ハワイアンキルトメイキング

ハワイについてすぐに住所だけを頼りに
パッチワークショップに向かいました。

生地はたくさんありすぎて
なかなか選べないので
キットを一つだけ買ってきました。

お土産用じゃなくてキルター用
コンテンポラリーのハワイアン
お値段はちょっと張るけど
説明も丁寧だし、生地もいいので
型紙だけじゃなく生地まで
セットされてるキットにしました。

「難しいかしら?」って聞いたら
「作ったことあるの?」って
ちょうど持ってた自作のバックを見せたら
「まぁ大丈夫でしょ!」って・・
おおらかなハワイアンの人が
こう言うからにはけっこう面倒
なのかなって思いました。
土台布はオフホワイトのエイティが入ってたので半分にカット、残りは裏用です。

まずは下になる葉からです。

8分の1で型紙をおいてカットするんですが分厚くなるとうまく切れないので
4分の1にして切り出すことにしました。

他に用意するもののリストの中には『よく切れるはさみ』って
ハワイアン作ったことのある方なら納得ですよね。
「やる気と根気」もリストに入れておいてほしいところです。


広げてしつけをかけたところです。
これ全部一周まつるんですよねぇ・・・はぁ〜!
ほとんど見えなくなっちゃうなんて事
この時点では考えないことにしてひたすらアップリケです。


まつり終わったところ、ここまでですでに二日経過
もちろん肩こりと戦ってます
   
  全部まつり終わったら土台の重なった部分を
  表地を傷つけないよう抜き取ります。

  複雑な形なら無理に抜かなくてもいいけど
  これくらいの面積があれば抜いた白生地を
  何かに使えますものねぇ・・・

  表に返して花びらや他のパーツを乗せます。→
  ん〜〜  せっかくの葉がほとんど隠れちゃった!
  隠れちゃうならもっと手を抜いてもよかったのに
  花を置いてみるまでどの部分が出るのか
  確信が持てなくって結局全部まじめにアップリケです。
  
次々と花びらやめしべを切り出して置きながらふと・・・
「あらら?なんかちょっと違うぞ」って・・・

ハワイアンの基本って折りたたんだ布を切って広げて作るもの
葉はもちろん8分の1の線対称、
大きな下の花弁も4分の1の線対称で切り出してからそれぞれを切り離したのでOK,

でも・・・・・
めしべと上の小さな花びらはなぜか点対称なんです。

ためしに完全線対称に置いてみると
なんかデザイン上垢抜けない。

「多色使いだからコンテンポラリーハワイアン」って思ってたんですが
デザイン上もトラディショナルじゃないことにはじめて気づきました。

アップリケが済んだ後はキルト綿と裏打ち布を重ねて
キルティングしてトップ完成

ファスナーをつけた裏布をつけ、50センチ角のクッションに仕上げました。

50センチ角のヌードクッションを入れて出来上がり。
あらら・・・せっかくのウエーブキルトがほとんど見えない。
これリビングに置くと間違いなく枕になっちゃうんですよねぇ〜
確かにキットにはピローって書いてあったけど
枕にはねぇ・・・
おまけ

切り残したハギレで同じ大きさの花が2個分取れました。
葉は隠れた部分をはしょってばらばらに取ってあるので
これはもうハワイアンじゃなくてアップリケです。
土台はベージュの麻布を使ってバックに仕立てました。

おまけのおまけ

さらに残った布で2分の1の大きさの花びらが何個か切り出せました。
葉はもう取れない残骸になってしまったので葉と土台布は買い足して
ポーチにしてみました。
紐を通せるようにしたのでポシェットとしても使えます。
ハギレ整理なので同じように見えても全部少しずつ違います
どれがあたるかはおたのしみということで・・
過ぎてしまったカウプレ企画にご応募いただいた方に
抽選で送らせていただきますので少しお待ち下さい。

まだもう少しだけ生地が残ってるんで
ハワイアンはちょっと無理でも小さいものなら何とか作れそうです。
外れた方にもできるだけ何か送りますので気長にお待ちくださいませ。