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みなさん、「EWI/イーウィ」って知ってます?「Electric Wind Instrument」の略なのですが、
「アカイ プロフェッショナル エムアイ」から発売されているもので、一般に「ウインドシンセ」と呼ばれるジャンルの楽器の一つです。
日本を代表するフュージョンバンド「T-SQUARE」が使用していることで有名です。
ウインドシンセというのは管楽器タイプのシンセサイザーで、キーを押しマウスピースに息を吹き込むことで音が出ます。
また、息の強さで音の強弱や音色が変化します。
ちなみに、現在市販されているウインドシンセは、このEWIと、ヤマハの「WX5」のみです。
(ヤマハの「EZ-TP」ってウインドシンセか?)
今回、遂に、以前からあこがれていたこの楽器を購入しました。\(^_^)/
中学校のアルトリコーダー以来、楽器にふれていないのですが、吹けるようになるでしょうかねぇ。
●では、「EWI3020」を紹介します。
上の長いのがコントローラ「EWI3020」です。これ単体では音は出ません(PCのキーボードだけみたいな状態)
で、下の箱が専用アナログ音源「EWI3020m」です。
EWIはMIDIで外部の音源をコントロールする場合も必ず、専用の音源を通す必要があります。
これがコントローラ「EWI3020」の表と裏です。
基本的にリコーダーやSAX等、木管系の楽器と同じ運指になっていますが、8オクターブの音域が制御できたり、
トロンボーンのようにグライドがかけられたり、右手でベンドをかけたりと、木管楽器とは一部異なる操作があります。
なお、キーは全てタッチセンサーになっているため、オクターブローラー(後述)以外は動きません。
(1) オクターブ・ローラー
その名の通りオクターブを決定するローラー。2個のローラーの谷間に左手親指を置くことで指定します。
1オクターブ上げるときは、一つ上の谷間へ指を滑らし、下げるときは、一つ下の谷間へ指を滑らします。
(2) グライド・プレート
オクターブローラーと一緒に触ることで、グライド(楽譜上でいうスラー)をかけることができます。
息を吹き込み続けたまま、キーの操作をすることで、2つの音程の間をなめらかに変化させることができます。
途中で息をとぎれさせると無効になります。
(3) スリンガー(ストラップ)を掛けるフック。
EWIのキーはタッチセンサーなので、少し触れただけで反応してしまいます。
そのため、手だけで支えることが不可能に近いので、スリンガーで首からぶら下げるようにして支えます。
(4) ベンド・プレート
右手親指を上下のプレートに近づけることで、ベンドアップ/ベンドダウン(半音から全音程度の上げ下げ)ができます。
(5) アース・プレート
EWIを演奏するときは、タッチセンサーを反応させるため、必ずこのアースプレート(マイナス電極)に
右手親指が触れている必要があります。
(6) 音源と接続するためのケーブルを挿すコネクタ
(7) ケーブルフック
(8) 吹き込んだ息が抜ける穴
マウスピースには、ビブラートセンサーが内蔵されていて、マウスピースを軽く噛む/緩めるを繰り返すことにより、
ビブラートをかけることができます。
さて、こんなセンサーの固まりであるコントローラーを、私のようなど素人が扱えるようになるんでしょうか f(^ー^;
とりあえず、がんばってみます。
●接続用マルチケーブルのコネクタについて
ウインドシンセ関連のHPを見ると、よく「EWIのケーブルは、断線しやすい」という書き込みがあります。
そこで、自作/修理ができるのか、使われているコネクタを調べてみました。
コネクタは、両端とも「ヒロセ電機(HRS)」のものが使われているようです。
まずは、音源側のコネクタ。
検索してみたところ、丸形コネクタの「RP13シリーズ」のようです。
RP13A形プッシュプルロックコネクタの
▼RP13A-12PA-13SC(13極/φC 6.1mm)
又は
▼RP13A-12PB-13SC(13極/φC 5.7mm)
と、思われます。
写真でも分かるように、13ピンのうち10ピンしか使っていません。
つづいて、コントローラ側のコネクタ。
10ピンのコネクタで、こちらも検索してみましたが、
こちらはオリジナルのコネクタなのか、カタログにありませんでした。
※ RP6-12P-10PA は形が似ていますが、勘合(コネクタの向きを定める出っ張り)が違います。
以上の結果から、マルチケーブルを自作することはムリのようです。
3020/3020m 及びマルチケーブルが生産終了となったら、コントローラ側のコネクタを取り替えて、
オリジナルのケーブルを作るしかないんですかね。
まあ、しばらくは大丈夫でしょうけど。
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