音読み・訓読みを問はず、とにかく一字一音「り(ri)」の漢字一覧
                             
2022年1月4日    万葉散歩管理人 植芝 宏
 岩波書店 日本古典文学大系『古事記祝詞』・『「日本書記上』・『「日本書記下』・『萬葉集一』・『萬葉集二』・『萬葉集三』・『萬葉集四』を底本としています。

 例文は一例のみを示していますが、「り(ri)」の詳細データが欲しい方はメールをください。
返信メールに詳細データのエクセルファイルを添付して差し上げます。
また、この万葉散歩は古いソフトを使って作っているため、表示できない漢字が多々有ります。
■1・■2・■3・・・などと、何とか表示できない漢字を表現してきましたがこれにも限界があります。
幸い詳細データのエクセルファイルでは表示できない漢字が随分と減ってきて、今では■1・■2・■3・・・などの漢字も表示できるようになりました。
古事記・日本書紀・萬葉集における”検索用原文”ではなく”底本の原文”を知りたい方、漢字の表記の有無や読みの種類・漢字の位置やその分布等々をお知りになりたい方、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
また記載ミスの発見がございましたら、ご一報をお願いします。
お手間をおかけして申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い申しあげます。
メール uehiro08@kcn.ne.jp


古事記

一字一音
使用字数 243 12 5 4 2 1

理 発音「り(ri)」 243字
通し番号 見出し 見出し 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6 7
K1972 古事記上巻 大国主~ 沼河比売求婚 K2 阿理登岐加志弖 ありときかして 有りと聞かして

人 発音「り(ri)」 12字
通し番号
K1422
見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記上巻 天照大神と須佐之男命 須佐之男命の大蛇退治 老夫与老女二人在而 おきなとおみなとふたりありて 老夫と老女と二人在りて
1 3 2 4 5 6 7
老夫 おきなと 老女 をみな ふた あり

所 発音「り(ri)」 5字
通し番号
K1149
見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記上巻 天照大神と須佐之男命 天の安の河の誓約 物実因我物所成 ものざねあがものによりてなれり 物実我が物に因りて成れり
1 2 3 4 5 7 6
もの ざね よりて あが ものに なれ

降 発音「り(ri)」 4字
通し番号
K2906
見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記上巻 迩迩芸命 猿田毘古神 聞天神御子天降坐故 あまつかみのみこあもりますとききつるゆweに 天つ神の御子天降り坐すと聞きつる故に
8 1 2 3 4 5 6 7 9
ききつる あまつ かみの あも ますと ゆweに

入 発音「り(ri)」 2字
通し番号
K1041
見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
古事記上巻 天照大神と須佐之男命 須佐之男命の昇天 附五百入之靫 いほりのゆきをつけ 五百入の靫を附け
6 1 2 3 4 5
つけ ゆきを

在 発音「り(ri)」 1字
通し番号 見出し 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3
K575 古事記上巻 伊邪那岐命と伊邪那美命 神々の生成 病臥在 やみこやせり 病み臥せり やみ こやせ


日本書紀

一字一音
使用字数 160 98 43 22 20 11 8 7 4 4 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1
■…叶の十を多に換える。

利 発音「り(ri)」 160字
通し番号
N39238
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十九 天武天皇十三年十二月戊寅朔己卯 684年12月2日 此云之頭於利 これをばしつおりといふ 此をば倭文と云ふ
1 6 2 3 4 5
これをば いふ りと

人 発音「り(ri)」 98字
通し番号 見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 4 3
N32675 日本書紀巻第二十五 白雉三年夏四月 652年4月 一人為長 ひとりををさとす 一人を長とす ひと りを をさと

理 発音「り(ri)」 43字
通し番号
N27533
見出し 西暦 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十二 推古天皇二十一年十二月庚午朔 613年12月1日 N104 那礼奈理鶏迷夜 なれなりけめや 汝生りけめや
1 2 3 4 5 6 7

梨 発音「り(ri)」 22字
通し番号
N33461
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十六 斉明天皇五年三月 659年3月 此云之之梨姑 これをばししりこといふ 此をば肉入篭と云ふ
1 6 2 3 4 5
これをば いふ こと

■…叶の十を多に換える 発音「り(ri)」 20字
通し番号
N21209
見出し 西暦 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十七 継体天皇二十四年 庚戌530年是歳 N99 以祇能和駄?嗚 いきのわたりを 壱岐の渡を
1 2 3 4 5 6 7

離 発音「り(ri)」 11字
通し番号
N5486
見出し 西暦 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第三 神武天皇即位前紀戊午年冬十月癸巳朔 戊午前663年10月1日 N9 異離烏利苔毛 いりをりとも 入り居りとも
1 2 3 4 5 6

里 発音「り(ri)」 8字
通し番号
N2843
見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二 神代下第九段本文 此云褒能須素里 これをばほのすそりといふ 此をば火闌降と云ふ
1 7 2 3 4 5 6
これをば いふ りと

入 発音「り(ri)」 7字
通し番号
N21607
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十八 宣化天皇元年春正月 丙辰536年1月 遷都于桧隈廬入野 みやこをひのくまのいほりのにうつす 都を桧の隈の廬入野に遷す
8 1 7 2 3 4 5 6
うつす みやこを ひの くまの いほ

口 発音「り(ri)」 4字
通し番号
N38284
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十九 天武天皇十年
秋七月(戊辰朔)丁酉
681年7月30日 各出祓柱奴婢一口而 おのおのはらへつものやつこひとりをいだして 各祓へつ柱奴婢一口をい出して
1 7 2 3 4 5 6 8
おのおの いだし はらへつ もの 奴婢 やつこ ひと りを

在 発音「り(ri)」 4字
通し番号
N2782
見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二 神代下第九段本文 立於浮渚在平処 うきじまりたひらにたたして 浮き渚在り平処に立たして
6 5 1 2 3 4
たたして うき じま 平処 たひら

所 発音「り(ri)」 2字
通し番号
N36948
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十九 天武天皇四年二月(乙亥朔)己丑 675年2月15日 并諸寺等所賜 あはせてもろもろのてらどもにたまへりし 并せて諸の寺等に賜へりし
1 2 3 4 6 5
あはせて もろもろの てら どもに りし たまへ

履 発音「り(ri)」 2字
通し番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
N14453 日本書紀巻第十二 履中天皇 りちうてんわう 履中天皇 ちう てん わう

織 発音「り(ri)」 2字
通し番号 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
N3735 日本書紀巻第二 神代下第九段一書第七 次火夜織命 つぎにほのよりのみこと 次に火の夜織の命 つぎに ほの りの みこと

被 発音「り(ri)」 2字
通し番号 見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文 2 1 3 4
N38459 日本書紀巻第二十九 天武天皇十一年三月(甲午朔)辛酉 682年3月28日 被給食封 たまはりしじきふ 給はりし食封 りし たまは じき

有 発音「り(ri)」 2字
通し番号
N21383
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十八 安閑天皇元年冬十月庚戌朔甲子 甲寅534年10月15日 給賜香香有媛 かかりひめにたまはむ 香香有媛に給賜はむ
5 1 2 3 4
給賜 たまはむ ひめに

吏 発音「り(ri)」 2字
通し番号
N27183
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十二 推古天皇十六年
秋八月(辛丑朔)壬子
608年8月12日 使人長吏大礼蘇因高等 つかひちやうりだいらいそいんかうたち 使人長吏大礼蘇因高等
1 2 3 4 5 6 7 8 9
使人 つかひ ちやう だい らい いん かう たち

李 発音「り(ri)」 2字
通し番号
N35296
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二十七 天智天皇十年秋七月丙申朔丙午 671年7月11日 唐人李守真等 もろこしびとりしゆしんら 唐人李守真等
1 2 3 4 5 6
もろこし びと しゆ しん

降 発音「り(ri)」 1字
通し番号
N3895
見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第二 神代下第十段本文 時兄火闌降命 ときにこのかみほのすそりのみこと 時に兄火の闌降の命
1 2 3 4 5 6
ときに このかみ ほの すそ りの みこと

箇 発音「り(ri)」 1字
通し番号 見出し 検索用原文 ひらがな文 訓読文 4 1 2 3
N2438 日本書紀巻第一 神代上第八段一書第六 有一箇小男 ひとりのをぐなありて 一箇の小男有りて ありて ひと りの 小男 をぐな
小男…少彦名命

鳥 発音「り(ri)」 1字
通し番号
N21930
見出し 西暦 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十九 欽明天皇二年春三月 541年3月 其三曰臈嘴鳥皇子 そのみたりをあとりのみことまうす 其の三たりを臈嘴鳥の皇子と曰す
1 2 8 3 4 5 6 7
その みたりを まうす りの こと

釐 発音「り(ri)」 1字
通し番号
N19680
見出し 西暦 歌謡番号 検索用原文 ひらがな文 訓読文
日本書紀巻第十六 武烈天皇即位前紀仁賢天皇十一年八月 戊寅498年8月 N91 那為我与釐拠魔 なwiがよりこば 地が震り来ば
1 2 3 4 5 6 7
wi


萬葉集

一字一音
使用字数 579 345 168 68 18 15 7 4 3 3 3 3 2 1 1 1 1 1

里 発音「り(ri)」 579字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M27687 万葉集巻第十四 作者未詳 14_短歌/◎_3399 _3/5 可里婆祢尓 かりばねに 刈株に

利 発音「り(ri)」 345字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M8501 万葉集巻第五 山上憶良 5_短歌/◎_798 _3/5 知利奴倍斯 ちりぬべし 散りぬべし

理 発音「り(ri)」 168字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
M14966 万葉集巻第八 大伴坂上郎女 8_短歌/◎_1500 _3/5 姫由理乃 ひめゆりの 姫百合の ひめ

有 発音「り(ri)」 68字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5 6
M16142 万葉集巻第八 光明皇后 8_短歌/◎_1658 _2/5 二有見麻世波 ふたりみませば 二人見ませば ふた

入 発音「り(ri)」 18字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M20270 万葉集巻第十 作者未詳 10_短歌_2248 _3/5 五百入為而 いほりして 廬して

人 発音「り(ri)」 15字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
M1634 万葉集巻第二 大伯皇女 2_短歌/◎_106 _1/5 二人行杼 ふたりゆけど 二人行けど ふた ゆけ

裏 発音「り(ri)」 7字
通し番号 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 4 5 6 3 1 2
M30919 万葉集巻第十六 16_左注_3835 _5/20 出遊于堵裏 とりにいであそび 堵裏にい出遊び   あそび

吏 発音「り(ri)」 4字
通し番号 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 4 2 3 5
M34937 万葉集巻第十八 18_題詞_4132 _21/34 何題強吏乎 なにぞきやうりとしるさむや 何ぞ強吏と題さむや なにぞ しるさむ きやう りと

降 発音「り(ri)」 31字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3
M3841 万葉集巻第三 鴨足人 3_長歌_257 _1/19 天降付 あもりつく 天降りつく あも つく

在 発音「り(ri)」 3字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M6859 万葉集巻第四 賀茂女王 4_短歌/◎_565 _5/5 直相在登聞 ただにあへりとも 直に相へりとも ただに あへ

所 発音「り(ri)」 3字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 3 2 4
M30777 万葉集巻第十六 小鯛王 16_短歌_3820 _5/5 諾所因来 うべよそりけり 諾因そりけり うべ よそ けり

煎 発音「り(ri)」 3字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M11898 万葉集巻第六 田辺福麿歌集 6_短歌/◎_1048 _5/5 長生尓異煎 ながくおひにけり 長く生ひにけり ながく おひ

離 発音「り(ri)」 2字
通し番号 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 2 1 3 4
M38907 万葉集巻第二十 20_左注_4491 _3/5 薄愛離別 はしきうすらぎりべつせられ 愛薄らぎ離別せられ うすらぎ はしき べつせられ

許 発音「り(ri)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M15123 万葉集巻第八 山上憶良 8_短歌_1519 _5/5 我許来益武 わがりきまさむ 我が許来まさむ わが まさ

納 発音「り(ri)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
M31467 万葉集巻第十六 乞食者 16_長歌_3886 _27/54 参納来弖 まwiりきて 参納来て まwi

篇 発音「り(ri)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4
M21940 万葉集巻第十一 作者未詳 11_短歌_2558 _2/5 思篇来師 おもへりけらし 思へりけらし おもへ けら

隣 発音「り(ri)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 3 4 5
M25812 万葉集巻第十三 作者未詳 13_長歌_3242 _4/17 八十一隣之宮尓 くくりのみやに 八十一隣の宮に 八十一 くく みや

驪 発音「り(ri)」 1字
通し番号 作者 巻_類_番号 句番 検索用原文 ひらがな文 訓読文 1 2 4 3
M9134 万葉集巻第五 大伴旅人 5_序_853 _36/38 驪馬将去 りばいなむとす 驪馬去なむとす むとす いな



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