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vol.2 導きの風

 

これは確か、短大の時の先輩方の卒業記念本に載せたヤツだったと思います。
久しぶりのオフセット本だったので、張り切ってトーン貼ってますね(笑)
Web用には不向きです…。

テーマがアレだったんで、オープニングだけはシリアスに描いてみたんですが…、
所詮中身はギャグにしかならなかったです(苦笑)
しかも、救われないし…。
ある種、終末思想的な何かがあるというか、何というか…(笑)
この辺が、私のギャグは「ちょっと辛口」と言われる所以かも知れないです。

…だって、救いよう無かったんだもん!

人って、ときどき自分の信じる道が全てだと思っちゃうふしがあると思うのね。
自分が正しいと思ったことこそが、常に正義であるような…。
…私だけか(苦笑)

でも、いくら自分では正しいと思ってても、実際にはそうでない事とか多くて、
自分の認識が間違っていることに、何時までたっても気付けない…。
他人に忠告されたところで、相手を敵視するだけで、全然話を聴こうとしなかったり。
激しく思い込んでしまうってのは、それ程危険なことなんだろうな。
私自身、かなり思い込み激しい方なんで、そんな反省も込めてv

でも、勘違いを堂々と力説するオヤジは、描いてて楽しかった(笑)
人を見た目だけで判断するお嬢さんもなかなか…。

大人気はもちろん、おかしくなってしまった土の精だったけど。
ガリガリに痩せてるワリには、やたら元気のいい感じで。
不純物を一切含んでいないので、他のものを受け付けるという許容量は狭そうかな。
しかも、ヘタに大事にされてるから、変にエラそう(笑)
排他的で、いわゆる「大地の恵」的なイメージは皆無といった、非生産的な歪んだイメージです。

何にせよ、正しい知識を得るためには、とにかく勉強しなくちゃいかんなぁ、と…。

そういう意味では、テーマ的にとってもシリアスだと思うんだけどな、コレ。
…でも、ギャグにしかみえないかも…(笑)