「や(ya)」の万葉仮名

2016年3月19日更新    万葉散歩フォトギャラリー管理人 植芝 宏
 万葉仮名の抽出にあたっては岩波書店日本古典文学大系「万葉集一」・「万葉集二」・「万葉集三」・「万葉集四」・
「日本書紀上」・「日本書紀下」・「古事記祝詞」を底本としています。


■「や(ya)」の発音に当てられている万葉仮名
 エクセルを使用して、万葉集に収録されている歌から発音「や(ya)」を含む句を抽出。
抽出した「や(ya)」を含む句から、

夜、八、也、哉、屋、矢、楊、耶、室、野、箭、笶、家、移、破、射

を見つけて集計したところ、「や(ya)」の発音に当てられている一字一音の万葉仮名は1394字あった。



■「や(ya)」の発音に当てられている万葉仮名




  その他
字数 493 271 263 164 151 13 10 10 6 4 3 2 1 1 1 1
割合 35% 19% 19% 12% 11% 4%

  
句数 一字一音 439 90% 6 2% 147 56% 1 1% 16 11% 1 8% 10 100% 2 20% 0 0% 4 100% 1 0 1 0 1 0
上記以外 51 10% 265 98% 115 44% 163 99% 134 89% 12 92% 0 0% 8 80% 6 100% 0 0% 2 2 0 1 0 1
490   271   262   164   150   13   10   10   6   4   3 2 1 1 1 1



■巻別字数表
巻/仮名
1 1 13 5 8 1 1                     29
2 1 19 7 8 10 1         1           47
3 1 22 2 6 9 2   2 4         1     49
4 1 18 11 19 9                       58
5 50   10 1 1   2 1   4     1       70
6 1 19 2 5 6 1   2       1         37
7 1 16 12 10 6             1         46
8 3 5 13 8 27       2               58
9 2 12 4 6 6 1   1                 32
10 3 30 9 22 30 2                     96
11   40 19 22 11     1                 93
12   25 13 24 2     2                 66
13 4 23 2 9 4 1   1     1           45
14 98   18   2   5                   123
15 48   56   3   1                   108
16 16 18 9 11 8                   1 1 64
17 80   15   2 2 1                   100
18 72 1 7   1   1                   82
19 13 9 15 5 13 2                     57
20 98 1 34               1           134
493 271 263 164 151 13 10 10 6 4 3 2 1 1 1 1 1394




■相換表
番号 抽出用原文 読み 訓読み  
3618 奈良能美故波 ならのみこは 奈良の都は 一字一音の句
3613 奈良能美故波 ならのみこは 奈良の都は 一字一音の句
1358 波之吉 はしき 愛しきやし 一字一音の句
3140 波之寸 はしき 愛しきやし 一字一音の句
2496 我忘 われわすれめ 我れ忘れめや 一字一音以外の句
2243 我忘 われわすれめ 我れ忘れめや 一字一音以外の句
4164 大夫 ますらを 大夫や 一字一音以外の句
2635 大夫 ますらを 大夫や 一字一音以外の句
117 大夫 ますらを 大夫や 一字一音以外の句
18 可苦佐布倍思 かくさふべし 隠さふべしや 一字一音の句
17 隠障倍之 かくさふべし 隠障ふべしや 一字一音以外の句
2596 こひわたらむ 恋ひや度(渡)らむ 一字一音以外の句
2486 こひわたらむ 恋ひや度(渡)らむ 一字一音以外の句
4155 戸尓須恵 どにすゑ 屋戸に据ゑ 一字一音の句
1459 戸尓有 どにある 室戸(屋戸)にある 一字一音以外の句
2128 遠放 とほざかる いや遠放かる 一字一音以外の句
4211 遠尓 とほに いや遠に 一字一音以外の句
364 射都流 いつる 射つる矢を 一字一音の句
3443 安乎宜乃 あをぎの 青柳の 一字一音の句
3603 安乎疑能 あをぎの 青楊の 一字一音の句
4164 投矢毛知 なぐやもち 投矢以ち 一字一音以外の句
3345 投箭之所思 なぐやしおもほゆ 投箭し思ほゆ 一字一音以外の句
1019 弓笶囲而 ゆみやかくみて 弓笶(矢)囲みて 一字一音以外の句
155 かしこき 恐(畏)や 一字一音以外の句
1800 かしこき 恐きや 一字一音以外の句
818 麻豆佐久登能 まづさくどの まづ咲く宿の 一字一音の句
4303 度乃也麻夫伎 どのやまぶき 屋戸の山吹 一字一音の句
846 那都可子岐 なつかしき いや懐しき 一字一音の句
3978 奈都可之久 なつかしく いや懐しく 一字一音の句
4223 都知尓於知米 つちにおちめ 地に落ちめやも 一字一音の句
812 都地尓意加米 つちにおかめ 地に置かめやも 一字一音の句
         
255 門当見由 どのあたりみゆ 家門のあたり見ゆ 一字一音以外の句
3880 都追伎夫利 つつきぶり 突き破り 一字一音の句
3851 藐孤能山乎 まこのやまを 藐孤射の山を 一字一音以外の句



■日本書紀において、「や(ya)」の発音に当てられている万葉仮名





■古事記において、「や(ya)」の発音に当てられている万葉仮名





    その他
u
字数 日本書紀歌謡       14   45 29   22 21                          
此をば〜と云ふ       8   6 3   2 4                        
上記以外 231 115 90 54 65 3 4 28 1   24 17 10 8 8 7 6 5 3 2 2 2 1
231 115 90 76 65 54 36 28 25 25 24 17 10 8 8 7 6 5 3 2 2 2 1
割合   27% 14% 11% 9% 8% 6% 4% 21%


    その他
殿
字数 古事記歌謡 155                      
〜は音を以ゐよ 14                      
〜を訓みて〜と云ふ   1                    
上記以外 30 138 52 27 19 7 4 3 3 3 2 1
199 139 52 27 19 7 4 3 3 3 2 1
割合   44% 30% 11% 6% 9%


■抽出した万葉仮名の使用例

 ○ 「八」 「野」 「捌」

此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第二 神代下第十段一書第四
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二 神代下第十段一書第四 八十連属 やそつづき
日本書紀卷第二 神代下第十段一書第四 此云野素豆豆企 これをばやそつづきといふ

上記以外・・・古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 天皇崩 すめらみことかむあがりまして
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 即意富祁命 すなはちおけのみこと
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 知天津日継 あまつひつぎしらしめしき
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 天皇御年 すめらみことのみとし
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 参拾捌歳 みそぢまりやとせ
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 治天下八歳 あめのしたしらしめすことやとせなりき
古事記下卷 顕宗天皇 御陵の土 御陵在片岡之石坏岡上也 みはかはかたをかのいはつきのをかにうへにあり

〜を訓みて〜と云ふ・・・古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 於上枝 ほつyeに
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 取著八尺勾?之五百津之御須麻流之玉 やさかのまがたまのいほつのみすまるのたまをとりつけ
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 於中枝 なかつyeに
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 取繋八尺鏡 やあたかがみをとりかけ
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 訓八尺云八阿多 八尺をよみてやあたといふ
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 於下枝 しづyeに
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 取垂白丹寸手 しらにキて
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 青丹寸手而 あをにキてをとりしでて
古事記上卷 天照大神と須佐之男命 天石屋戸 訓垂云志殿 垂を訓みてしでといふ


 ○ 「屋」 「祖」

上記以外・・・日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一
         タマノヤはタマノオヤ(玉の祖)の略。 tamanooya → tamanoya (母音連続による略)
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 又以中臣上祖 また、なかとみのとほつおや
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 天兒屋命 あめのこやねのみこと
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 忌部上祖太玉命 いみべのとほつおやふとたまのみこと
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 猿女上祖天鈿女命 さるめのとほつおやあまのうずめのみこと
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 鏡作上祖石凝姥命 かがみつくりのとほつおやいしこりどめのみこと
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 玉作上祖玉屋命 たますりのとほつおやたまのやのみこと
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 凡五部神 すべていつとものをのかみたちをもて
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第一 使配侍焉 そへてはべらしむ

上記以外・・・古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 其天兒屋命者 そのあめのこやねのみことは
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 中臣連等之祖 なかとみのむらじらのおや
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 布刀玉命者 ふとだまのみことは
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 忌部首等之祖 いみべのおびとらのおや
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 天宇受売命者 あめのうずめのみことは
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 猿女君等之祖 さるめのきみらのおや
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 伊斯許理度売命者 いしこりどめのみことは
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 鏡作連等之祖 かがみつくりのむらじらのおや
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 玉祖命 たまのやのみこと
古事記上卷 迩迩芸命 天孫降臨 玉祖連等之祖 たまのやのむらじらのおや

日本書紀卷第二十九 天武天皇十三年十二月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十九 天武天皇十三年 十二月 戊寅朔己卯 六八四年 十二月二日 玉祖連 たまのやのむらじ


 ○ 「乎」 「耶」

上記以外・・・日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 于時神光照海 ときに、あやしきひかりうなにてらして
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 忽然有浮来者 たちまちにうかびくるものあり
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 いはく
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 如吾不在者 「もしわれあらずは
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 汝何能平此国乎 いましいかにぞよくこのくにをむけましや
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 由吾在故 わがあるによりてのゆゑに
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 汝得建其大造之績矣 いましそのおほきにつくるいたはりをたつことえたり」といふ
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 是時大己貴神問曰 このときに、おほあなむちのかみとひてのたまはく
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 然則汝是誰耶 「しからばいましはこれたれぞ」とのたまふ
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 対曰 こたへていはく
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第六 吾是汝之幸魂奇魂也 「われはこれいましがさきみたまくしみたまなり」といふ

上記以外・・・古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り
見出し 見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 於是大国主神 ここにおほくにぬしのかみ
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 愁而告 うれひてのりたまひしく
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 吾独何能得作此国 あれひとりしていかにかよくこのくにをえつくらむ
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 孰神与吾 いづれのかみとあれと
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 能相作此国耶 よくこのくにをあひつくらむや」とのりたまひき
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 是時有光海依来之神 このときにわたをてらしてよりくるかみありき
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 其神言 そのかみののりたまひしく
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 能治我前者 「よくあがさきををさめば
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 吾能共与相作成 あれよくともにあひつくりなさむ
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 若不然者 もししからずば
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 国難成 くになりがたけむ」とのりたまひき
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 尓大国主神曰 ここにおほくにぬしのかみまをししく
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 然者治奉之状奈何 「しからばをさめまつるさまはいかにぞ」とまをしたまへば
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 答言吾者 「あれをば
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 伊都岐奉于倭之青垣東山上 やまとのあをかきのひがしのやまのへにいつきまつれ」とこたへのりたまひき
古事記上卷 大国主~ 少名毘古那神と国作り 此者坐御諸山上神也 こはみもろやまのへにますかみなり


 ○ 「矢」 「箭」

上記以外・・・日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年春正月
見出し 西暦 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年春正月 癸巳四五三年 四十二年 四十二年の
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年春正月 癸巳四五三年 春正月 はるむつきに
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年春正月 癸巳四五三年 天皇崩 すめらみことかむあがりましぬ
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 冬十月 ふゆかむなづきに
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 葬礼畢之 みはぶりのことをはりぬ
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 是時 このときに
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 太子行暴虐 ひつぎのみこ、あらくさかしまなるわざして
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 淫于婦女 をみなにたはけたまふ
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 国人謗之 ひとそしりまつる
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 群臣不従 まへつきみたちつかへまつらず
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 悉隷穴穂皇子 ふつくにあなほのみこにつきぬ
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 爰太子欲襲穴穂皇子(而) ここにひつぎのみこ、あなほのみこをおそはむとして
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 密設兵 しのびにいくさをまうけたまふ
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 穴穂皇子復興兵将戦 あなほのみこ、またいくさをおこしてたたかはむとす
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 穴穂括箭 かれ、あなほや
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 軽括箭 かるや
日本書紀卷第十三 安康天皇即位前紀 允恭天皇二年冬十月 癸巳四五三年 始起于此時也 はじめてこのときにおこれり

上記以外・・・古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 尓軽太子畏而 ここにかるのひつぎのみこかしこみて
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 逃入大前小前宿祢大臣之家而 おほまへをまへのすくねのおほおみのいへににげいりて
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 備作兵器 つはものをそなへつくりたまひき
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 尓時所作 そのときにつくりたまひし
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 銅其箭之内 そのやのうちをあかがねにせり
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 かれ
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 号其矢謂軽箭 そのやをなづけてかるやといふ
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 穴穂王子亦 あなほのみこもまた
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 作兵器 つはものをつくりたまひき
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 此王子所作之矢者 このみこのつくりまししやは
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 即今時之矢者也 すなはちいまのやなり
古事記下卷 允恭天皇 軽太子と衣通王 是謂穴穂箭 こをあなほやといふ


 ○ 「耶」 「野」 「夜」

此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第一 神代上第四段本文
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第一 神代上第四段本文 廼生大日本豊秋津洲 すなはちおほやまととよあきづしまをうむ
日本書紀卷第一 神代上第四段本文 日本 やまと
日本書紀卷第一 神代上第四段本文 此云耶麻騰 これをばやまとといふ
日本書紀卷第一 神代上第四段本文 下皆效此 しもみなこれにならへ

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十四 雄略天皇四年秋八月 日本書紀歌謡75
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十四 雄略天皇四年 秋八月 (辛卯朔)庚戌 庚子四六〇年 八月廿日 野磨等能矩?嗚 やまとのくにを 倭の国を

古事記歌謡・・・古事記下卷 雄略天皇 吉野 古事記歌謡98
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
古事記下卷 雄略天皇 吉野 夜麻登能久尓袁 やまとのくにを 倭の国を

上記以外・・・日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二 妾是大山祇神之子 「やつこはこれおほやまつみのかみのむすめ
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二 名神吾田鹿葦津姫 なはかむあたかしつひめ
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第二 亦名木花開耶姫 またのなはこのはなのさくやびめ」とまうす

〜は音を以ゐよ・・・古事記上卷 迩迩芸命 木花之佐久夜毘売
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 迩迩芸命 木花之佐久夜毘売 大山津見神之女 「おほやまつみのかみのむすめ
古事記上卷 迩迩芸命 木花之佐久夜毘売 名神阿多都比売 なはかむあたつひめ
古事記上卷 迩迩芸命 木花之佐久夜毘売 此神名以音 此の神の名は音を以ゐよ
古事記上卷 迩迩芸命 木花之佐久夜毘売 亦名謂木花之佐久夜毘売 またのなはこのはなのさくやびめといふ」とまをしき
古事記上卷 迩迩芸命 木花之佐久夜毘売 此五字以音 此の五字は音を以ゐよ

上記以外・・・日本書紀卷第二十七 天智天皇十年十一月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十七 天智天皇十年 十一月 甲午朔癸卯 六七一年 十一月十日 筑紫君薩野馬 つくしのきみさちやま

上記以外・・・日本書紀卷第三十 持統天皇四年冬十月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第三十 持統天皇四年 冬十月 (甲辰朔)乙丑 六九〇年 十月二十二日 筑紫君薩夜麻 つくしのきみさちやま


 ○ 「耶」 「椰」 「揶」 「夜」

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十六 武烈天皇即位前紀 仁賢天皇十一年八月 日本書紀歌謡93
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十六 武烈天皇即位前紀 仁賢天皇十一年八月 戊寅四九八年 八月 陀黎耶始比登謀 たれやしひとも 誰やし人も

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十七 継体天皇七年九月 日本書紀歌謡97
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十七 継体天皇七年 九月 癸巳五一三年 九月 駄例夜矢比等母 たれやしひとも 誰やし人も

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十 応神天皇三十一年秋八月 日本書紀歌謡41
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十 応神天皇三十一年 秋八月 庚申三〇〇年 八月 訶枳譬句椰 かきひくや 掻き弾くや

古事記歌謡・・・古事記下卷 仁徳天皇 枯野という船 古事記歌謡75
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
古事記下卷 仁徳天皇 枯野という船 賀岐比久夜 かきひくや 掻き弾くや

日本書紀歌謡・・・日本書紀卷第十一 仁徳天皇三十年秋九月 日本書紀歌謡」54
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
日本書紀卷第十一 仁徳天皇三十年 秋九月 乙卯朔乙丑 壬寅三四二年 九月十一日 箇豆羅紀多伽弥揶 かづらきたかみや 葛城高宮

古事記歌謡・・・古事記下卷 仁徳天皇 八田若郎女 古事記歌謡59
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み 訓読み
古事記下卷 仁徳天皇 八田若郎女 迦豆良紀多迦美夜 かづらきたかみや 葛城高宮


 ○ 「哉」 「夜」

此をば〜と云ふ・・・日本書紀卷第三 神武天皇三十一年夏四月
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第三 神武天皇三十一年 夏四月 乙酉朔 辛卯前六三〇年 四月一日 妍哉乎国之獲矣 「あなにや、くにをえつること
日本書紀卷第三 神武天皇三十一年 夏四月 乙酉朔 辛卯前六三〇年 四月一日 あなに
日本書紀卷第三 神武天皇三十一年 夏四月 乙酉朔 辛卯前六三〇年 四月一日 此云鞅奈珥 これをばあなにといふ

見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第一 神代上第四段本文         憙哉 「あなうれしゑや
日本書紀卷第一 神代上第四段一書第五         美哉 「あなにゑや
日本書紀卷第二 神代下第九段一書第五         妍哉 「あなにゑや
日本書紀卷第三 神武天皇三十一年 夏四月 乙酉朔 辛卯前六三〇年 四月一日 妍哉 あなにや
日本書紀卷第三 神武天皇即位前紀戊午年 五月 丙寅朔癸酉 戊午前六六三年 五月八日 慨哉 「うれたきかや


 ○ 「掖」 「夜」

上記以外・・・日本書紀卷第二十二 推古天皇二十四年三月
         やくびと・・・今の屋久島の人
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十二 推古天皇二十四年 三月 六一六年 三月 掖玖人三口帰化 やくびとみたり、まうおもぶけり

上記以外・・・日本書紀卷第二十二 推古天皇二十四年三月
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十二 推古天皇二十四年 夏五月 六一六年 五月 夜句人七口来之 やくびとななたり、まうおもぶけり


 ○ 「歟」 「矣」 「也」 「乎」

上記以外・・・日本書紀 各巻
見出し 見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第十七 継体天皇二十四年 春二月 豈不慎 あにつつしまざらむ
日本書紀卷第二十五 大化二年 三月 豈不慎 あにつつしまざらむ
日本書紀卷第十四 雄略天皇九年 春二月 可不慎 つつしまざるべけむ
日本書紀卷第十九 欽明天皇二年 秋七月 可不慎 つつしまざるべけむ
日本書紀卷第一 神代上第八段一書第二   敢不饗 あへてみあへせざらむ


 ○ 「殿」 「室」

上記以外・・・古事記上卷 火遠理命 鵜葺草不合命
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記上卷 火遠理命 鵜葺草不合命 産殿 うぶやをつくりき

上記以外・・・日本書紀卷第二 神代下第十段本文
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二 神代下第十段本文 請為我作産室相待矣 ねがはくは、やつこがためにうぶやをつくりてあひまちたまへ」とまうす


 ○ 「舍」

上記以外・・・古事記下卷 雄略天皇 皇后求婚
見出し 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
古事記下卷 雄略天皇 皇后求婚 其上堅魚作者誰家 「そのかつををあげてをつくれるはたがいへぞ」とのりたまへば

上記以外・・・日本書紀卷第二十三 舒明天皇即位前紀 推古天皇卅六年九月
見出し 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十三 舒明天皇即位前紀 推古天皇卅六年九月 六二八年 九月 逃匿于尼寺瓦舍 あまでらのかはらやににげかくる


 ○ 「文」

上記以外・・・日本書紀卷第七
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第七 景行天皇十二年 十二月 癸巳朔丁酉 壬午八二年 十二月五日 襲国有厚鹿 そのくににあつか
日本書紀卷第七 景行天皇十二年 十二月 癸巳朔丁酉 壬午八二年 十二月五日 鹿 さかといふものあり
日本書紀卷第七 景行天皇十二年 十二月 癸巳朔丁酉 壬午八二年 十二月五日 兄曰市乾鹿 yeをいちふかとまうす
日本書紀卷第七 景行天皇二十七年 十二月   丁酉九七年 十二月 名取石鹿 なはとろしか


 ○ 「益」

上記以外・・・日本書紀卷第三十
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第三十 持統天皇即位前紀 朱鳥元年冬十月 戊辰朔己巳 六八六年 十月二日 巨勢朝臣多益須 こせのあそみたやす
日本書紀卷第三十 持統天皇七年 十一月 (丙戌朔)己亥 六九三年 十一月十四日 試飲近江国益須郡醴泉 こころみにあふみのくにのやすのこほりのこさけのいづみをのましめたまふ
日本書紀卷第三十 持統天皇八年 三月 (甲申朔)己亥 六九四年 三月十六日 停宿益須寺(而) やすでらにやどりて


 ○ 「移」

上記以外・・・日本書紀
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第九 神功皇后摂政四十六年 春三月 乙亥朔 丙寅二四六年 三月一日 即以{人尓波移与卓淳人過古二人 すなはちしたがへるひとにはやととくじゆんのひとわことふたりをもて
日本書紀卷第十七 継体天皇七年 夏六月   癸巳五一三年 六月 意斯移麻岐弥 やまとのおしやまきみといふ
日本書紀卷第十九 欽明天皇十四年 八月 辛卯朔丁酉 五五三年 八月七日 奏海表諸弥移居之事 わたのほかのもろもろのみやけのことをまうさしむ


 ○ 「陽」

上記以外・・・日本書紀
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第二十二 推古天皇十年 冬十月   六〇二年 十月 陽胡史祖玉陳習暦法 やごのふびとのおやたまふる、こよみをならふ
日本書紀卷第三十 持統天皇四年 九月 (乙亥朔)丁酉 六九〇年 九月二十三日 軍丁筑紫国上陽東S大伴部博麻 いくさよほろつくしのくにのかみつやめのこほりのおほともべのはかま


 ○ 「綾」

上記以外・・・日本書紀
見出し 干支紀日 西暦 月日 抽出用原文(新体字、簡体字、俗字) 読み
日本書紀卷第十七 継体天皇元年 三月 (庚申朔)癸酉 丁亥五〇七年 三月十四日 其一曰稚綾姫皇女 そのひとりをわかやひめみことまうす
日本書紀卷第十八 宣化天皇元年 三月 (壬寅朔)己酉 丙辰五三六年 三月八日 次曰倉稚綾姫皇女 つぎをくらのわかやひめのみことまうす



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