三黄瀉心湯・黄連解毒湯・五苓散等その時の症状によって使い分けします。

その他にも半夏瀉心湯や小柴胡湯のように胃薬によく使う処方を用いることも沢山あります。

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二日酔いによく使われる処方

●症状による使い分け

三黄瀉心湯 鳩尾あたりが痞えのぼせがあり顔面紅潮し便秘し、イライラする人の食欲不振や不眠・高血圧などに用います。
黄連解毒湯 からえずきや口が渇き舌も乾いてるような時の二日酔いに用います。
五苓散 口が渇き小便の出が減り下痢したり浮腫みや頭痛眩暈などを起こしている時の二日酔いに用います。

●胃薬によく使う処方

半夏瀉心湯 胃が痞えて硬くなり食欲なく嘔吐したりげっぷが出たり下痢したりお腹がゴロゴロ鳴ったりする時の胃炎・胃潰瘍・二日酔いなどに用います。
小柴胡湯 脇腹から鳩尾にかけて不快感や痛みがあり、胃がつかえて食欲なく口が苦くなったり舌に白い苔ができ、熱が出たり悪寒を繰り返すような時の風邪・肝炎・中耳炎・扁桃腺炎などに用います。


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