生駒市の北端にある高山町は、竹製品の伝統の技を伝える里。 500年の歴史を有する高山茶筌を始めとする茶杓、柄杓、花器、香合などの茶道具は、秘伝の手技によって伝えられてきました。 その竹製品の美や姿を広く一般に知ってもらい、地場産業の一層の振興を図ろうと設けられたのが、この高山竹林園です。 園内の資料館には和室があり、そこでは白砂の敷き詰められた日本庭園を眺めながら茶事ができるようになっています。 また毎年秋には大茶会があり、なかでも直径39cmもあるジャンボ茶碗でお茶を楽しむ「円楽大楽茶」は大勢の市民の笑いが絶えません。