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花火鑑賞士認定試験

● 花火鑑賞士認定試験とは

秋田県大仙市のNPO法人 大曲花火倶楽部

「花火を知的に、かつ、楽しく鑑賞するための技術向上を図ることにより、
もって市民レベルでの花火の普及に資する事」

を目的として、毎年10月に開催している認定試験です。

● 受験資格

(1) 高校生以上
(2) 次のいずれかに該当する者は受験できません。
 ア 花火を一度も見たことがない方。
 イ 花火が嫌いな方。
 ウ 花火を恒久平和に利用できない方。
 エ 花火を芸術と思わない方。

※花火鑑賞士認定試験 受験案内より抜粋


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就職/転職などに有利な資格とかではないけど…
交通費/宿泊費で6万円以上かかったけど…
行ってきましたよ。大曲(おおまがり/秋田県大仙市)まで。
花火好きなら、とりあえず受けとかないと。

● 8月中旬、受験申し込みをする。
  NPO法人 大曲花火倶楽部のサイトから試験申込書(PDF)をダウンロード/印刷し、必要事項を記入。
  受験料 \6,000 を振り込む。
  証明写真を撮影。
  申込書、写真(3枚)、受験料振り込みの控え(コピー)を大曲花火倶楽部へ郵送。

● 9月下旬、受験票と講義で使用するテキストが送られてくる。
  花火の歴史、花火玉の構造、打ち上げについて、玉名について、全国の花火大会など、盛りだくさんな内容。
  予習をするが、すべてが重要に思えて、どこを勉強すればいいか分からなくなる。

● 10月11日(土)、関西から当日朝11時までに試験会場入りなんて無理なので前日入り。
  伊丹から飛行機で秋田へ。
  例年は、試験が10月第2土曜日なのだが、今年は第29回国民文化祭・あきた2014の県民参加事業として
  11日(土)に「伝統×挑戦 日本の花火 大曲の花火」と題して花火が打ち上げられるため
  試験が12日(日)に変更になっている。

● 10月12日(日)、秋田駅10:06発の秋田新幹線こまち16号に乗車、大曲まで30分。




● 試験会場(大曲エンパイヤホテル)到着。受付をする。
  すでに会場はすごい人。

● 11:00 オリエンテーション。日程の説明や、今回の受験者の内訳などが伝えられた。

● 11:10 講義開始。実際の花火師さん達が講義を行う。

  11:10 〜 12:00 第1講義「花火の概要と歴史」
  12:00 〜 13:00 休憩(昼食)
  13:00 〜 13:55 第2講義「花火製造法と打ち上げ方法」
  14:05 〜 15:00 第3講義「花火の分類と種類」
  15:10 〜 16:30 第4講義「花火鑑賞のポイントと全国の花火大会」

  基本的にはテキストに沿った内容となっている。試験に出そうな所は重点的に説明。

  16:50 〜 17:50 認定試験パート1(ペーパー試験)
  17:50 〜 18:10 認定試験パート2(実技試験)

  試験は、記述式。「次の中から選べ」もあれば、「空欄を埋めよ」もあるし、「図式せよ」もある。
  「講義で、こんなの説明あったか?」というような問題もいくつかあった。

  毎年、問題は違うようだが、第1回からずっと出続けている問題があるとのこと。(出題率100%)
  それが「黒色火薬の配合比率
  ちなみに、硝石(硝酸カリウム)75%、硫黄10%、木炭15%

  試験パート2の実技は、全5問。
  「映像を見て、玉名を記述しなさい」というもの。
  各問題、映像を見た後に、制限時間20秒で記述。それを2回。


  ※玉名(ぎょくめい)とは、その名の通り、花火玉に付ける名前。
  一般的な花火の場合、上昇から開花して消えるまでの様子を表している。
  例)昇小花付三重芯引先紅緑銀点滅(のぼりこばなつき みえしん ひきさきべにみどりぎんてんめつ)
    上昇中に小さな花がいくつか開き、三重の芯星と外側に親星の合わせて四重の花が咲く菊。
    親星は、炭火色(暗いオレンジ色)の尾を引いた後、星が紅→緑と変化し、最後に銀色でピカピカと点滅し消える。
  玉名は、表記の仕方がいろいろあって、花火師によって変わってくる。
  上記の例は、詳細に書いた場合で、簡単に書くと「昇曲導付三重芯変化菊(のぼりきょくどうつき みえしん へんかぎく)」

  また、新作の花火などでは、上記の方法で表記できないものもあり、各社独自の表記のものや、イメージやテーマで玉名を付けたりする。
  例)「昇曲付二層時差式発光球(秋田県 株式会社小松煙火工業)」「昇曲導付 松島の夜景(新潟県 新潟煙火工業株式会社)」
    「モノクロームの華(群馬県 有限会社菊屋小幡花火店)」など。


  難しかった。なかなか瞬間的に判断できない。


● 翌日、秋田空港から羽田経由で伊丹に戻る予定が、台風19号のため羽田→伊丹が欠航。払戻をし、品川から新幹線で帰る。
  JR東海、JR西日本の在来線はすべて運休していたが、東海道新幹線は時刻表通り、遅れも運休もなく走っていた。

● 11月7日(金)正午、大曲花火倶楽部のサイトで合格発表。
  自分の受験番号を見つける。

ということで、何とか合格しました。
合格率の高い試験なのですが、そんな中で落ちたらどうしようと、不安でした。
(高い経費がかかってるからね〜)
※どうやら、合格率は高い模様(落ちる方が難しい?)

興味のある方は、NPO法人 大曲花火倶楽部のサイトまで。

また、花火のことや、玉名のことなどを知りたいという方は、日本の花火が参考になると思います。
玉名に対して、どんな花火が実際にうち上がるのかを見たいという方は、YouTubeで「大曲の花火」で検索すると良いでしょう。


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