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vol.1 ファイティング・ファイター

 

この漫画は、確か短大での漫画デビュー作だったと思います。
文化祭で売るためのオフセット本用の原稿で、夏休みにのんびり描きました。
だもんで、他のヤツよりも気合入ってるし、余裕あったので、丁寧に描いてあります。
…っつっても所詮、この程度なのですが…。

私、こういう、とりとめのない勢いだけで押し切る漫画描くの好きなんです(笑)
特に深いメッセージがこもってるとか、そんなことは、ちぃーっともありません。
いや、まぁ、あえて言うならば、
「世の中が間違ってるのだとしたら、そんな世の中で何があったっておかしくないじゃん!」
みたいな…。 私、この当時、周りで流行してた、
なんでもかんでも「世の中が間違ってるからいけないんだ!」っていう考え方が、
なんとなくキライだったような気がしないでもない…。

ちなみに、あの強引な妖精さんには一応、「アリーナ」という名前があります。
「何でもアリぃな!」のアリーナです(笑)
…なんてイイカゲンな…。

この話は、元ネタをばらしちゃうと、ある日の兄との会話から出たものです。
どういう会話の流れだったかは、すでに忘れてしまったけど、

兄 : 「では、私にはまだ、やらねばならぬことがあるのでな!」
私 : 「やらねばって何を?」
兄 : 「ん〜とりあえず、邪悪なドラゴンと戦うとか…」

…っていう感じだったと思います。
たったコレだけ。
ハイ、うちは兄もそんな人なんです(笑)

ま、こんな会話を日常でする兄弟もなんだが、それをネタにするヤツも何なんだか…。
…私、こういう些細なところからネタ持ってくるの好きなので、
いつも描いてるモノも、きっかけは、だいたいこんなモンです。

やぁ、ネタなんて、どっから持って来るか解かんない物ですねv