを yeし かへさ   こと


日本書紀

一字一音
使用字数 136 53 49 49 28 26 18 12 7 3 3

兄 発音「(ye)」 136字
通し番号 見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3
N29822 日本書紀巻第二十四 皇極天皇三年春正月乙亥朔 644年1月1日 中大兄 なかのおほye 中の大兄 なかの おほ ye

所 発音「(ye)」 53字
通し番号
N30273
見出し 西暦 原文 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十四 皇極天皇四年六月(丁酉朔)己酉 645年6月13日 取所燒國記而 取所焼国記而 やかyeるくにつふみをとりて 焼かyeる国つ記を取りて
5 2 1 3 4 6
とり yeる やか くにつ ふみを

見 発音「(ye)」 49字
通し番号
N22076
見出し 西暦 原文 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十九 欽明天皇二年夏四月 541年4月 由是見亡 由是見亡 これによりてほろぼさyeき 是に由りて亡ぼさyeき
2 1 4 3
よりて これに yeき ほろぼさ

被 発音「(ye)」 49字
通し番号
N9494
見出し 西暦 原文 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第七 景行天皇四十年 庚戌110年是歳 知被欺 知被欺 あざむかyeぬとしろしめして 欺かyeぬと知ろしめして
3 2 1
しろしめして yeぬと あざむか

枝 発音「(ye)」 28字
通し番号
N1621
見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第一 神代上第七段本文 中枝懸八咫鏡 なかつyeにはやたのかがみをとりかけ 中つ枝には八咫の鏡をとり懸け
1 2 6 7 3 4 5
なかつ yeには   とり かけ たの かがみを

曳 発音「(ye)」 26字
通し番号
N13623
見出し 西暦 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十一 仁徳天皇二十二年春正月 甲子334年1月 N46 多曳麼菟餓務珥 たyeまつがむに 絶ye間継がむに
1 2 3 4 5 6 7
ye

江 発音「(ye)」 18字
通し番号
N34460
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十七 天智天皇二年秋八月(壬午朔)戊戌 663年8月17日 陣烈於白村江 はくすきのyeにつらなれり 白村の江に陣烈れり
5 4 1 2 3
陣烈 つらなれり はく すきの ye

吉 発音「(ye)」 12字
通し番号
N863
見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第一 神代上第五段一書第六 是即住吉大神矣 これすなはちすみのyeのおほみかみなり 是即ち住の吉の大神なり
1 2 3 4 5 6 7
これ すなはち すみの yeの おほ みかみなり  

長 発音「(ye)」 7字
通し番号
N32164
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十五 大化五年三月(乙巳朔)戊辰 649年3月24日 大臣長子興志 おほおみのyeこのこごし 大臣の長子の興志
1 2 3 4 5 6
おほ おみの ye この こご

叡 発音「(ye)」 3字
通し番号
N41902
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第三十 持統天皇十年三月(癸卯朔)甲寅 696年3月12日 与肅慎志良守叡草 みしはせのしらすyeさうとに 肅慎の志良守叡草とに
7 1 2 3 4 5 6
とに 肅慎 みしはせの ye さう

延 発音「(ye)」 3字
通し番号
N8991
見出し 西暦 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第七 景行天皇十七年春三月戊戌朔己酉 丁亥87年3月12日 N23 志邏伽之餓延塢 しらかしがyeを 白橿が枝を
1 2 3 4 5 6 7
ye


萬葉集

一字一音
使用字数 142 76 68 65 41 32 6 4 4 4 3 2 2 1 1

所 発音「(ye)」 142字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 2 1 3 4 6 5
M3962 万葉集巻第三 阿倍女郎 3_短歌_269 _4/5 所焼乍可将有 もyeつつかあらむ 焼yeつつかあらむ ye つつ あら

江 発音「(ye)」 76字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6 7
M37799 万葉集巻第二十 倭文部可良麿 20_長歌_4372 _4/15 阿例波久江由久 あれはくyeゆく あれは越ye行く ye

要 発音「(ye)」 68字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M32004 万葉集巻第十七 大伴坂上郎女 17_短歌_3928 _3/5 於毛保要婆 おもほyeば 思ほyeば ye

延 発音「(ye)」 65字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M9673 万葉集巻第五 山上憶良 5_短歌_896 _3/5 吉許延許婆 きこyeこば 聞こye来ば ye

枝 発音「(ye)」 41字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M2041 万葉集巻第二 有間皇子 2_短歌/◎_141 _2/5 浜松之枝乎 はままつがyeを 浜松が枝を はま まつ ye

吉 発音「(ye)」 32字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3
M1037 万葉集巻第一 長皇子 1_短歌/◎_65 _3/5 住吉乃 すみのyeの 住吉の すみの ye

被 発音「(ye)」 6字
通し番号
M31992
巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文
万葉集巻第十七 17_題詞_3927 _3/7 被任越中国守 weつちゆうのくにのかみにまけらye 越中の国の守に任けらye
6 5 1 2 3 4
ye まけら weつ ちゆうの くにの かみに

叡 発音「(ye)」 4字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M26337 万葉集巻第十三 作者未詳 13_長歌_3281 _12/25 氷丹左叡渡 ひにさyeわたり 氷に冴ye渡り ye わたり

兄 発音「(ye)」 4字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
M3080 万葉集巻第二 柿本人麿 2_長歌_213 _6/55 百兄槻木 ももyeつきのき 百兄槻の木 もも ye つきの

見 発音「(ye)」 4字
通し番号 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 4 3
M30727 万葉集巻第十六 16_左注_3815 _4/15 夫君見棄 せのきみにすてらyeて 夫の君に棄てらyeて せの きみに yeて すてら

生 発音「(ye)」 3字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
M18086 万葉集巻第十 作者未詳 10_短歌_1846 _5/5 目生来鴨 もyeにけるかも 萌yeにけるかも yeに ける かも

曳 発音「(ye)」 2字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6 7
M37342 万葉集巻第二十 若倭部身麿 20_短歌/◎_4322 _4/5 加其佐倍美曳弖 かごさへみyeて 影さへ見yeて ye

遥 発音「(ye)」 2字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M26701 万葉集巻第十三 柿本人麿歌集 13_長歌_3309 _8/22 佐可遥越売 さかyeをとめ 栄ye少女 ye をと

衣 発音「(ye)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6 7
M34076 万葉集巻第十八 大伴家持 18_短歌_4078 _2/5 衣毛名豆気多理 えもなづけたり yeも(よくも)名づけたり ye

柄 発音「(ye)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6
M5047 万葉集巻第三 大伴駿河麿 3_短歌_407 _5/5 柄者指尓家牟 yeはさしにけむ 柄は指しにけむ ye さし



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