酒井たかえニュース  NO.3

 ☆4月の統一地方選挙では奈良市議選で、皆さんの暖かいご支援のおかげで初挑戦でありながら、
   1762票をいただきました。これからも女性と生活者の視点に立ち、精一杯がんばってまいります。

                                      1999年5月21日 朝日新聞


●戦い終って(緑ヶ丘の住人 水田幸一)
 昨年の暮れに町内のT女史より、来年の統一地方選挙の機会に奈良市議会議員に立候補したいという若い女性を紹介され、相談に乗ってやってほしいとの依頼があった。
 学生気分がまだ抜けてないような若い女性が、海千山千の男の社会に飛び込んで見ようとする気持ちに驚くと共に敬服したものです。
 自分の考えを書いたチラシを読ませて貰い、高い理想と政治に参画する強い意志の持主であることがうかがえて、兼ねて私は青和地区から奈良市政に参画する人が出て来る事を願っていた一人なので双手を挙げて賛成したものです。その若い女性「酒井たかえ」さんのこれからの活動に少しでも役立てばの軽い気持で相談に乗ることを請合ったのです。

 然しよくよく考えてみれば選挙についての私の経験したことは遠い昔のことで、今の時代に通じるかどうか、又酒井たかえサンの年令と私の年令が余りに大きな差があること即ち各々の生きて来た年代の違いを感じたとき、若い酒井たかえサンの考え方や行動を理解出来ないと、彼女に対してアドバイザーであったり道案内の役割が果たすことが出来るかと云った課題もあったり、特に私自身に危惧したことは年令による体力、気力の衰えその上に不自由な歩行で果して機動力を発揮出来るかどうか自分を知れば知る程、責任の重大さが身に沁みて自分自身をはげます毎日でした。
 待ったなしの毎日、彼女と行動を共にしている内に彼女の考えも言動もダンダン理解出来「酒井たかえ」を奈良市政に送り出すのが私の使命であり、杖を手にしながらの行動でも、ここまで来た以上残り少い人生に酒井たかえサンと共に情熱を注ぐのもこれも生き方の一つとしてお手伝い以上に彼女に賭けた四ヶ月でした。
 特に選挙運動期間の一週間、多くの若い主婦の方々に応援して頂き、文字通り手作りの選挙戦を展開しました。が、残念ながら今一歩のところで当選出来なかったのは、当初危惧した私の体力、気力の足らざる結果ではなかったかと候補者には勿論、応援して下さった大勢の方々に心の中で詫びている今日このごろです。

●市議会選挙を終えて(山本弘子)
 「選挙の手伝いをしていただけませんか?」と声をかけられて、「いいですよ。私でよければ。たいしたことはできませんが。」と返事した私。そして、はじめてボランティアが集まった日、そこには三人の町内の人しかいませんでし
た。これは大変なことになった、何もできない私でも頑張らなければならない、こんな少人数で本当にやっていけるのかとても心配でした。わからないことばかりでウロウロしている内に少しずつ応援してくれる人が増えてきましたが主婦が多く時間の制約も多くて十分には動けませんでした。でも、皆本当に一生懸命で
した。公示後の活動は素晴しいものでした。
 そして、選挙当日、開票、一七六二票。あまりの票の多さが信じられない程でした。こんなにも多くの人が支持して下さったなんて。やればできるものだと沁々と思いました。
 孝江さん、一七六二票の期待をこれからの四年間で大きく実らせて下さい。貴女の努力と成長にすべてが懸かっています。
 色々経験させて下さってありがとうございました。次回に夢を託します。

●(緑ヶ丘 N.Y.)
 これ程選挙の開票ニュースを真剣に見たことは、今だかつてなかった。最終は四月二十六日、午前一時三十分、『次点』の結果に何か不完全燃焼の厳しさを感じた。といって自分が、この選挙活動に積極的に関わった訳では決してない。仕事や家事のあい間の一、二時間のお手伝いであった。しかも、私にとっては、すべてが初めての体験であった。ニュースのポスティング、ポスター貼り、葉書の宛名書き、選挙カーの運転、電話掛け、桃太郎といって街中を候補者と共に旗を掲げて歩いて回ること等、今から思うと全くの素人が、思いつくままに目先の事をこなして来たといえる。
 酒井さんにしても、今回、初めての立候補で、知名度なく、選挙方針も確立せず、政策が、選挙民に充分伝わったとは考えられず、ないないづくしの戦いではあったが、この反省を四年後に生かすよう今日から一歩づつ、草の根運動に励まれる事を期待したい。

●市議会議員選挙の選挙運動に参加して(女性)
 はじめてのことで、“これでいいのかな?”と思うことが多かったこと。今まで、ただ耳に入ってくる選挙カーの声を聞いていただけだったのに、反対の立場になることができ、とてもいい経験ができました。
 酒井さんご本人と直接お話しすることができ、又、ご近所に住んでいながらお話ししたことのない方と話すことができて、良かったです。
 選挙に対して、こんなに真剣に考え、立候補する側のことを知る機会が与えられ、感謝しています。今回は、本当に残念でした。次回は是非、いい結果が出ますように、と願っております。

●(F.T.)
 街宣車に乗っていて、道行く人がにこやかにこちらを見て下さったり、手を振って下さったりした時は本当にうれしいでした。
 今まで逆の立場で街宣車が来ると視線を合わさないようにしてきた自分を反省しました。何でも相手の立場に立って考えることの大切さを痛感しました。
 旧市街の方々の方が、この辺の西部地区よりも、街宣車への接し方が温かく感じました。選挙への関心の高低の表れがここにも出ているのかと思いました。

●(K.T.)
 彼女と初めて会ったのは、昨年8月の大阪ドーンセンターの「男女平等基本法をつくろう!西日本ネットワーク」の会でした。さわやかな第一印象でした。
 その彼女の住んでいる所が私と同じ緑ヶ丘で家も近いとわかりびっくりしました。そして奈良市の市会議員に立候補すると聞いてもうメチャびっくりです。彼女は女性の視点で奈良市議会を捉え、普通の女性が現在、悩み・考えている「環境、教育、子育て、老人介護」そして「男女平等や女性、子どもへの暴力」の問題を真剣に考え、皆が元気で明るく生きて行けるよう提案し、実現していく強い思いと積極的な姿勢でした。私はこれに共鳴し、この人こそ私達の代表に相応しい候補者と思いました。そして、地元からどの党にも束縛されない市民の立場にたった彼女を市議会に送り込みたいと・・・・。それから、本当に素人の草の根の活動が始まりました。まず、自治会の元会長(水田さん)に(右の写真の元ハンサムな初老)お願いし、事務局長を引き受けて頂きました。もとPTAの役員さんやご近所の皆さんは雨の中のポスター貼りや宣伝カーのマイク嬢と短い期間でしたが素人の手探りの選挙活動でした。
 開票の当日は深夜遅く迄テレビの前にくぎづけで速報を見、1,762票も取れ(次点)、またびっくり。本当に最初から最後迄びっくりの連続でした。4年後の当選をめざし、又、私もお手伝いしたいと思います。皆さんと共に頑張りましょう!

●(酒井登美子)
 選挙が終りました。先ずお手伝いをして下さった方、ご近所の皆様からお励ましの力強いお言葉を沢山いただいたこと、そして何時でも、一寸お願いしますといってもらえれば、必ず行ってあげるからと、至情を示して下さった方々に何百遍ものお礼をいいたいと思いました。とても言葉に尽くせない程感謝しています。全く無名の酒井たかえに1762票もいただき恐縮しています。
 みなさまに助けられ、たたかった成果の一つの確認としての言葉“次点”。深さ、重み、継続の責任の領域と、寂寥、感慨、希望、飛躍という感情の領域と、定数という一本の境界線の遮断のルールの現実に、本人なりに反省も込めて行く彼方、方向を見すえているように思われます。
 今後の4年間を長いとみるか、短いと解釈するか、初夏の到来とともに具体性を帯びてきました。1762票の尊い支持者に応えさせていただくために、はたまた支持層を広げるためにも、凄まじい学びと経験の中で伸びていってほしいと念じています。
 21世紀に向けて自分が生きている世代と社会、その変動する潮流の中で、生活と労働の営みに精一杯努力している住民の立場で、福祉の向上と安全を守る市政を目指してほしいと考えます。その重要課題の一つが高齢者と少子化問題でもあろうと思います。それは人間生存の究極の問題で、生きることそのものだと考えるからです。   


1999年4月19日 奈良新聞

  奈良市議会を見学しよう会   参加者募集!

  ☆私たちの奈良市議会ではどんなことが話し合われて、どんなふうにもの事が決められて行くのでしょうか。
ご一緒に見学しませんか?
☆議会が行われるのは3月、6月、9月、12月の十日間ほどの内の、平日午前10時頃から午後4時頃まです。市役所4階の傍聴席に自由に出入りできます。
  ☆議会日程は直前に決まるので市役所に問い合わせるか、「奈良市議会を見学しよう会」までお問い合わせ下さい。

 見学内容
1.議会ってどんなとこ?
みんなあんまり知らない議会。でも私達の生活を決める身近な政治が行われます。

2.議員と話そう!
休憩時間などに議員さん達と会えます。話してみましょう!

※託児ルームご希望の方はご連絡を。議会事務局へ  こちらから申し込みます。

《お申込み・お問合せ》  「奈良市議会を見学しよう会」代表:酒井たかえ
                    奈良市学園緑ケ丘2−8−15 〒631−0026


   女性と政治を考える会
    入会者を募集! 
  ☆一緒に政治を語りませんか!・・・と言っても難しい事を話すのではなく、「私、こうしたい!」という思いを、声に挙げて行こうではありませんか!
  ☆毎月第3土曜日の午後1時より、酒井たかえ事務所でミーティングを行います。お気軽にご参加下さい!
   「女性と政治を考える会」 代表:水田幸一
  奈良市学園緑ケ丘2−8−15 〒631−0026


星野富弘花の詩画展
  7月28日(水)〜8月8日(日)
手足の自由を失い、口に筆をくわえて描く、いのちの讃歌
 奈良そごう美術館(奈良そごう5階)
  入場料:一般800円(前売り600円)☆前売り券のお申し込みは、酒井たかえまで!