この作文は、平成9年度郵政省のボランティア貯金作文コンクール

に応募する際に書いたものです。

 

ネパールの子どもたち

白橿北小学校3年   内炭 安奈

三年前に、かぞくでネパールの山にのぼりに行きました。夜、ひこうきから下りたとき、わたしは、とても、寒くてジャンバーをきていました。ネパールの子どもたちは、半そでの服で、はだしです。そして、「一円ちょうだい、一円ちょうだい。」とあっまってきました。その日は、カトマンズのホテルにとまり、朝ホテルの出店で、チャパティとチャーを食べて、一人二ルピー(四円)でした。わたしたちがたべているのを、ネパールの子どもたちは、ほしそうに食べているのを見ていました。アンナプルナのトレッキングの帰りに、出店のおじさんが、わたしのきているジャンバーを見て「おみやげひんとわたしのきているジャンバーをかえてほしい」と言ってきました。話を聞くと、ネパールでいくらがんばってはたらいても、新しいくつした一足もなかなかかうことのできないので、うっているおみやげひんと、子どもの服をかえてほしいということだったので、ジャンバーと、わたしのきにいったネックレスとこうかんしました。ほかの人たちも、わたしのやぶれている、Tシャツやはいたくつしたとこうかんしてほしいと言ってきました。少しでもわたしの服がやくにたてばと、ネックレスや、ブレスレットとこうかんしました。ポカラで、わたしと、同年のこどものいてるホテルにとまりました。帰りに「日本に帰ると、かならず服をおくるね」とやくそくをしました。しかし、日本へ帰ってさっそく、おくったのですが、まだにもつがつかないと手紙がおくられてきました。ネパールでは、とちゅうで、ゆうびんぶつをとられることがあるらしいです。日本では、毎日、食べ物やきるものをそまつにしているけれども、それを少しでも、ネパールの人のためにやくにたつことができたらいいと思います。

 

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